京風

そぞら歩きの千二百年の都のはんなり歴史街道と四季行事等

龍安寺 白銀(雪)の龍安寺

2015-02-10 10:25:28 | お出かけ







宝徳2年(1450)室町幕府官領細川勝元が、徳大寺家の別荘を譲り受けて寺地とし妙心寺の義天玄 承を開山として創建されたものであり、臨済宗妙心寺派に属し、禅苑の名刹である。 応仁の乱で焼失して、再興したが、火災で焼失したため西源院方丈を移築した。
方丈の前庭は枯山 水の庭として著名である。 庭内は一木一草も用いず、地表に白砂を敷き15個の自然石をはいする。その姿から「虎の子渡し」 の庭と云われ・・・・・・・・ 配置された15の石が東から7・5・3で構成されているので「七・五・三の庭」ともいわれる室町時代 末期の作で特芳禅傑らの優れた禅僧によって作られたものと伝えられる。 見る人によって自由な解釈や連想を欲しいままにさせるこの庭は禅の公案のようであり,見た目には すこぶる単純な構成であるがその中に秘められた魅力は大きく、岩とそれにまつわる苔、それらを取 り囲む白い砂に描かれた筋目が一層神秘的である柿葺屋根の新しさとの違和感も自然に思える。

応仁の乱
(1467年西陣(南朝)に山名宗全(天空の城)9万余、東陣(北朝)に細川勝元(細川護煕・元総理)十万余の軍勢11年間にわたる戦場と化した京の歴史的な最大の出来事だつた。
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