typeKIDS Report

活字書体を使う人のための勉強会

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typeKIDS Meeting Spring 2020

2020年03月15日 | typeKIDS_Meeting
2020年3月14日(土)13:00〜17:00、東京芸術劇場5階 ミーティングルーム2で「typeKIDS Meeting Spring 2020」を開催しました。新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の心配もありましたが、少人数ということで予定どおり開催しました。参加予定の方みなさん欠席もなく参加していただきました。



『日本のタイポグラフィ』(佐藤敬之輔著、紀伊國屋書店、1972年)の「文体にふさわしい書体」に挙げられている16編の文章を、参加者が考えるふさわしい書体で組んだもの(PDF)をプロジェクターで投影しながら、あれやこれや脱線しながら、興味深い議論が展開されました。
課題図書は、『和漢朗詠集』、『源氏物語(若菜)』、『平家物語』、『曾根崎心中』、『寒山拾得』(森鷗外)、『日本橋』(泉鏡花)、『暗夜行路』(志賀直哉)、『悪魔』(谷崎潤一郎)、『花は勁し』(岡本かの子)、『しぐれ』(川端康成)、『モオツァルト』(小林秀雄)、『万葉集』、『一握の砂』(石川啄木)、『ナポレオンと田虫』(横光利一)、『ドルジェル伯の舞踏会』(ラディゲ/堀口大學訳)、『学問のすすめ』(福沢諭吉)の16編です。
参加された方からは、「日本語の可読性について深く考えさせられる、濃密な一日で、大変勉強になりました!」「いろいろ発見もありましたので、今後とも検討していきたいと思います」「書体選択だけではなく、組版もコンテンツ内容も含めた議論で、おもしろくて濃い内容で良かった」などといった感想が寄せられています。

なお、今回の内容を発展させて、『typeKIDS booklet volume01 活字書体と日本文学』という冊子を制作する予定です。
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