ゆ~たん音楽堂

ドキドキ&ハートフルな音楽と仲間を探して
東奔西走!
音楽ディレクター ゆ~たんの日常。

インターン生 T.Sの日記 (その8)

2017年10月05日 09時53分15秒 | Daily Life
インターン10日目。

今日はここ三日間体調不良で休んでいたのだがそれも治り、実
習を2日間も休んでしまった遅れを取り戻さなければと
気合いを入れ直し、10時に事務所の方に向かった。

いつものように朝の掃除からはじめたのだが
インターン中の習慣である掃除をすると不思議とスイッチが入り、
以前「掃除の大切さ」を教わったのだが、
ただ部屋を綺麗にするだけでなく
こういったスイッチの役割もあるのかと改めて掃除の大切さを知った。

いつもより入念に掃除を済ませ、
午前中は休んでいたためできなかった企画書の発表とのことだった。

発表の時間になって、企画書を配り別紙に用意してきた台本などを
確認しいざ始めたのだが、緊張のせいもあってか何から話して良いのか、
どう説明したら良いのかがわからなくなってしまい
坂元さんから一方的に聞かれたことに対して
応えるだけのものになってしまった。

そして肝心の企画内容はというと、企画にとって一番大切な
「深み(オリジナリティ)」がないとの評価を受けてしまった。

だがこの評価を受けた時、自分自身でもどこかそう思ってしまった。

確かに、自身の経験をもとに考えてはいたが
上辺だけのものをツラツラと書き綴った
企画書になってしまったのではないかと自分でも思ってしまった。

台本を用意しておきながら喋れなかったことよりも、
自分自身でそう思ったことが非常に悔しかった。

そしてもう一つ指摘を受けたのは、
インターン中のメモの量だった。

他の二人に比べ明らかにメモの量が少ないと指摘された。
確かに他の二人と比べてみるとメモの量が少ないのは明らかだった。

オリジナリティや発想の輪を広げていくには
こういったことの積み重ねが大切だと思い知らされた。

午後からは著作権についての講義をしていただいた。
端的に言うと、著作権とはどういうものなのか、
またそれを扱う団体について、
著作権のお金の流れなどを教えていただいた。

今まで著作権という意味は
漠然としたものでしか知らなかったが
自分たちが思っている以上に著作権というものは厳しかった。

特に楽譜コピーに関しての著作権には、
基本的に文部科学相が教育機関として認めるところは免除されるのだが、
「小学校」を除く中学、高校などの合唱部などは
それに含まれていないというのには驚いた。

そしてまた原則として、年間に無断でコピーされている楽譜の数が
2億6000部もあるという事実には言葉も出なかった。

著作権はグレーな部分もあり、
なかなか理解するのが難しい印象を受けたが、
業界で仕事をする上で必須事項なので
まだまだより深く学んでいきたいと思う。

今日は学べたことも多いが、
自分自身の課題について改めて知れたとてもいい日だった。

次回のインターンで最後になってしまうが、
これまでに学んできたことも踏まえて、
最後の最後まで全力で吸収していきたいと思う。


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