至福
週末、本当に久し振りにプロレス会場に足を運びました。
団体はバトラーツ。
関節技セミナーでお世話になっている石川雄規さんが主宰している団体です。
今回は全試合がBルールで行われました。
Bルールって?と思われますよね?
打撃、つまりは殴ったり蹴ったりが全面禁止、ピンフォールも無し。
組み技のみで闘い、関節を極めるか首を絞めて相手を仕留める試合です。
まさに私好みのルールで行われる闘いと言えます。
だから、どんな試合が行われるのか興味津々で会場入りしたのですが…
第1試合が始まった時点で、「これだよ!こういうのが見たかったんだよ!」と興奮度MAXになってしまいました
ひたすら相手の関節を狙い合う両選手。
小さな会場であるのに加えて、観客が皆、固唾を呑んでリングを凝視しているので、選手の息づかいまではっきり聞こえるし、セコンドの声が会場中に響き渡ります。
そのことが更に興奮度を高めてくれます。
まさにプロのレスリングを、存分に堪能させてもらいました。
全試合終了後、石川さんの総評。
「プロレスというのはプロフェッショナル・レスリングなんです。差別用語的に使われている“プロレス”ではなく、プロフェッショナルのレスリングなんです」
という言葉が重く心に響きました。
最初は純然たるプロフェッショナル・レスリングだったものに、プラスアルファがどんどん加えられていき、そのうちプラスアルファのほうが主体となり、プロフェッショナル・レスリングは不必要なものとして切り捨てられていきました。
現にこの日出場した選手達も、今のプロレス界で恵まれた環境にいるわけではありません。
こうした歪んだ構造になってしまっているのが、プロレスの現状。
そしてこの歪んだ構造が、今、プロレスが低迷している原因の1つになっているはずです。
そんなプロレスから次第に私の足は遠のいていき、興味の対象は総合格闘技のほうに移っていきましたが、その総合格闘技も最近は打撃主体。
組み技・寝技の攻防が少なくなっており、私好みの試合がなかなか見られなくなっています。
それだけに、この日は至福の時を過ごさせてもらいました。
この素晴らしきプロフェッショナル・レスリングが絶滅することなく、後世に伝えられていくことを強く望みます。
試合とは関係ないですが、10年以上前、バトラーツのアマチュアジムで練習していた頃に、お世話になっていたアレクサンダー大塚選手に試合後、挨拶できたのも良かったです。
そのことも含めて、最高の一日でした
京王線 聖蹟桜ヶ丘駅より徒歩7分
【完全無痛の整体ですので、女性の方やお子様でも安心して受けていただけます!】
tel.042-319-6188
多摩市関戸2-32-5 カネシロビル6F
営業時間 午前 9:00~13:00 午後 15:00~19:00
*ただし18:00までにご予約いただければ、21:00まで施術可能です。
休業日 日曜・祝日・土曜午後
初回 6000円 2回目~ 5000円
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