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typeKIDS Report

活字書体を使う人のための勉強会

typeKIDS Meeting Spring 2018

2018年04月14日 | typeKIDS_Meeting
2018年3月31日(土)、東京芸術劇場のMeeting Room 3で「typeKIDS Meeting Spring 2018」を開催しました。少人数ならではのゆるい雰囲気で、あっという間の3時間でした。



まず、1986年から1995年まで発行していた個人雑誌「REJOICE!」を20年ぶりに継承した『REJOICE! 2018  typeKIDS—活字は踊る』のお披露目から。昨年の夏に開催されたFONTPLUS DAY セミナーの記録をまとめたものです。手動写植機PAVO-KYで簡易写植文字盤を使って作成した白澤明朝・白澤呉竹・白澤安竹のテスト印字を初公開しました。



つぎに、『文字の星屑』(1992年)、『タイプフェイスデザイン』三部作(2000年)、『欣喜堂ふたむかし』(2017年)につづく自家出版物『活字書体から愛をこめて[青春朱夏編]』の初校前段階の全ページ出力物。そこに掲載されている過去から現在に至る様々な書体の見本を見ながらのよもやま話で盛り上がりました。



さらに、これから制作する予定の『活字書体から愛をこめて[白秋玄冬編]』、『欣喜堂四半世紀』(『タイプフェイスデザインの手引書』から変更)の構想も話しました。



そして、これらの書物に掲載するために必要となる書体制作の計画について。「うえまつ龍爪」「にしき龍爪」、「ひふみ陳起」「こみなみ陳起」「こだいら陳起」、「はるか銘石」など、合成フォントでサイズを調整したテスト印字物を見てもらいました。



とても楽しかったので、今秋に第2回をやろうかなと思っているところです。
参加していただいたみなさん、ありがとうございました!




typeKIDS Exhibition 2018 内覧会

2018年04月01日 | typeKIDS_Exhibition
日時:2018年3月31日(土)13:00−17:00
場所:東京・豊島区 東京芸術劇場 ミーティングルーム3




■「欧字書体の定番とその復刻」展







パングラム (pangram) とは、アルファベット26字をすべて使って、なるべく重複が少なくなるように作った短文のことです。全部の文字が一度しか使用されないパングラム(完全パングラム)とありますが、難易度が高く、一般的には使用されない単語や略語を使わざるを得ないようです。書体見本などでは、パングラムを使うことが多く見られます。
「欧字書体十二宮」として制作した12書体プラス1書体で、パングラムから選んで組んでみました。書体のイメージとパングラムの内容がそぐわないのですが……。
これをB5サイズにレイアウトして、プリンター用の洋紙に出力し、ハレパネに貼付しました。


■「吉備書体で読む電子書籍」発表会







竹久夢二の『童話集 春』から三作品を選んで、私が20年前ぐらいに制作していたデジタルタイプ、「いぬまる吉備楷書W3」「さるまる吉備隷書W3」「きじまる吉備行書W3」を使って、電子書籍(PDF)を作成してみました。
あわせて、それぞれの組見本をプリントアウトして展示しました。