サンライズ関係商品化でのトルーパー

私は毎月模型誌を２つ購読しています。一つは老舗のホビージャパン、もう一つは後発の電撃ＨＯＢＢＹです。この２誌を読んでいて思う事があり、どうしてトルーパーは最近盛り上がりつつあるのにフィギア等の商品化に恵まれないのかと感じています。

旧作、新作問わず新商品が発表されるのはガンダムシリーズでその後を勇者シリーズが追いかけている状態です。ガンダムシリーズだったらいい物を出せばファンは絶対に買ってくれるドル箱商品だから別格のような扱いになるのは分かります。他のこの２つのシリーズに当てはまらない作品は単発で発売されるものもありますが、ガンダム・勇者両シリーズに比べれば少ないです。

勇者シリーズもシリーズのテレビ放送が終わってから時間が経っているけど根強いファンがいるのでこれも商売的にはリスクが少ないと思われます。

さて、トルーパーは男性ファンもいますが世間的には女性が多数を占めると思われているので今商品を出してもどれ位それを買ってくれるのか数字が読めないので商売をする方としては難しくなってしまうのではないかと思います。トルーパー全盛期の頃に女性ファンを当てこんだフィギアが発売されたそうですが当時の水準としてもあまり出来の良い物ではなかったそうです。

当時トルーパー関係の物が出ても買えなかったので、今の技術力でやる気のある原型師の方が作ったトルーパーのフィギアが見てみたいのは私だけではないと思います。

ここまで書いてきて結論と言うかストレートに言いたいのは、「トルーパーでいい商品出して！」という事でしょうか。最近は旧作新作問わずいいものはいいという再評価がされているので、再評価をされる前みたいなただ放映の終わったアニメは使い捨て感覚という時代ではないので旧作を評価している私にとってはいい時代だと感じます。