猫ライフ676日目。
室外機の上で。
『くるねこ大和』さんでは、時々迷子のお知らせも掲載しており、見る度に飼い主さんの心配をおもって胸が痛みます。
うちも、たみぃは前科があるからベランダへ出す時用心していたんですが、先日と今日続けて、レオが玄関からふらっと外へ出てしまったので、警戒レベル引き上げ中です。
帰宅時にわたしが玄関でもたつくのがいけないんですが、どうも味をしめたようで、扉を開ける足もとを狙っている節があります。
今日などは、二軒先の廊下の端まで行って階段下をのぞき込んだりしており、それを離れて眺めつつ、わたしは平静を装っていましたが、今、誰か来てパニックしたレオが飛び出して行ったら、多分そのまま迷子決定……と思って、内心汗じっとりでした。この極寒の中で。
玄関扉を開けておくと他二名も流出してしまうので、それもできず、出たり入ったりしてたんですが、私が出て、玄関を閉めていた時、何かに驚いたらしいレオが走って戻って来ました。が、そのタイミングに合わせてうまく扉をあけられず、目標を見失ったらしいレオは、また廊下の端まで走り去ってしまい、その後、ニャオーニャオーと大声でSOSを発しはじめたので、玄関にはミランちゃんが張り込んで扉を開けると今にもこぼれそうになっており……という混沌とした状況の中、何とか細めに開いた扉にレオをひきつけて、中に入れることに成功しました。
ちょろっと外へ出ても、パニックしないぐらいヒト慣れ世慣れしている猫なら大丈夫なんでしょうが、レオミランは、うちにヒトが来たらすかさず押し入れに飛び込み居ない振り、というのがデフォルトなので、外では対応不可能と思われます。
こういう、ふとしたはずみで……という事態にあうと、迷子広告を出している方々も、まさかのアクシデントだったんだろうなと思います。猫の場合、意外と近くに息を殺して潜んでいることが多いそうですが。
呼べば来るというタイプもいるようですが、たみぃもレオも、パニック中に声をかけても聞く耳もたない様相でした。
それに、普段の暮らしでは、おいでと呼ぶまでもなく、にゃんずは周囲にひしめき合っており、むしろヒトの方が猫に詰め寄られている有様なので、名前を呼ぶという習慣がないのでした。
たみぃもレオも、パニックを収め、戻るべき安全地帯を見極めるという作業を自力で短時間でやってくれたからよかったけれど、一歩間違えればアクシデントが発生するところでした。ああ恐ろしい。出入りには気をつけようと思います。不要でも大きいカバンを持ち歩き、玄関扉を開ける時はそれでブロックする、ぐらいしか対策は思いつかないのですが。あと、なるべく素早く鍵を開ける。暗くなると手元が見えなくてもたもたすることが多いから、外出は日のあるうちに……?
相変わらず団らんは電気ヒーター前で。
そして、10日前はトイレ粗相疑惑のあったこの方↓ですが、
今日、道で行きあった保護主さんとお話したところ、その後、トイレはきちんと使っているとの事でした。
あのままのトイレ状況が続いてしまったら、世話をする保護主さんの負担はさらに重くなるので心配していたのですが、おさまったようでよかったです。
日中、ケージから出して部屋に放す時間を増やしたというお話でした。
不思議なバタ足もやらなくなり、落着いて、さらにヒト慣れ度もアップ、だそうです。
しかし、この師走からお正月へという季節、保護主さん宅は忙しさ十割増しのように見受けられるので、次回写真を撮ったりできるのは年が明けてからになりそうです。
レオがおさまってるこの箱、
実は、ぼろぼろのふたを支えに斜めになってます。
そんな中で、
すまん寝。
あ、
起きた。
あくびっ。