ゆ~たん音楽堂

ドキドキ&ハートフルな音楽と仲間を探して
東奔西走!
音楽ディレクター ゆ~たんの日常。

インターン生 H.Uの日記 (その10)

2017年10月05日 09時43分42秒 | Daily Life
インターンシップ10日目。

本日の午前中は、先週体調不良で休んでいた
インターン生の企画プレゼンを聞きました。

自分のことだけでなく、他の人の企画プレゼンを聞くと
自分にも当てはまる点があり、改めて企画の作り方や、
心に響く話し方を探求したいと思いました。

午後は、著作権の勉強をしました。

私は、大学で演劇から音楽ライブまで、
様々なステージの運営、制作を勉強しています。
そして、ステージ上で行われることの大半に音楽が使用されます。
「音楽が使用される=著作権が生じる」場合が多い中、
実は著作権が全くわかりませんでした。
今考えてみると、かなり危険なことであると思います。

はじめに、坂元さんに聞かれました。
「なぜ著作権が必要だと思う?」と。
私は、今まで著作権を身近にあると考えた事がなく、答えられませんでした。

そして、今日初めて知りました。

「著作権は文化の為にある」

「文化の為」と言われると、なんだか難しく考えてしまうのですが、
著作者を保護し、相応の対価を対価を支払うことが文化の保護にも
繋がってくるという事がわかりました。

最近では、音楽教室での演奏に
著作権が及ぶかを争う裁判が始まりました。

音楽教室で、講師がお手本として演奏することは、
講習に直接聞かせる目的として
「演奏権」があると主張するJASRAC側と、
音楽教室での演奏は練習段階の為、
演奏権の対象ではないと主張する音楽教室側が争っています。

やはり、音楽教室で行われている曲にも著作者がいます。
その著作権にとって、無料同然に曲を使用されるのは
如何なものだろうと思います。
そして、音楽教室は教育機関ではないので、
「自由に使用して良い」という理由にはなりません。

一方で、講師がお手本として弾いていることを
「演奏」と言えるのでしょうか?

音を出して、他の人が聴いてる状況というだけで、
「公衆に直接聴かせている」 として「演奏権」が
曲がり通ってしまっては今後、理不尽なことも増えてくるかと思います。

どちらが正しいのかは、正直私には分かりません。
この「著作権」において、著作者と利用者のどちらかが
「理不尽だ」と思うのではなく、
双方が守られる形であることが最良ではありますが、
簡単にはいかないからこそ、「著作権」の問題は
解決せずにいるのではないでしょうか。

今日、著作権のことを教えて頂いて、
実は「著作権」は身近にあって、
使用に際しても注意を払わなければならないと思いました。

明日はインターンシップはお休みですが、
明後日が最終日となります。

最後の最後まで、たくさんのことを吸収したいと思います。

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