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真正極楽寺(しんしょうごくらくじ)は、天台宗の寺院で通称・真如堂(しんにょどう永観2年(984年)、比叡山の僧である戒算が夢告により、比叡山行堂の本尊阿弥陀如来を安置したのが始まりである(『真如堂縁起』)
正暦3年(992年)一条天皇の勅許を得て本堂が創建されたという。不断仏の道場として念仏行者や庶民、特に女性の信仰を得てきた。
しかし応仁の乱をはじめ度重なる火災により堂塔は焼失したその後足利将軍家や豊臣秀吉により京都市内の何カ所かを転々としたのち、元禄6年(1693年)、現在の場所に再建された本尊の阿弥陀如来は「頷き阿弥陀」とも呼ばれており、円仁(慈覚大師860年)が「修行者を守護して下され」と祈ると首を横に振り、「衆生、特に女性をお救い下され」と祈ると頷いた、という伝説がある
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