13勝10敗1引き分け(3位。4月末時点)
■ 総評
去年の24試合目と比較してみた。1試合当たりの得点が、去年4.96、今年5.16である。決して去年に引けを取らない。にもかかわらず、打線に関して、もやもやした気分が晴れないのは、“最強のクラッチヒッター”今岡の不調によるものかもしれない。矢野の極端な不振も、下位打線での得点力を落としている。
もちろん明るい材料もある。濱中を筆頭に、藤本、関本、林らの若手は、自分らしい打撃を見せてくれている。シーツ、金本も健在だ。ゆえに先の二人の不調が目に余る。5月の巻き返しに期待した。
■ 個人評価
成績は5月1日時点
■ 総評
去年の24試合目と比較してみた。1試合当たりの得点が、去年4.96、今年5.16である。決して去年に引けを取らない。にもかかわらず、打線に関して、もやもやした気分が晴れないのは、“最強のクラッチヒッター”今岡の不調によるものかもしれない。矢野の極端な不振も、下位打線での得点力を落としている。
もちろん明るい材料もある。濱中を筆頭に、藤本、関本、林らの若手は、自分らしい打撃を見せてくれている。シーツ、金本も健在だ。ゆえに先の二人の不調が目に余る。5月の巻き返しに期待した。
■ 個人評価
選手名 | 打率 | 打点 | 本塁打 | 寸評 | 評価 | |
53 | 赤星 | .346 | 4 | 0 | かつてノムさんがこう言っていた。投打と違って足には好不調の波がないんだと。今の赤星を見ていると、決してそんなことは無いように思える。盗塁死が続いたことで、とてもナーバスになり過ぎている。根が真面目に考えすぎる性質(たち)なのだろう。大先輩の福本豊さんの図太さ、強かさが欲しいところ。常に赤星に期待するのは、「塁に出たらワンチャンスで1点」の恐怖を、相手投手に与え続けること。その恐怖感が陰をひそめている。 | |
9 | 藤本 | .357 | 8 | 0 | 昨年が守備躍進の一年なら、今年は打撃躍進の一年になりそうだ。このオフ、打撃の修正箇所を見定めて、矯正に励んだ成果だ。修正箇所は本人よりもファンのほうが、かなり前から見定めていた(笑)。左の2番打者に必要なの要件は、「じっくり待てる」「しっかり引っ張って転がせる」の2点。去年と比較にならないくらい、これらの意識がプレーに表れている。(と、ちょっと褒めてやると、ここ数試合、意図に反する早打ち、打ち上げが目に付きだしたぞ。監督、コーチの皆さん、しっかりお説教してやるように!) | |
4 | シーツ | .356 | 19 | 6 | 去年も4月はシーツの季節だった。迎える5月は、それだけに心配ではある。ただ、移籍1年目で張り切りすぎた去年に比べて、今年はリラックスしてプレーしている点が好材料。とにかくボールを強引に振り出したら警報装置を作動してやって欲しい。 | |
6 | 金本 | .330 | 14 | 3 | 「阪神の金本」から、「世界の金本」に変わった後から調子を落としていった。金本も人の子だったんだと、すこしほっとした瞬間だ。ホームランが途絶えているから不調そうに思えるが、打率330、出塁率440はさすが。しっかり仕事はこなしている。5番打者があの状況では、相手投手は四球でもよいと、思い切ったコースをついてくる。4番打者は、すくなからず5番打者の影響を受けざるを得ないのだ。 | |
7 | 今岡 | .204 | 12 | 4 | 身体的影響なのか、メンタル面による影響なのか。去年147打点(1試合1打点強)の最強の5番打者は、24試合で12打点。2試合で1打点はお寒い限り。去年以上に守備のフットワークの悪さも目に付く。前後(金本、濱中)を分断する打席が続くようなら、“不動の5番打者”も怪しくなってくる。守備負担を減らすために、いっそシーツとポジションを入れ替えるのはどうだろう?一塁・今岡、三塁・シーツってのは。ん、でも一塁守備も重要だしなあ・・・。 | |
5 | 濱中 | .435 | 22 | 10 | ああ、この日が来るのことを信じてた。ただ、こんなに早く来るとは想定外だった。今シーズン中にライトに定着してくれれば、くらいに思っていただけに。ことあるごとに、岡田監督は濱中を気にかけていた。過大評価しすぎるんじゃないかと、いぶかるくらいに。しかし、入団時から一番そばで見続けてきた人だから、彼の能力には確信を持っていたのだろう。あとは監督が、いつクリンナップに据えるかだ。 | |
1 | 鳥谷 | .292 | 15 | 2 | インコースの難しい球を、見事に捕らえたかと思えば、ある時は、ファーストストライクから、追い込まれたようなバットスイングであっさり凡退してしまう。まだまだチャンスに“あっさり凡打”のイメージを払拭できない。しかしバッティング技術は確実に上がっている。彼の評価はトータルで見てやる必要があるのだろう。シーズン終了時の、打率、打点、本塁打、盗塁数、守備機会率・・・。きっといずれの数字とも、去年を上回っているに違いないから。 | |
39 | 矢野 | .213 | 13 | 3 | 打撃にしろ、キャッチングのフットワークにしろ、年齢のせいにされるのは本意ではないだろう。しかし、どうしても年齢に重ねてみてしまう。ベテラン選手の宿命だ。チーム内に“奇跡のベテラン選手”がいるものだから、なおのこと比較されてしまう。これからは、最大限のパフォーマンスを発揮できるため、いかに出場機会を間引いてやるか。監督の手腕ひとつだろう。 | |
3 | 関本 | .349 | 3 | 2 | 今シーズンは藤本とのツープラトンに終始することだろう。本人も自覚し、割り切ってプレーしていることが好結果を生んでいる。従来の二番打者の枠にとらわれず、藤本にない特徴を発揮しようとする姿勢もプラスに作用している。このまま2年後、3年後を見据えて、しっかりと方向性を定めていって欲しい。そうすれば必ず・・・。 | |
24 | 桧山 | .185 | 1 | 0 | 濱ちゃんの復活をもってすれば、今の桧山の役回りも仕方あるまい。しかし、試合の終盤には必ず、桧山を必要とする場面が訪れる。その瞬間に備えて、しっかりコンセントレイトしていて欲しい。 | |
31 | 林 | .417 | 3 | 0 | 桧山同様、1打席にコンセントレイトする日々が続いているが、しっかり結果を残している。やはり、このあたりが並みの打者ではない証拠。かつての代打職人、桑野を髣髴させる。そんな道を歩むのもいいかもしれない、と思ってみたり。 |
さすがによく見ていらっしゃる。でも今岡君も必死で頑張っているのです。ちょっと動作が投げやりに見えるのがあの子の特徴なんです。それで以前の担任に嫌われたりもしたけど、黙々と練習を重ねて今日があるのです。唇を噛みしめ、顎を引いて頑張っているのです(唇は厚いし、顎もないから無理かしら?アラッ!担任としては不謹慎でしたわオホホホ、ゴメンナサイ)なにより担任として嬉しいのは金本さんと矢野さんを中心にクラスが纏まっていることですのよ!
長い目で見ていて下さい。次代の纏め役は今岡君しかいませんことよ! 担任
無礼先生、今岡君をかばってくださってありがとうございます。
そうなんですよ、本当にあの子はもう・・・下唇は出てるし、アゴはないし・・・
身体の具合が悪くなくても、精神的に参っていたら癒しが必要。
白衣を着た犬がお待ちしておりマス(←だから誰がっ?)
コーチ・監督・関係者さんetc...怪我が無いようにとの思いです。
きっと本物の今岡君はどこかに拉致されていて、今出ているのはリモコン仕掛けの「他球団スパイ偽装ロボ」に違いないと思っているのですが・・・。
先生、いちど調べてみて下さい。
今日はここというとこで打ってくれましたし。
私は今岡君は絶対にもうすぐ立ち直ると思います。
根拠はないけど(笑)、私の感よく当たります。
かねもっちゃんは今日行ってチームの精神的支柱であることを確信しました。
アニキの執念が乗り移ったような試合でしたよ。
評価ってのは生ものです。3日も経過すれば、すこしずつ違ってくるものです。それだからこそ楽しいのです。
⇒無礼師匠
今岡は「タイガース暗黒時代」に終止符をうつ、「レジスタンス運動」の旗手でしたから、その英雄に最大限の敬意を払うのは当然のこと。少々のミスや不調はドンマイ、ドンマイ。岡田監督の頑固さは当代随一でしょうから、今シーズンは5番今岡を動かすことはないことでしょう。本当は、いろいろと変化をつけてやって欲しいし、今の彼には必要だと思うのですが。
⇒りささん
今岡は誰がなんと言おうと“天才”です。“天才”は一般人には理解しがたい一面を、常に併せ持っているのです。あとは“天才”の爆発を期待しましょう。
「天才は忘れた頃にやってくる」っていうじゃありませんか(笑)。
⇒wanちゃん
金もっちゃんが右手の指を怪我しているようです。もしかして公表してないだけで、実は骨折だったって後日談で出てきたりして。ちょっと心配ではあります。常に保健室で待機をよろしく!
⇒gaviさん
>リモコン仕掛けの「他球団スパイ偽装ロボ」に違いないと思っているのですが・・・。
その可能性についても調査が必要ですね。また、私のミッションがひとつ増えました(笑)。
⇒yuさん
現場の空気を吸ってこられましたか。あれこれ言っても、タイガース打線の核は「4番金本、5番今岡」です。まだ、しっくりいってない点は、5月の調整課題でしょう。固唾を呑んで見守りましょう。
私もしょっちゅう書かれていたけど、落ち着きのある子供って?
只今、5月初旬。この時点で「がんばりましょう」を
クリアできたのは矢野さんだけかな。
金本さんが天災にやられた今こそ今岡さんの復調の時ですね!
交流戦前のラストゲームは、すっきりと勝ってもらいたいぞ。
⇒tacocoさん
自宅でねじり鉢巻して脚本仕上げているかと思いきや、浜スタなんぞに出没とな。相変わらずのフットワーク。^^
お天気に恵まれた惜敗でしたね。悪天候でも快勝のほうが良かったのかもしれませんが。
>先生のコメント欄に「少し落ち着きがない。」っていう言葉多くなかった?
子供は本質的に落ち着きが無い性質の生き物。「落ち着きがない」を連発する先生は、その性質を理解していないのでしょう。ただ、40人に1~2人は「注意欠陥・多動性障害(AD/HD) 」といわれているらしい。筋金入りの「落ち着きが無い子」だ。このような子供が、欧米や日本でも増加傾向にあるようです。
つぎは27日に西武ドームに応援に行ってきます。
トラッキーも来る様なので楽しみです。