ゆ~たん音楽堂

ドキドキ&ハートフルな音楽と仲間を探して
東奔西走!
音楽ディレクター ゆ~たんの日常。

チッタ de ZEROキッズ!!

2005年08月19日 08時03分02秒 | Daily Life
8月18日(木)
京都、ソウル、東京と続いた夏のプロジェクトが終った。

「世界合唱シンポジウム」では、合唱音楽の粋と差異を、日韓共同企画では差異の中の融合を楽しんだ。
これからのぼくに多くの刺激を与えてくれる2週間だった。

そろそろいつものモードに戻ることになる。

復帰、第一弾はZEROキッズ「そらのふ・し・ぎ」のレコーディング。
17日、コンサートの打ち上げに3:30amまでいたため、相当朦朧としたが、中野ZEROホール「音楽室」へ。
ついさっきまでの飲み屋とは別世界だ(あたりまえだけど)。

子どもたちの歌声で本格的に目が覚める。今回の録音は全部で20曲弱。
前回の録音からすでに2年が過ぎていたり、子どもたちの入れ替えもあったりして少し不安は残るが、
とにかく現場で乗ってうたってもらえる様、心がけるつもり。

エンジニアの吉岡恵一郎、音楽監督の谷川賢作さんと連絡をとりあいながら、最終チェック。

明けた昨日、録音初日を迎えた。録音スタジオはなぜか、あの川崎・クラブチッタ!

とにかく子どもたちは集中力が第一。
しかもZEROの子どもたちは小学校低学年のこどもたちが20人以上いるため、特にそれを維持できるように
心がけなくてはならない。加えてZEROキッズは合唱団ではないので、歌についてのケアが
どれくらいできるかも出来不出来の分かれ目となる。

12:00pm、レコーディング開始。指揮はもちろん谷川さん。

「空の工場」…思ったより声がマイクによく乗っている。「思わずいいぞ!」と心の中で叫ぶ。

子どもたちとのセッションでいつも思うのだが、本当に子どもたちは何をしでかしてくれるかわからない。
その不思議、楽しさがたまらない。

たとえ練習でできなかったことでも、何かの拍子に録音の現場でできたりすることがある。

潜在能力がなせる業なのか、それとも突然別の天賦の才能が花開くのか、それはわからないが、
ディレクションをしながらドキッとさせられることは一度や二度ではない。

だから子どもたちとの仕事は、たとえそれがどんなにむつかしい条件を抱えていてもやめられない。

6:00pm子どもたちの録音分、無事終了。
子どもたち50人、本当によく頑張ってくれた。

また明日ね。

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