江利チエミファンのひとりごと

江利チエミという素晴らしい歌手がいた...ということ。
ただただそれを伝えたい...という趣旨のページです。

【158】 日本初演/アニーよ銃をとれ!

2006年01月08日 | 続・江利チエミ(初期記事・後編)
ミュージカル「アニーよ銃をとれ」は、アーヴィング・バーリン作詞・作曲、1946年初演のブロードウェイ・ミュージカルで、アーヴィング・バーリンの最高傑作とされる作品です。
1997年にブロードウェイで再演され、トニー賞リバイバル作品賞を受賞しました。

日本初演は、1964年の11月から12月にかけての1月半にわたって新宿コマ劇場で、主演/江利チエミによって上演されました。相手役にはチエミさんにくどかれ、ミュージカルはおろか、舞台がこれが初演...の宝田明さんが共演し、大ヒットをとばし、チエミさんの当たり役となりました。(宝田明さんのミュージカル男優としてのスタートはこの作品からです。)
当時、子役で、後にアイドルとして一世を風靡する岡崎友紀がアニーの妹役で出演たそうです。このことは 彼女のHP に詳しく掲載されています。
その後、アニー役は、桜田淳子(1980年)、島田歌穂(1989年)、高橋由美子(1997年)...と受け継がれていきました。

あらすじ...
>オハイオ州の貧しい山育ちのアニーは男勝りの射撃の名手。幼い時から鳥などを射止めては売り歩き、家計を助けていたが、ある日町へやってきたワイルド・ウエスト・ショーの看板スターで、ライフルの名手フランク・バトラーに出会って一目惚れ。彼と射撃の腕前を競って負かせてしまうが、その腕の良さを見込まれて一座の座員に迎えられる事となった。一時はいいムードになるアニーとフランクだったが、フランクを喜ばせたい一心で練習を重ねるアニーの射撃の技術に益々磨きがかかり、人気が出た事が面白くないフランクは、とうとう一座を飛びだして、別のショーに行ってしまう。時が移り、再び出会ったアニーとフランクは、またしても我こそが一番とばかりに、射撃の腕を競おうとするのだが、親代わりにアニーを可愛がっているインディアンの酋長、シッティング・ブルは「銃じゃ男は打ち落とせないよ。」とそっと諭すのであった・・・。

画像のLPの収録曲は以下の通り...
(1)当たり前のことさ / Doin' What Comes Natur'lly
(2)鉄砲で男は得られない / You Can't Get A Man With A Gun
(3)愛することは素晴らしい / They Say It's Wonderful
(4)月光の子守歌 / Moonshine Lullaby
(5)あの娘に負けた / My Diffences Are Down
(6)私もインディアン / I'm An Indian, Too
(7)あの人の腕に抱かれて / I Got Lost In His Arms
(8)朝の太陽は私のもの / I Got Sun In The Morning
(9)あんたにゃ負けない / Anything You Can Do
(10)ショウほど素敵なものはない / There's No Business Like Show Business

           収録:1964年、キング・レコード音羽スタジオ

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