旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

「妄想 最長片道切符」の旅だと思う! 第4日目 第13列車 帯広→新得

2021-04-26 13:52:46 | 妄想最長片道切符の旅

 最長片道切符とは、JRの路線で北海道から九州まで経路が途中で重複しない発駅から着駅までの距離が最も長い経路、稚内駅発・肥前山口着の片道乗車券のことです。
 この乗車券で旅に出たいのですが・・・。
 とりあえず計画を立てていますので、『妄想旅行』に出ることにしました。
 極力「各駅停車(快速を含む)」に乗車し、一日一観光。『旅の窓』的に、日の出前の出発と日没後の到着を避けることを基本にしています。
 お手元に地図を準備してお読みいただければ、『妄想』が広がることでしょう。



旅のコレクション~駅弁90 「東北桜めぐり弁当」

2021-04-24 15:06:10 | 旅のコレクション
【東北桜めぐり弁当】(米沢駅他
 [製造元](株)松川弁当店 2021年(令和3年)4月18日 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,251円


 「松川弁当店」といえば『牛肉道場』が看板駅弁の、山形県米沢駅で明治時代から営業しているお弁当屋さんです。
 肉系が主流の松川弁当店では珍しい幕の内系の駅弁です。
掛紙は、「東北桜めぐり弁当」だけあって、東北六県の代表的な桜の名所が写真入りで紹介されています。


 掛紙をはずすと、花模様のピンクの容器が現れます。


 その上には「お品書き」が添えられています。

 内容といい、容器といい、これは同じ松川弁当店の『東北祭り弁当』の「春バージョン」と言ってよい駅弁です。
 「旅のコレクション~駅弁46『東北祭り弁当』」をご覧下さい。



 『東北祭り弁当』同様、東北六県の自慢の食材で、煮物・焼き物・揚げ物、海の物・山の物をそろえた、よく出来た幕の内弁当だと思います。
 御飯は「山形県産米山菜おこわ」。
 山形県産のうるち米ともち米の炊き込み御飯。人参やワラビなどが入ったおこわ風なので、冷めても柔らかくもっちり感が良いですね。
 御飯の上にはスライスした筍煮。バランス良く桜の造花があしらわれています。


 おかずは、東北六県毎に仕切りが分かれています。
【青森県のおかず】「ポテトとホタテのマヨネーズ焼」

 マッシュポテトの中に帆立の貝柱をいれ、マヨネーズを掛けて焼いた「もと焼風」のものです。幕の内系の中にあって、他のおかずにはない味でいいアクセントになってます。

【岩手県のおかず】「鮭の塩き」「玉子焼」

 幕の内系の定番おかずです。
 岩手県の鮭の漁獲量は、北海道に次いで全国第2位です。
 鮭も玉子もふっくらと焼き上がっています。何故岩手県で玉子焼きでしょうか?「南部鉄器 玉子焼きフライパン 」でも使ってふっくらと焼き上げているのでしょうかね。

【秋田県のおかず】「ミニハムカツ」「紅大根酢漬」

 秋田県本荘市民のソールフードは「ハムフライ」と呼ぶそうです。
 秋田県は「漬物王国」と呼ばれています。中でも大根は「漬物の王様」とも呼ばれています。
 赤い色の酢漬けといえば「赤カブ」を想像しますが、これは大根です。男鹿地方ではよく食されているようです。

【宮城県のおかず】「牛たん」「ミニ笹かまぼこ」

 適度な歯ごたえのある「牛たん」と「笹かま」です。

【福島県のおかず】「若鶏と野菜の煮物」

 玉蒟蒻煮と人参煮。人参煮の下にはしみ豆腐(高野豆腐とほぼ同じ製法で作られる物を、東北地方では「凍み豆腐」と呼びます)煮と鶏肉煮が隠れています。
 福島県では、「川俣シャモ」「伊達鶏」などブランド鶏が生産されています。

【山形県のおかず】「黒毛和牛のすきやき」

 牛肉・里芋・椎茸煮に絹さやが添えられています。
 松川弁当店自慢の「すきやき」+山形名物「芋煮」の里芋煮。と言ったところです。
 
 東北地方の駅弁としては、大分優しい味付けになっていますが、おかずの味は全体的にまだ濃いめと感じる方も多いと思います。
 「呑み鉄」から言わせると、おかずは『肴』。御飯は『〆』。バランスの取れた駅弁ではないでしょうか。

閑雲野鶴日記 2021年(令和3年)4月23日 金曜日 「花」「金」

2021-04-23 23:59:59 | 閑雲野鶴日記


 『花』
 青森県天然記念物・野辺地町天然記念物『西光寺のジダレザクラ』も満開です。
 本来の自生地ではない青森県に樹齢200年を超えるシダレザクラは、とても貴重だそうです。
大正時代に発表された、幹周囲一丈(約3m)以上の桜の巨木100株を載せた『全国大桜番附』(東京朝日新聞)の98番目に「西行寺の枝垂桜」が載ってあるそうです。
 所在地が「野辺地町西行寺境内」とあるそうですが、当時も今も当町には「西行寺」は存在せず、「西光寺」の誤りであると考えられているそうです。る。)
 昭和初期までは、幹は傾きながらも真上に枝を伸ばし、風格ある姿であったそうですが、現在は幹の空洞化が進んで中央部分が欠損し、生き残った両側の幹から大枝がそれぞれ反対方向にほぼ水平に伸びた格好になっています。


 『金』


 こちらは一足早く「端午の節句」。
 平年だと、当地では満開の桜の中を鯉のぼりが泳いでいます。





「妄想 最長片道切符」の旅だと思う! 第3日目 第12列車 池田→帯広

2021-04-23 11:53:09 | 妄想最長片道切符の旅

 最長片道切符とは、JRの路線で北海道から九州まで経路が途中で重複しない発駅から着駅までの距離が最も長い経路、稚内駅発・肥前山口着の片道乗車券のことです。
 この乗車券で旅に出たいのですが・・・。
 とりあえず計画を立てていますので、『妄想旅行』に出ることにしました。
 極力「各駅停車(快速を含む)」に乗車し、一日一観光。『旅の窓』的に、日の出前の出発と日没後の到着を避けることを基本にしています。
 お手元に地図を準備してお読みいただければ、『妄想』が広がることでしょう。