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udon-cha

ぽーるとダシヨの往復書簡

後悔は楽しみに変えてこそ

2021-04-03 00:42:00 | ノンジャンル
ダシヨへ



初バイト初バス、そしてまさかの遺影 2021.3.28 6:27

前振りなだけやけど、意味深な画像タイトル失礼っ。
こんな書き出しが筆を取りやすくご容赦ください。

ほんと、いつの間にか40歳間近だよ。
動作の拍子にヨイショって、思わず口に出す頻度が増えた。
ゴミ袋とかビニール袋を開けたい時に、すごく苦戦するようになった。
特に冬の釣り帰りのスーパー、乾燥から皮脂減ってるんだね。
まだ抵抗を感じて指をなめてはいないけど、確かな老いを感じる。

去年を振り返っての
>あきらめるのが早くなってるだけか?

これも体力の低下?明日の心配が先行するようになった?
ガツガツしなくなった心の余裕?
理由はどうあれ、殺気が消えて釣果につながってるんじゃないかな。
バスって空気・こっちの感情を読むのうまい気がする。
だからこそ、いろんな思いをぶつけたくなる。



去年のラストフィッシュ 2020.11.15 9:41

前回の手紙でラストバス?と言いつつ、そんなつもりなかったけど。
11月12月とボーズを重ねる日々でした。
ナマズも愛らしくて好き。でもね。臭いがキュンと来ない。
バスの心地よさに臭いも追加して。笑。。
大好きだからあの臭さが好きなのか、好きな臭いだから更にバスが好きなのか。
そんな恋愛文句があった気がするけど、ホントそう。
(好きな人のにおいは臭くても臭く感じない、好きなにおいに感じる人はDNAが相性イイ人を選んでるとか、そんなんなかったかな)



初釣りの幸せ 2021.1.25 16:37

諸々の事情で行きたくても行けない状況が続き、ようやく。
空を広く感じつつ、湖面にポツンと気持ち良かった。
何もなかったが、去年以上に冬の釣りが好きになった。

苦手な朝も頑張って夜明け前から湖面に繰り出す。
夜のはざま、野生がうごめく、畏れの中。
欲に突き動かされ、わくわく、ぞわぞわ。
冷たい、寒い、きーんとした空気が、何か起きそうな期待ふくらます。
そんな時間を何度も過ごしたけど、釣れないね。
なんで!めっちゃ釣れる気してんのに!
こんなに必死になれることを喜ぶべきだけど、報われると信じてたのに!
また来年かぁ。

フィールドを独り占めできる贅沢と、妄想を存分に発揮できる白紙のキャンバス感が良いんだね。

>この釣りの面白さの究極は「プラッギング」に集約
うん!そうだわ!
動かしているのを目で楽しめるからこそ、飽きずに釣れそうと思い続けられる。
そして「プラグ」があってこそだよね。

“Limp170”が無かったら、こうも冬に出掛けてない。
気配の消し方・ロングポーズ・死にかけリンプアクション…。
ひとつずつ自分の中で進化を感じつつ、原動力を得られたよ。
たった一つのルアーとの出会いが、こんなにも釣りを、人生を豊かにしてくれるんだね。
ルアーに込められた熱い妄想に、焦がされまくりだよ。

そんな孤独のフィッシュばかりじゃなく、こないだはホソミ所長とジョンボート一緒してさ。
印象に残ったのが、ホソミ所長が、岩盤に向かって投げて。
早めのサミングはやりがちだけど、着水直前に体を仰け反らせててん。
キャスト中にルアーに分身を投影して、迫り来る岩盤に思わず避けちゃう。
ぶつけた時に痛って言っちゃうのはあるけど、仰け反るとはっ!
気持ちがそれだけ乗っかってる証しじゃない?
アブサンスタッガーかホローペイトLやったか。
こんな思いにさせられてるんだから、ルアービルダーってやっぱり凄いぜ!

そんな風には無理でも、何でも良いから小さくても何か成し遂げたいと。
40歳の覚悟と勇気なく、大人になれてないけど、焦燥感はようやく芽生えた。
がんばれ、オレ(笑)



やったー! 2021.3.28 6:27

相変わらず迷子な手紙だこと。

前日は朝から全然ダメで、うっすら濁り、流れなく澱んだ雰囲気。
ベイトすら浮いていないし、バスは何処?って感じ。
上流から下流まで投げて投げて投げて。
最後に入った支流のバックウォーター、Limpに後ろからついて来たー!
バイトに至るには距離を感じるものの、日暮れ時にバックウォーターへ数匹差してきてて春を感じた!
翌日は朝から雨予報。期待しかない。

朝イチはそのバックウォーターへ。
慎重に丁寧に。うーん。あれっ?
薄暗くて視認できたチェイスは一匹。昨日のバス達は?
春だけど、まだシャローに完全に上がって来るほどじゃないのか?
ちょっと冬やアカガエルを意識して、ポイント移動。

川じゃなく森の湧水が流れ落ちるインレットと突き出た切り株が絡む所。
インレットの落水箇所にLimpが着水。
岸に沿わすようにコトコトコトコトゆっくり巻いてくる。
後ろに黒い影が現れたけど、一定の距離で、そのうち消えていった。
あの感じは釣れないよね。どうやったら喰ってくれるんやろ。

切り株横を通るように少しラインを変えて、再度キャスト。
気持ちを冬にして、じーと我慢。
投げた時のフローターからの波紋・揺れが消えて。
ラインの波動を最小限に、巻く振動も伝わらなように。
ヨタリ。ヨタリ。。。ヨタ・・・・。声を殺して。
切り株を横ぎるかどうかで。

がぁじゃっっ

心臓が暴れて全身からのアドレナリンって久しぶり!
手に付いた臭いを嗅いだ時に、目頭熱くなったよ。
冬の間に溜めた分、噴き出した興奮と歓喜。もう幸せ。

ここで満足すれば良かったのに、死にかけリンプアクションが良かったのか確認したく欲を出す。
慌てすぎ案の定、魔法の粉を使うのすっかり忘れてて、試したくもあり。

しばらくして、似たポイントで、力いっぱいのサイドキャスト。

バキンっ

手にはグリップの握り部分だけ。
目を先に向けると、水面直下で少し止まった様に見えたロッドが、すぅーと沈んでる。
頭の中の???が消えた時は既に遅し。
ルアーが沈むのには間に合いラインを掴んで、手繰り続ける。
クラッチが切れた状態だったので、ラインが出きったのか重みを感じて安心。
しかし、フッと軽くなり結び目の端が上がってきた。

ルアーのフックを外して、石ころルアーで探ったけど無理。
2個ロストしてあきらめ、釣りはやめてホームセンターや100均でアレコレ考えたけど…。

ほんと後悔。
オールアングルの握り部分が緩んだ時は、ちゃんと六角レンチを使いましょう。
グリグリねじってたら締まる。なんて横着を繰り返してて、いつか折れそうとは思ってた。
最近ほんの少し歪んだ気がしてたのに、なぜ交換しなかったのか。
それにラインよ。
ケチって下糸を何年も換えてなくて、傷んでるなぁと感じてたのに。
ホソミ所長にストレーンをいっぱい買ってもらったし、下糸いらんわと思ったのに、なぜサボったか。

過去最大の失態。ボルトが折れた音が耳から離れない。

みるぞう君なる水中カメラに希望を託し、愛竿を湖底のゴミから救い出す!
次回釣行での吉報を願い、応援の気持ち送ってくれたら幸いです。


ぽーる。

バスの心地よさについて

2021-02-25 20:05:00 | ノンジャンル
ぽーるへ

前回、それまでもらってた手紙に
なんの反応もしていなかったので
コメントします。

ぽーるの脳みそを介した
バーチャルフィッシングを楽しみながら
もっとも印象に残ったのはこのくだり。

~・~・~・~・~・~・~・~・

ダイアンが好きだった時期があり、何となく食傷気味となり、いま改めてめっちゃ面白いんですけど(笑)

バイトをかわして回収しそうになったけれど、『ニゴイゴイスー』が言いたくて、食べやすい間を作りつつ誘い直したら、ド派手なバイトと猛ダッシュ!
最初の画だと流れはゆったりに見えても、川としてしっかり水量はあって、その重さを物ともせず流れに逆らい走って、XHのロッドをバットから曲げる力強さ。
派手さはないが、スピードとパワーはスリリングで楽しい♪
でも、楽しさを超える面白味・気持ち良さが無いファイトで、どうもハマらない。。。
ニゴイをもっと好きになりたい気持ちはあるつもりなんだけど。
リズムか緩急の付け方か、たとえ暴力的な引きをされても、どこか心地良い気がするバスって、やっぱり凄い。
興奮が沸騰してて、引きを味わう余裕ないのにね。後味から想像するにさ。

~・~・~・~・~・~・~・~・

好きな芸人のギャグを踏まえているとはいえ
それを単独釣行のさなかに声に出したくなって
ニゴイへの誘いかけに転じているあたりが
ほんとうにコメントしづらい。

(しかし、寂しい単独釣行だからこそ
そんなおかしな戯れに身をあずけたくなる。
その感覚は想像できる。)

そのモヤモヤを抱えたまま読み進めていくと
バスの引きの心地よさについて書いてくれてて
ほんとそうだなって思った。
もっと引く魚もやまほどいるのにね。

がぼっという出方も、ファイトも、下アゴをつかめたりすることも
ブラックバスと人間の身体の絶妙なシンクロ具合があると
あらためて思いました。



写真もないと寂しいので
2020年のラストバス(11月)です。

カプ、カプと2回キックバックさせたら
カプッ!と咥えていきました。

去年はこれ以外にあの魚もあの魚も
「ほとんどあきらめた後に釣れるパターン」が多く
不思議な一年だった。

あきらめるのが早くなってるだけか?

ダシヨ

不惑

2021-02-10 22:45:00 | ノンジャンル
ぽーるへ

ごぶさたしていてすみません。
こちらも遅ればせながらですがお誕生日おめでとうございました。

おたがい40歳が間近に迫ってきましたね。

と今、40と文字にしたら、ぞわっときた。
ここのところ年齢なんてぜんぜん気にしてなかったけど
40はインパクトある。こわい。

まだ小学生になりたてのころ
親の年齢をはじめて意識できるようになった頃の
親の年齢が40だった気がする。
42か44だったかも知れないけど、40の響きは親とセット。
あんなにも「おじさん」に、すでにほぼ自分がなっているとは!

心と身体(実年齢)がほんとにちぐはぐだと思う。
しかしこのギャップについては多くの先輩たちが
おなじこと、つまり、「気持ちは若いつもり」と言っている。
その一方では「40歳になったら体力ががくっと落ちる」などと口をそろえて言う。
徹夜はできなくなるらしい(今でもしてないけど)。
酒に飲まれるようになるらしい(今でも飲まれてるけど)。
1年経つのがあっという間らしい(これほんとそう)。
1000年前は平安時代の後期で、めっちゃ昔に思えるけど
これだけ1年はやいと1000年もあっという間だなと思える。

ところが他人から見ると、その人は年齢通りのイメージである。
などと考えていくと
自分の心だけがお馬鹿さんなのであって
身体と他人だけが信頼できるものなのかも知れない。

でもぽーるが「もうすぐ40歳です」と言ったら驚くかも。
サークルのひとつ下の後輩が「39です」と言っても驚くかも。
「いつの間に!」と自分のことを棚に上げて声を上げると思う。
親しい人は自分の時間のなかに取り込まれてしまっているから
客観的に見られないのかもね。
「ウドンチャをはじめたときは26歳だったのに!」
気持ちは若いつもりだけど、26歳のときの自分も想像できない。
あとで書いたものを読み返してみよう。怖いけど。

羽鳥さんの
「自分のゲームに対して、どれだけ夢中になれるか」
ということを引きつづきのテーマとして釣りしています。
やはりこの釣りの面白さの究極は「プラッギング」に集約されると思う。
プラグをポイントに投げて
ロッドをちょんちょんすると
くねくねと動く。
それだけ。
これだけのことのなかに
そしてそれにブラックバスが反応するということのなかに
どれだけの世界が広がっているか。

最近は、ロッドとグリップとリールの安定性を重視していて
かなりプラッギングに集中する環境が整ってきている感じ。
そんななかで、2009年に買ってここでも取り上げ
その後、お蔵入りしていたアドニスのロッドが
再び日の目を見るようなことも起こってる。
重たくて芯があって、だるいけど、プラグが活き活きと動く。
キャストがしにくくて
だから自分が注意深くいなければいけないけど
それも含めて、使う時間が大事になるロッドです。
まだバスをかけてないので、これで釣りたい。

どこに向かうのか分からないまま書き連ねながら
途中、めっちゃいい感じのフィナーレへの道筋が見えて
そこを目指してきたはずなのに
アドニスやら話しているうちに迷子になってしまったよー。

ダシヨ

今年のラストバス?と来年の楽しみ♪

2020-11-14 09:11:00 | ノンジャンル
ダシヨへ


月日の流れは早いもので、もうすぐ今年も終わるね。
まだ締めくくるには早いけど、仕事に追われた一年となりそう。

やりがいや楽しさを感じるよりも、ストレスや負荷の方が強く、仕事だから頑張れているし、非日常への原動力につながっている。
日常の辛さが、些細な幸せをより豊かにしてくれていると思うんよ。

仕事に追われてるうちは華で、追い越されて腐らないように、今を大切にしないとね。


お気に入りのどんぶりでコメを食う! 2020.10.8 19:26

伝わらないよね。でも、めっちゃ!うまっ!
甘みが強いとか味が濃いとかではないが、優しい旨さが続いて、噛めば噛むほど。
艶と粘り、ふっくら感が凄くて、細胞が強いんかな。水分をしっかり含んでそう。
冷めてからも美味しい。ついつい炊きすぎた分は冷凍しても、普段買うコメとは明らかに違う。

イソさんのブログで紹介されてた無農薬・無肥料米です。
今年の分は完売。また来年が本当に楽しみ♪おすすめやよー


真冬も行く気でいるから年中シーズンとはいえ、一年の区切りは意識してて、大きな魚は見かけたものの出会えずな年。また来年かな。

朝晩の冷え込みが厳しくなるにつれ、緑から茶に変わる陸景。
夏の活気が名残惜しく、寂しさがしんみり。

直近の釣果情報は厳しく、台風による濁りが抜けきらず加えての冷え込み。
天気予報の雨マークに、状況打破の期待をしちゃうけど、数日前の雨釣行はホソミ所長と共に不発。

インレットの濁りはじめ、落ちてきたベイトをボコボコ!
そんな妄想いっぱいで車を走らせていると、どしゃ降り。
あれ?予報で得ていた情報と違う。アクセルを踏む足に焦りが加わる。
案の定、薄明るくなり着いた頃は、強い濁りが流入。
雨量はしれているから濁りはすぐ取れるにせよ、思い通りにはいかんね。

一日かけてダム全体を釣りして、見えバス数匹、1チェイスのみ。
表層にベイトが少なくて、魚っ気がない。
翌日の場所を移動するか悩みに悩み、とどまることにした。
やっぱり一か八かここのバスが釣りたい。

朝一のバックウォーター、ダム放水の流れが効き始める前が勝負。
深いところを回遊しているだろうやつを、水面に誘い出したい。

ブレイクライン上を、じっくりコトコト。コトコト。。。
冬に狙って釣っている方々に対するイメージを真似して。
忍耐がもたんね。まだ秋だし。

岸際の大岩ごろごろ、流れの裏に潜んでないかな。
岩と岩の間をゆっくり通すと がぼっ
素晴らしい出方ときれいな魚体に感無量。
やっぱ、これだねー♪
でも浮れてばかりでは居られず心配に。


流血が止まらないよ… 2020.10.24 6:04

エラ蓋から針先がエラに届いたのか、凝血しないの。
元気に泳いでいったけど、このままじんわり出続けたら・・・。

帰るなり検索。
熱帯魚屋か錦鯉家かに期待してぬり薬を探していたら、思うものは見つからず。
ペット用の止血剤は火傷で凝固させる荒療治で、あきらめが出てきたところ。


魔法の粉? 2020.10.31 10:07

マイノリティーな願望とマイノリティーな品、便利な世の中だこと。
魚に対する罪悪感が少しでも和らげられる効果があるか、わざわざ商品化した思いに感動して終わるだけか、これもまた来年の楽しみです。


ぽーる。

ニゴイゴイスー

2020-09-07 01:15:00 | ノンジャンル
ダシヨへ


被害がないのを祈りつつ、台風はこれから続々と来るのかな。
不安定な天気が続きそうで、夏の終わりを感じるけど、夏気分を思い出しつつ。


マイホームなダムの最上流部 2020.8.21 6:42

増水と濁りは落ち着いたけど、少なかった去年よりアユを見ないのはなぜ?
やっぱり長梅雨の影響かな。それとも外出自粛関連で何かしらの配慮があったかな。
春は例年より大きいアユがいて豊漁を予感させてたのに。(恐らく暖冬によるもの)
まぁ養殖・放流の弊害が心配ではあるので、今の方が自然で好ましいかもしれないし、変わらずバスは元気に泳いでるしね。
それで充分と思いたい。


二ゴイゴイスー! 2020.8.21 7:23

ダイアンが好きだった時期があり、何となく食傷気味となり、いま改めてめっちゃ面白いんですけど(笑)

バイトをかわして回収しそうになったけれど、『ニゴイゴイスー』が言いたくて、食べやすい間を作りつつ誘い直したら、ド派手なバイトと猛ダッシュ!
最初の画だと流れはゆったりに見えても、川としてしっかり水量はあって、その重さを物ともせず流れに逆らい走って、XHのロッドをバットから曲げる力強さ。
派手さはないが、スピードとパワーはスリリングで楽しい♪
でも、楽しさを超える面白味・気持ち良さが無いファイトで、どうもハマらない。。。
ニゴイをもっと好きになりたい気持ちはあるつもりなんだけど。
リズムか緩急の付け方か、たとえ暴力的な引きをされても、どこか心地良い気がするバスって、やっぱり凄い。
興奮が沸騰してて、引きを味わう余裕ないのにね。後味から想像するにさ。


フラれ続けて今年もやっと 2020.8.28 16:02

マイホームなダムは、魚影薄くプレッシャー高くタフなことが多い。
滅多に相手してくれないんやけど、出るときは思い描いた通りをちょっと外してくれて、絶妙に記憶に残るんです。

灌木のハングの奥に、ミノーライクなライブリーをキャスト。
小刻みなトゥイッチでギラギラとさせてポーズ。
次はゆったりめにギラッギラッ。出ない。居ない?か。
シェードを抜けるあたりで、回収がてらグリグリ巻いてダートし、ぴたっ。

ぬぅーん。バクっ!

水面じゃなかったけど、丸見えに慌てて、すっぽ抜け。

ギラッギラッで出そうだし、グリグリ巻いた瞬間に喰いそうだけど、そうじゃない。
シェードから出てきたら躊躇しそうなのに、スイッチ入った急スピードで来てもないのに、ココで喰うんだね。
結果的にはありがちな感じでも、その場の空気はちょっと違うとよ。
ただ単に釣り場への想い入れがそうさせてるだけなのかも?とにかく記憶に残る出会いとなる。

一日ワンチャンス。それが当たり前。
この後はノーバイトと思いきや。

上流からの流れをさえぎり横に伸びる枝にゴミが溜まったポイント。
さっきと同じを想像して、
上流側にキャストしゴミに沿わして。ギラッギラッ。
過ぎるあたりで、グリグリ巻いて、ぴたっ。

バクっ!

あぁ、嬉しい。が上の画なり。
バラシ続きでホーム初バスに感無量。
でも、ここでワガママな気持ちに気づく。
水中と水面の差よりも、喰わせた感と喰ってくれた感の差。
喰わせた感に酔いたいよりも、喰ってくれた感に有難がりたい!


はてさて、ダシヨのその大きなバスはどちらだろう。
って、そんな二択におさまらない十人十魚だよね。
黒さ際立つ、地肌の白さがキレイなバスだこと。
連想したのはフェルメールの絵の緻密な陰影の美しさ。
真珠の耳飾りのバス。なんて表現はアリ?

ヒットシーンが目に浮かびドキドキしたし、スタートからの心模様が読ませるねぇ♪
先行者に先を譲り、踵を返す粋が素敵だぜっ。
周りの状況に気を張り、バスの空気を感じ取る。
その瞬間に、自然の中で遊ぶ醍醐味が詰まってると思う。


赤い瞳と体型がちょっとスモールマウスっぽい! 2020.7.5 18:20

大雨増水ダメもとで釣れないを確かめに。
ぐるっっと見回り終えて入水地点へ帰ってて。
コイしか見なかったなぁ。
通り過ぎた何でもない冠水した木で、バシャっ!
コイがはねたにしては、どうにも気になって。
狙ったとこに届かなかったLimpをポーズ後に、ちょんっとしたら、がぼっ

期待していなかったはずが、ささやかなメッセージに気づけた先のハッピー☆
自然の演出は無限大。まだまだ飽きさせないと、嬉しくなる。



ステッカーとバスを一緒に撮りたかったのだ♪ 2020.7.19 7:01

ボックスに貼ってくれて、御利益までのせてくれて、ほんとありがとう!
3年前の博多うどん旅で閃いて下絵までは書いたんやけど。
ステッカーらしく太い線で分かりやすい絵にしたくて、それが出来なくて。
座布団と湯飲みに気付くの凄い!
くわえているのは、扇子を手に持ってて・・・。
そう。バスが落語してて、うどんをエアですすってるのだ。
正面からの魚を何とか枝雀風に見せたかっただよ。
伝わらないよね。
でも、何度か書き直すうちに、愛着わいてきてさ。
まったくの未完成でも、こうやってモノになると嬉しい。
あくまで非公認ってことで許して。
気兼ねなく飲み歩けるようになったら、何かグッズ考えましょ!


ぽーる。