8月16日(火)
「あなたのうたはわたしのうた」コンサート。
<あなたのうたはわたしのうた>というコピーをコンサートのタイトルにしたいと提案した時、
「そんな、坂元さんちょっと強引な感じがしませんか?」といわれた。
いわれてみると、なるほどそうかも、と一度は思ったが、なんとか無理を通してもらった。
やっぱり、それでよかった、とコンサートを終えた今は感じている。
日本と韓国、不思議な隣国。
ことば、思考、行動様式、そして生き様…どこかが確かに似ていて、どこか決定的に違う。
それを自分の中でコンファームしきれない、つらさ、切なさ。
そして、それはある意味の〝もどかしさ〟。
ぼくたち自身が「共有する」ものを持ちえていない「あせり」のようなもの、そういえるかもしれない。
でも音楽が、その複層的な「ひだ」に自然に入り込み、ふたつの国を柔和に結びつける
力を持っている…このコンサートはそんなことを教えてくれた。
「坂元さん、音楽には不思議な力があると思うんです。だから、小さい時から隣の国の
美しい歌を、それぞれうたい合うことができれば、きっと子どもたちの心に陸国を
最初から嫌悪するようなイメージはできないはずですね」
そう教えてくれたミン・キョンチャンさんの言葉の大きさを改めて感じた。
別にそれは子どもたちだけの問題ではない。
むしろ、ぼくたち大人が問題なのだ。
「こいぬのうんち」を日本に紹介するために奔走し、訳をされたピョン・キジャさんも顔を出して下さった。
久しぶりにお会いして、お元気な顔を見ることができてよかった。
コンサート後、いつもの打ち上げ。
もうだれが日本人でだれが韓国人かわからないこの喧騒と熱狂。
これもまた、いい。
「あなたのうたはわたしのうた」コンサート。
<あなたのうたはわたしのうた>というコピーをコンサートのタイトルにしたいと提案した時、
「そんな、坂元さんちょっと強引な感じがしませんか?」といわれた。
いわれてみると、なるほどそうかも、と一度は思ったが、なんとか無理を通してもらった。
やっぱり、それでよかった、とコンサートを終えた今は感じている。
日本と韓国、不思議な隣国。
ことば、思考、行動様式、そして生き様…どこかが確かに似ていて、どこか決定的に違う。
それを自分の中でコンファームしきれない、つらさ、切なさ。
そして、それはある意味の〝もどかしさ〟。
ぼくたち自身が「共有する」ものを持ちえていない「あせり」のようなもの、そういえるかもしれない。
でも音楽が、その複層的な「ひだ」に自然に入り込み、ふたつの国を柔和に結びつける
力を持っている…このコンサートはそんなことを教えてくれた。
「坂元さん、音楽には不思議な力があると思うんです。だから、小さい時から隣の国の
美しい歌を、それぞれうたい合うことができれば、きっと子どもたちの心に陸国を
最初から嫌悪するようなイメージはできないはずですね」
そう教えてくれたミン・キョンチャンさんの言葉の大きさを改めて感じた。
別にそれは子どもたちだけの問題ではない。
むしろ、ぼくたち大人が問題なのだ。
「こいぬのうんち」を日本に紹介するために奔走し、訳をされたピョン・キジャさんも顔を出して下さった。
久しぶりにお会いして、お元気な顔を見ることができてよかった。
コンサート後、いつもの打ち上げ。
もうだれが日本人でだれが韓国人かわからないこの喧騒と熱狂。
これもまた、いい。