旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

大晦日 閑雲野鶴日記2023年(令和5年)12月31日(日)

2023-12-31 23:59:59 | 閑雲野鶴日記
 大晦日と言えば「年越しそば」。
 我が家では年越しそばはお昼に食べます。
 青い森鉄道野辺地駅の「駅そばパクパク」お蕎麦ですが、今年は鴨肉の入った『限定年越しそば』を頂きました。


 「年越しそば」の意味には諸説あるそうですが、有力とされているものは次の5つだそうです。
厄払い
 そばはほかの麺類に比べて切れやすいことから、「1年の厄災や苦労を切り捨てて翌年に持ち越さない」という願いを込めて年越しそばを食べる、というもっとも有名な説です。
そこから悪いものと縁を切り、新年を気持ちよく迎えたいという意味が込められた「縁切りそば」という別名が付いたとも言われています。

長寿祈願
 そばは細く長い麺であることから、延命や長寿を祈願して食べることが年越しそばを食べる意味と言われています。引っ越しの際に贈る引っ越しそばもこの意味が込められています。

健康祈願
 そばの原料であるそばの実が、激しい雨風を受けてもその後の晴天で日光が当たるとすぐ元気になることから、健康への縁起を担ぐものとして食べられるようになったという謂れです。

金運上昇
 昔、金細工職人はそば粉を団子状にしてその団子に金粉や銀粉をくっつけ、団子を水に入れてそば粉を溶かすことで、が金粉銀粉を集めていました。
また金箔を延ばすときもそば粉を用いたこともあり、そばは金を集める縁起物であるという考えが生まれたそうです。

運気上昇
 古く鎌倉時代には博多の承天寺で貧しい人々へ、年越しのための「世直しそば」というそば餅を振舞っていました。
 その「世直しそば」を食べた人は翌年から運が向いてきたそうで、そこからそばを縁起物と考えるようになり、年越しそばにつながったという説です。


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