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書物と活字の懇話会

白澤書体:やっとカタチが見えてきた……

2016年02月08日 | typeKIDS_Workshop
『デザインのひきだし26』(グラフィック社、2015年10月)の連載記事「もじ部15」で、フライング気味にレポートした白澤中明朝体、白澤太ゴシック体、白澤太アンチック体。簡易文字盤「四葉」をもちいて写真植字機でテスト印字することを目標に、すこしずつですが、なんとかカタチが見えてきたところです。


簡易文字盤「四葉」 原字を指定サイズに縮小してネガフィルムにし、この文字盤に貼りつけて使用する。


簡易文字盤「四葉」用のデザイン用紙


白澤中明朝体
築地活版五号明朝活字見本にあわせて、千字文冒頭12文字「天地玄黄宇宙洪荒日月盈昃」を制作しています。下書き、メーキャップが終わり、いよいよ墨入れに入ってきました。カタチが見えてきたのでワクワクします。




白澤太ゴシック体
当初は五号ゴチック活字見本の冒頭12文字「檜芳遊企輪飽鞄鹸何儀哲脊」を制作していましたが、新メンバーが加わったので、白澤中明朝体にあわせて千字文冒頭12文字「天地玄黄宇宙洪荒日月盈昃」を制作することにしました。下書きが終わり、まもなくメーキャップ、墨入れに進みます。このメンバーは学生で、墨入れは初体験だそうです。




白澤太アンチック体
当初は島崎藤村『夜明け前』の冒頭の文章が組めるように、「木曾路山中岨行崖道数十間深臨川岸尾谷入口一筋街森林地帯貫」という28字の制作をしていましたが、白澤中明朝体、白澤太ゴシック体と同じように千字文冒頭12文字「天地玄黄宇宙洪荒日月盈昃」を白澤太アンチック体でも制作しておいたほうが比較しやすいということから、こちらを優先して制作することにしました。こちらもメーキャップ、墨入れに進んでいます。



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