ゆ~たん音楽堂

ドキドキ&ハートフルな音楽と仲間を探して
東奔西走!
音楽ディレクター ゆ~たんの日常。

ブラボー! アル・ケッチァーノ!!

2005年09月05日 08時22分27秒 | Daily Life
9月4日(日)

3日の土曜日は神奈川県立音楽堂で行われた「合唱コンクール」の審査。

「えっ、なんであんたが!?」とお思いに違いない。
それもそのはず、当の本人が思っているのだから…。

詳細は省略するが、神奈川の合唱連盟とは伊集院前理事長の頃から、
連盟が公立の小学校に働きかけた「合唱指揮者派遣プロジェクト」の取材や、
それに絡む文部科学省への訪問などを通してお付き合いをさせていただいた。

そんなこともあり、ぼくにとっても思いの深い団体であり、現理事長の桑原妙子さんのお考えには
深く共鳴している。

今回の県大会は9月3日と11日の2日間で、3日は中学校・高等学校・大学部門。

まぁ、コンクールだから当然演奏の優劣はあるし、それ以外でも舞台から醸しだす雰囲気を含めて、
いろんな要素が審査には関わってくる。

でも、それを超えて今回聞きながら感じたのは、10代の若い人たちがこうやってコーラスに参加し、
舞台でうたうことの清々しさ、そしてそれに対するぼく自身のあこがれのようなものである。

ずっと前にぼくの中学校時代の恩師が、ぼくに「いくつになったの?」と聞いたことがある。
「21です」と答えたぼくに、恩師は「きれいな年齢ねぇ」と返した。

「きれいな年齢?」

ぼくはそれが何を指すのか、まったくわからなかったが、40代になり1日若い歌声を聞いていると、
恩師の言ったことばがなんとなくわかるような気がしてきた。

ま、オッサンになったことの証明でもあろうが、それも満更悪い気もしなくなってきた。

日曜日、鶴岡へ移動。
朝から神保町で打ち合わせと仕事を済ませて、今泉の運転する機材車に同乗。

メゾ・ソプラノの保多由子さん、ギターの鈴木大介さん、ピアノの寺嶋陸也さんとのセッション。
エキサイディングな録音になりそうだ。

午後6時、鶴岡に到着。
地元のイタリアンレストランアル・ケッチャーノで夕食をしながら打ち合わせなど。

しかし、美味しい!本当に美味しい!!
食材のすばらしさ、そしてそれを大切に料理に仕上げるシェフの腕前に感激の連続であった。

当地にお越しの際は、是非、立ち寄られたい!

ところで、店名の「アル・ケッチァーノ」とは、こちらのことばで
●ああ、そんなのあったよねぇ
●歩いていきなさい
…という意味らしい。

わざわざ遠くの食材を探しにいかなくても、地元にこんなにすばらしい食材が「あったよねぇ」、
だから、自分の足で「歩いていって」探してごらんよ。

うん、ホントだね。

食事が終わったら、なんとなく納得してしまった。