昭和46年1月オンエアー 美空ひばり 25周年特番のスペシャルゲストで「テネシーワルツ」で登場したチエミさん。
(パソコン音痴なんで音がちゃんと拾えていないですね!)
このとき...チエミさんは火事にあってすでに健さんとは別居状態にあったころ... ですが、お兄さんの死、義姉の事件発覚、離婚会見... 直前です。
このテネシーはLP「ベスト・オブ・チエミ」のテネシーと同じキィ... それまでより高音に響かせる歌唱です。ポリープの術後、ベストを尽くし続けた彼女のあみだした新歌唱法によるこの声のチエミさんも素敵です。
哀愁を帯びています。
しかし...この後マグマが噴出すかのように不幸な事件が降りかかってしまうのです。
このVTRはゆえに...切なくもあります。
ついつい私は湿っぽくなりますな...(反省) でも、あちらの世界でチエミさんはきっと「ベストコンディション」で歌っていると思うようにしています。美空ひばりさんも、越路さんも... きっとそう...ですよね!
ヘアースタイルもドレスもいい。
なによりもひばりさんへの気持ちがとってもよく現れていて
もう、この二人がいないと思うと少し寂しいですね。二人とも 色んなことを背負っていた境遇も似ていますね。今でも、 元気なら いづみさんを交え 色々と出来たでしょうに・・。明るい表情が余計に 寂しさを思い出させます。
ひばりさんが...
「ノニんとこもそろそろ子供つくるんでしょ?」とか、
「ノニはいつも自分だけ若ぶるんだから...」とか...
3人でキャッキャ騒ぎながら「ジャンケン娘」を歌うシーンは今見ると確かに 少し悲しい...
でも 好き! です。