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udon-cha

ぽーるとダシヨの往復書簡

ありがとうございました

2022-07-30 06:58:00 | ノンジャンル
ぽーるへ

2008年12月にウドンチャをはじめたとき
ぽーるは社会人2年目?
僕はまだ学生で、翌年4月からの就職が決まってて
修論に追われていたころだと思う。
なぜはじめようと思ったのかをぜんぜん覚えてないけど、
論文に苦しんでた反動だったのか。

それ以上に、ぽーると二人で書いていったら
面白そうなことになるのでは!?て
インスピレーションが湧いたんだろうなぁ
と想像する。
社会人生活で忙しかっただろうに
よく分からない企画の打診をよく引き受けてくれたね。

タイトル案のメールを受けたときの情景が
記憶に残ってた。
十八条ロータリーのあたりを
角のスープカレー屋(名前が思い出せそうで出てこない)の方に歩きながら携帯の画面を見ている。

「ウドンチャ」て。
笑った。
そして、これだ!と思った。

「往復書簡というより交換日記」
とある人から言われたように
ぽーるの話を受けとめてまた展開して…ぽんぽんと繰り返す
みたいな風にはいかなかった。
良い釣りできたら、それを原動力にたまった返信もそこそこに
えいやと返すのが精一杯。

でも、思惑通りとはいかなくても
ぽーるの釣りをこんな風に文章で読める場所ができたというのが
一番の収穫だったと思う。

ミキスケ&ハニーのミルキーポップだっけ?
イトウの川の合流点
トップにはまりはじめたばかりのポールのプラグに
どばっというバイト。

「流れにのせてゆっくり首振りさせて
ここで食わせたい!ところで
クイックにターンさせたらほんとにきた!」

という話を聞いたのが、僕には衝撃だった。

イトウがトップで釣れる!
ということが分かって自分はパイオニア気分だったけど
アクションは単調な首振りをさせてただけだった。
そのときに、後発のはずのぽーるに
イメージ豊かなプラッギングを見せつけられた。
負けた~てなった。
それがたぶんもう20年くらい前の話。

大学のときみたいに
一緒に行く釣りだけじゃなくて
離れていても
書かれたポールの釣りから
たくさんの刺激をもらえたことは大きなことだった。

記憶に残る一番のエントリーはこれかな?
ご褒美


しかしウドンチャ13年!長いね。
就職してからいろいろなことがあった。
しかしどんなときも、このudon-chaが
あり続けたということが、なんだかとても感慨深いです。
最初の読者がぽーるだったおかげで
ひとりの釣りがより豊かになった。

超スローペースでも書き続けたことも自分の励みになった。
いつからか、「書いたことに励まされてるじゃん」
ということに気づいた。
そうやって、ふらふらとしてでもやり続けたことを
DELIGHTみたいに形にすることもできたし。

これからはまたひとりに戻って、
この間にためた釣りについての関心事を
書きためていこうと思います。

では、どうもありがとう。

なんて大事な場所だったんだろう。
いつも後からでならないと
心から気づくということができないね。

ダシヨ





このブログを読んでくれていた方へ

どうもありがとうございました。

このようなものを
ほんとうは二人だけで続けられるはずがなく
見てくれている人がいたからできました。
「読んでます」
とたまに言ってもらうのも
とても励みになっていました。

これからはそれぞれの場所で書いていく予定です

ぽーるは昔書いていたブログを再開するみたいです。

Poul no talk to Pole Position


僕はこのサイトを立ち上げました。

shallowtrick


今後ともよろしくお願いします。
どうぞよい釣りを!

門出

2022-07-28 06:11:00 | ノンジャンル
ダシヨへ


gooブログへの移行ありがとう。もうすぐ見れなくなるのは本当なんだよね。
まだ実感はなく、気ままにやらせてもらってたから余計に日常の一部だったかも。
後悔や反省はなく、ただただ感謝です。
この場にもダシヨにも、アメリカからお便りくれたホソミ所長(2014年8月)にも、読んでくれていた皆さんにも ありがとうございます!!

一年一年は全然釣れない気しかないけど、振り返るとブラックバスとの出会いがいっぱい♪
あのバスこのバスどのバスも写真から思い出す以上に、書いてある言葉から忘れていた感覚が蘇ったり蘇らなかったり?
はじめた頃から変わらない気持ちと今だから思うことと、記録に残すからこそ見える自分が照れくさくも面白いね。

誘われたときはダシヨの文のファンとして、僭越ながら関わることで色んな文がもっと読めたらイイなとお言葉に甘えた次第で、やってこれて良かった。

『こうして拓かれた道は真っすぐに今とつながっている。』

いま一番の愛読書ディライトの一文。
封をとき、うわー!と高まり一字一字を手に取りつつ読み進め、この言葉に解を得た気がした。
読んでる中での解だけじゃなく、ウドンチャのことや、その他もろもろ自分の人生をも照らしてくれた。

ぱっと開いて図鑑のようにただ眺めても♪
テーマを決めて見比べつつ年代を追っても♪
傷や勲章から所有者の釣りを想像しても♪
年表からその年に出たルアーを見て、思い出に浸っても♪
ノートに記された思いを自分なりに想像したり♪
・・・・・
凄い本ですよ。5年後、10年後の自分が読むのも楽しみ!


朝起きてから ではじまるダシヨの念仏。
最初は「大変だな」だけの感想が、繰り返し読むと落語「寿限無(子どもの幸福と長生きを願って付けた長い名前)」を聞いてるような、愛情が染み出てきて、ほっこり。
話しで聞いたらグチにしか感じなかったかもしれないから、書き残すことって大切やね。

解散はさびしいけど、作ろうと考えてる新しい場所を楽しみにしてます!

(今年の初バスやめっちゃ久しぶりの二匹目、キビレの話を書こうと思ってたけど、時間切れ。笑)




ぽーる。

解散

2022-07-18 13:17:00 | ノンジャンル
ぽーるへ

先日の釣りで、われわれudon-chaの解散が閣議決定されたわけですが(証人:ホソミ所長)、バックアップ目的でgooブログに引っ越してみたら、なんか立派なブログができてました。

https://blog.goo.ne.jp/udon-cha

これはこれで残していいかもね。

と同時に、僕は釣りのことを書きためるための、
新しい場所を作ろうと考えています。

ダシヨ

節目

2022-04-15 19:14:00 | ノンジャンル
ぽーるへ


3月のなかごろ
保育園のお友だちのお母さんから
「卒園式、両親のうちひとりしか出られないみたいですね。夫婦で競争ですね」
と話を振られてリアクションに困った。
ある種のあるある的な話題だった
と思うのだけど
ぜんぜんそんな風に考えておらず、
行くつもりも行きたいという気持ちもなかったので…。

いざ行ってみれば、
色々な発見や感慨がわいてきて「よかった」
となるだろうとは思うけど
どちらかというと面倒くささが先に立ってしまう。
終わった後
お友だちたちとの記念写真を撮らないといけない
と考えると憂鬱ですらある。
どうも儀式的なことが苦手で上手くレールに乗ることができない。
長男にも早くもその気があるような気もしてる(すまん)。

しかし、後日、ふと
「もう自転車の前に次男、後ろに長男を乗せて送り迎えすることはないのだ」
と気づいた瞬間、こみあげてくるものがあった。

朝起きてから
「ごはんのまえにおかしはだめ。だーめ。だめだから。じゃあちいさいこれひとつね。えらぶ?いやもうこれにして。どしてもえらぶ?はいはいどうぞ。テレビちかいよ、ちかいって。ごはんできたよいすにすわって。おへんじして。ごはんできたって。ちゃんといすにすわって。いすのまんなかにこしかけて。つくえにあしをのせない。はやくたべて。テレビけすよ。テレビにすいこまれてますよー。はいけすね。じゃあはやくたべて。ぎゅうにゅうおかわり?もうごはんいらない?もうすこしたべて。のりもってくる?コーンフレークでもたべる?きがえて。はやくきがえて。おいてあるからうしろに。テレビちかいよ。そこにたったらみんながテレビみえないよ。きがえて。はみがいて。しあげするよ。するから。はい10びょうでやるから。ぶくぶくぺーしてきて。かがみでおかおみたら。ぎゅうにゅうヒゲついてるよ。スモックきて。おにもつもって。もってって。もういくよ。しゅっぱつしちゃうよ。じゃあおるすばんだね。だれかピンポーンってはいってこようとしてもあけちゃだめだよ。だからいくって。はいはいじゃあこれがおわったらすぐでるよ。テレビちかい」
などと、念仏を唱えるみたいに
同じこと何回も何回も言わねばならず
(書いてて言わんでもいいのかも知れない気もしてきた)、
社長でもここまで従業員に「させる」ことを
してないだろうなと思う。

そんな、あれほど煩わしかった
毎日の送りにまつわるあれこれがいざ無くなるとなって、
寂しさが迫ってきた。
あの時間は突然に失われ、
永遠に僕のもとに戻ってくることはないのだ。

とは言っても
渦中にその愛しさを抱きしめることは難しい。
失われたから輝きだすのだろう。
そしてすぐにその輝きも忘れてしまう。



ついにteacupのブログサービスが終了するね。
8月1日(月)の13時に消えるって。
無料で使えて広告もほとんど出ないし、
SNSの時代だし、
こんな場所がずっとつづくわけないと思っていたけど、
いよいよとなりました。
たしか、
もともとはアングリングネットの掲示板で馴染みがあったから、
teacupにしたんだと思う。
ここまでサービスを継続してくれてありがたかった。

さてudon-chaをどうしましょうね。
はじめてからなんと13年。
違うブログに移してそのまま、
というのもできるみたいだけど
やはり「ここ」に愛着があるし
ちょっと節目のような気もしてる。

しかし無くなったら寂しくなるだろうね。
長らく読んでくれていた奇特なみなさんもいるし。
文字データは取得したので、少し考えようか。

ところで、小学校にあがっても
送り前の煩わしさはそのまま
次男は長男と途中まで一緒に行きたいとごね、
朝のゴタゴタはあまり変わらなかったのだった。
毎日念仏を唱えてます。

ダシヨ


夢は夢のままで

2022-01-16 18:46:00 | ノンジャンル
ダシヨへ


新年おめでとう!誕生日もおめでとう!
一日一日の積み重ねなだけとは言え、区切りは意識しちゃうし、30代最後を特別な思い出で飾りたい。
久しぶりにイトウに会いたいかも♪

持続可能が流行言葉になり、一部の国・企業の戦略に乗せられてるんだろうけど、本当に必要か大量消費に疑問を抱く切っ掛けとして、もっと機能して欲しい。
公園管理も治水工事も、予算や都合重視で本質が見えづらいよね。これ誰のため?って。
そんな今だからこそ、残された環境を大切に自分なりに楽しみたい。
たとえ釣れなくても笑って過ごせて、次への期待として糧に出来てるんだから、このままで充分なんやけど、その幸せを忘れない様にさ。

去年を振り返ると、やっぱりサルベージやわ。
素敵なブラックバスとの出会いももちろん心に刻まれたよ。
それでもあの不安から歓喜への高低差、今でも信じられない演出が凄すぎた。
一匹釣れたらルアーとタックルを保存しよ。なんて考えてたら、バラシ過ぎて。
ようやく釣れたのが、2021ラストバス!
結局、まだまだ現役で活躍してもらおうや。


細身でも黒ぐろ逞しいブラッキー♪ 2021.11.12 15:29


秘密の釣行。
>孤独な世界の孤独な自分の振る舞いにも、誰かの気配が宿っていることを感じる
その感覚を言葉にできるの凄い。
気配を感じ取れる感性も大事よね。
影響を受けての行動もだけど、手作りに限らず思いのこもったモノからくる気配も好き。
モノを通して作り手と繋がってそうで、独りの時ほど五感で会話してる。
そして、秘密がもたらす不確かな真実。わかる気がする。


陽射しを浴びてほっと安心 2021.12.27 6:22

凍える車中では何度も目が覚め、帰りたい気持ちも。
フッと気合入れて寝袋から出て、フローター膨らまし、ウェーダーに足をねじ込む。
まだ暗いうちに水面へ漕ぎ出す。心躍る瞬間。
ワクワクと共に畏れも感じる。穢れなき野生の空気感?
動物だけの時間、人間が立ち入ってはいけない神聖な空間にいる違和感、自分が存在しているか不安になる。
冬は特にそんな気がする。冷えて澄んだ空気が呼吸のたびに肺の形を伝えてくれる。
出来立ての空気に生かされている自分。
徐々に明るくなり、町に灯がともり、行き交う車が増えると、落ち着く。
暗闇の中での緊張感も良いけど、周りがハッキリし出してからの方が集中できる。


どこかにLimp170、なんてね 2021.12.27 7:11

北海道で釣りしてた頃は当たり前だった雪も、ここでは初めてで、景色が新鮮で面白い。
雪を背景にブラックバスと写真に写るの憧れなんだよね。
時折はねるコイとウグイ?カワムツ?に、びっくりする以外は何もなし。
微風と緩い湖流を肌で感じながら、少ない経験から、すごくチャンスな気がする。

流れが大岩にあたりディープを形成してそうなポイント。
隣接するかけ上がりが気になる。
少し深いところを回遊してるバスが上見てないかな。
岸と平行にロングキャスト、ロングポーズ。。。
Limp170がコトコトならないくらいにヨタリヨタリ・・・
んっ?幻覚?波と岸の映り込み?
後ろに黒い影が寄って来た?すっと下へ消えた動きが魚?
見間違いか、幻覚か、魚だとしてもコイかも。
真実は誰にも分らない。これも一つの秘密かな?
頭の中にはバスとして記録され、どうやったら出会えるか夢として妄想する。
まったく同じ瞬間は二度と来ないから、夢はかなわないだけど。


マジ相棒! 2021.12.27 16:48

この写真は、帰り道が雪で高速封鎖につき大渋滞で。
こんな気分で一年の最後は嫌だっ!と急遽向かった川での一枚。
あの数投に心スッキリ、すごく救われた。
雪に覆われ激浅で魚っ気ゼロなのに。
釣りたい気持ちと妄想だけで僕は良いのか。うーん。。。

お互い今年も良い釣りを!


ぽーる。