京風

そぞら歩きの千二百年の都のはんなり歴史街道と四季行事等

羅城門

2007-10-22 20:08:48 | 京都
桓武天皇が長岡京から京に都を置いた時に建てられる、(羅生門)とも言われて居ます が羅城門が本当です。
当時、南に羅城門、北に朱雀門、南北4k、道幅90mと記されています、台風に3度遭う 其の後再現される事なく廃嘘になり、基礎石は郡山城(奈良県)に、また菅原道真が使 用したと言われています。 (宇治拾遺物語)
摂津の国(京都と大阪の中間)の盗賊が羅城門に通りかかつた時、怪火にさそわれ階 上に上がり、そこに老婆が薄灯りの中で若女、死体の髪を抜いているのを見て。 その盗賊、老婆の抜いた髪や死体の着依を剥ぎ取り、去って行く。
その楼上には死骸を放置するので、人骨の山が出来ていた。 「今昔物語集」
 
源頼光の四天王の一人渡辺綱が羅城門で鬼退治の話は有名ですね。
芥川龍之介の羅生門は「今昔物語集」をヒントに書いたのでしょう、又、朱雀門も「六の 宮の姫君」等があります。



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