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ただいま冷温停止中! d( ̄ ̄;)

やのっちかのっち ~二人はやけくそ~

2007-04-30 19:42:05 | スポーツ
○広島7-4阪神● (阪神2勝4敗)

や、や、や、これはこれは……。
もしかしてこれは岡田監督の深慮遠謀なのか。
タイガースが長丁場を勝ち抜くためにはJFKだけではまかなえない。
どうしてもJFKにつなぐ第二セットアッパーグループが必要になる。
いわゆるSHEの再編成が急がれるのだ。
橋本、桟原を欠いている今こそ、中村泰、渡辺を育てる絶好機。
しかし、この二人を育てるには、いささか配慮が必要だ。
デリケートな環境で投げさせてあげる必要がある。

その環境とは、

・デーゲーム(ウエスタンリーグの雰囲気で投げられる)
・地方球場(甲子園のどぎついプレッシャーを避けられる)
・大量点ビハインド(大量点リードすらヤスにはプレッシャー)

そう考えると、この広島との三連戦ほどヤスと渡辺にピッタリの
シチュエーションはありえない。
はっきり言って、彼らのために仕組まれた三連戦だと断言できる。
そして彼らはこの三連戦、しっかり結果を出してくれた。
三連戦三連投をヤスは3回3分の1、渡辺は4回、共に自責点ゼロで
切り抜けてくれた。
なんと収穫の多い三連戦ではないか。
勝ち負けなんかこの際、二の次、三の次だ。
ヤスと渡辺という十分に「使えるセットアッパー」を獲得した、
我がタイガースの未来は明るい。

そう、明るい。

うん、明るい。

あっ軽い?

こうなりゃあヤケクソ。
三日連続、このお二人にご登場ねがおう。

                     ◇

試合終了後、ロッカールームにて。
今から横浜に移動する身支度をはじめたキャッチャー二人が肩を並べて……

やのっち「またしても初回、やられてもうたなあ」
かのっち「……」
やのっち「3試合続けて3点、5点、3点やもんなあ」
かのっち「……」
やのっち「若手が投げるときは全てリードの責任にされるもんなあ」
かのっち「……」
やのっち「ジブン、気持ちようわかるわ。第一、何であそこに投げさすんや言われても、そもそも要求したとこに来ないんやから。それでリードの責任て言われてもなあ」
かのっち「……」
やのっち「ベンチのムード、最悪やったなあ」
かのっち「……」
やのっち「岡田監督、カンカンやったなあ」
かのっち「……」
やのっち「おかだカンカンかっぱのへー……っちゅうてな(笑)」
かのっち「……」
やのっち「しょうもないこと言うてすまん。ジブン、ど根性ガエルって知らんよなあ?」
かのっち「……」
やのっち「……」
かのっち「……矢野さん、ひとつお願いがあるんですが」
やのっち「な、なんや……(汗)」
かのっち「シーズンオフにラジオ番組、持ってますでしょ?」
やのっち「朝日放送の『矢野輝弘のど~んと来い!』?」
かのっち「ええ。オフにゲストで僕、呼んでください」
やのっち「なんや急に」
かのっち「一度、ラジオに出てみたかったんです」
やのっち「いや、そらまあええけど」
かのっち「もちろん合コンつきで!一度、局アナと合コンしてみたいっす」
やのっち「ジブン、子供もおるやん」
かのっち「プロ野球の選手って、いくらでも『局アナと合コン』できるもんやと思って期待してプロ入りしたんですよ」
やのっち「なんや、動機が不純やなあジブン。在京セは放送局と資本関係あるからまだしも、うちじゃせいぜい阪神百貨店のお姉ちゃんくらいやもんなあ。それじゃ物足りんか?」
かのっち「村西アナに会いたいんです」
やのっち「ムラニシ?村西利恵か?それやったら関テレちゃうん?」
かのっち「え?そうでした?チッ、なら片岡さんに言うんやった。今、通路ですれ違ったとこやん。ちょっと僕探してきますわ」
やのっち「……」