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かったるい話ヌキの情報発信ブログ。改革派政治家とマスコミ検証。独自取材もとに元記者が追撃する。マスコミにない情報満載

問題あり教育長と、勘違いライターの喧嘩

2004年08月04日 | 長  野  県  政
● 瀬良和征教育長が日垣隆に内容証明郵便で事実無根を抗議!!
   凋落の週刊エコノミストを舞台に
   問題あり教育長と、勘違いライターの喧嘩
   自分は"グリーン車"で"遠回り"を要求しておきながら
   たかが郵便代を、「税金で」という神経!

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何度も経営危機に陥っているくせに、見栄だけで全国紙だと言い張っている毎日
新聞が、時代にすっかり取り残されているのに、廃刊にし忘れて、ただ惰性だけ
で出している、「週刊エコノミスト」の冒頭に敢闘言というコラムがある。

元は倉庫番などをしていたらしく、従って取材の基礎的訓練を受けたことなどな
く、「知らない人とは話をしない」という、あり得ない手法でジャーナリストを
自称している日垣隆なる人物が、ただの下卑た個人的不満や鬱憤、罵詈増雑言を
書き散らしているだけのものだ。

こんなものを冒頭に恥ずかしげもなく載せているくらいだから、この雑誌の評価
はもちろん低くほとんど売れていない。そういうことに厳しいまでに敏感な書店
では、かなり大きなところでも発売日であってもなかなか目に付くところには置
いてない。

「週刊エコノミスト」などといっても若い人は知らないだろうが、その昔、19
70年代から80年代にかけての政治の季節にあった「朝日ジャーナル」の二番
煎じ雑誌といったらいいだろうか。
朝日ジャーナルは光栄にも権力の圧力を受け名誉ある廃刊となったのだが、毒に
も薬にもならないのが取り得のエコノミストは何の咎めも受けることなく生き恥
を曝して書架の隅に忘れ去られて売れ残っている。昔はそれでもごくたまーに買
って読む気になる記事もあったような記憶もないではないが、この十数年、存在
すら忘れていた。

その雑誌の巻頭に日垣なる奸物が仰々しくページを与えられていることに違和感
を覚える。時代遅れで趣味が悪いので、ほとんど着ることもなかった安物のシャ
ツを捨てたら、いけ好かない奴が拾って得意そうに着ているのを見る気分だ。
いくらなんでも、他にもう少しテキトーな奴はいないのか?と、以前編集部の女
に言ったことがあるが、人材払底、図星だったとみえてキィーッといって電話を
切ってしまった。最初はスカして話していたが、所詮は付け焼刃すぐに育ちの悪
さが出たようだ。流行らないバーには流行らないホステスがいるものだがそれと
同じ。

日垣の問題行為についてはここにある過去号で。
 発覚 田中知事のお友達 日垣隆氏が県にグリーン車要求
http://www.melma.com/mag/68/m00060168/a00000128.html 2/19 配信号
 な、なんと日垣氏が県委員会出席に"遠回り"
http://www.melma.com/mag/68/m00060168/a00000133.html 3/1  配信号
大石氏の関連参考ページ
http://www.ne.jp/asahi/eiji/home/main/200306higaki.htm


そのアナクロ雑誌が先週書店に立ち寄ったとき、たまたま私の視界に入ったので、
たまには穢れたものも見なくては世事に疎くなると思って戯れに手にとって見た。

すると、敢闘言なるコラムの最初のほうに
「長野県教育委員会教育長の瀬良和征氏という公人から税金を使っての配達証明
郵便が届いた。」という一文があった。

こんな雑誌最初から買うつもりもなく、雑駁な記憶だけで書けば十分と思ってい
たのだが、この稿を書いている途中で、ふと作家の大石英司氏のページを見たら
その敢闘言なるものの全文が載っていたので読者の便利のためにそれを紹介しな
がら書くことにした。私が書店で見た目の穢れは二段目の2004.07.27号のようだ。
http://www.ne.jp/asahi/eiji/home/main/20040727.htm

日垣は私が上のメルマガで暴いたように、
長野県の飯田高校殺人事件の検証委員会委員をしながらそのくせ、その十数回の
会合に出るのに、長野市に自宅があるにもかかわらず、わざわざ東京に借りてい
る安アパートからの交通費を"グリーン車"で"遠回り"して要求するという考えら
れないことをしている人物だ。

その人物が、遠回り電車賃を要求した先の恩ある長野県教育委員会の親玉を何を
思ったか、ケナしているというのだからお笑いだ。自分ではさんざ法外な要求を
していながら、それを棚に上げ「税金を使っての配達証明郵便が」とたかが郵便
代を"税金使って"と最初に強調するあたりどういう神経してんだろうか?郵便代
と"グリーン車"で"遠回り"するのではどっちが余計税金がかかるか、簡単な算数
もできないらしい。日垣の面の皮の厚さと、恥を知らない遣り方には脱帽だ。

「彼本人と周囲から幾重にも確認をとった事実だけを書いたので間違うわけもな
いのだが、」という書き方にも臆病者の自信のなさが透けて見える。真実ならこ
んな風には書かずに事実をズバッと書けばいい。

瀬良教育長が視察に行ったとか行かないとかどっちでもいいことに噛み付いてい
るようだ。ほとんどチンピラの言い掛かり。

日垣は自分が間違いないと言い張っているが、
なんせ、"知らない人とは口を利かない"のが手法だからどういう取材をしたか分
かったもんじゃない。この教育長も問題大ありなのだが、こっちは組織でやって
いることだからたとえ教育長個人に問題があったところで、こんなことを間違え
っこない。教育委員会も日垣がなんでこんなことをするのかまったく見当もつか
ないという。

完全に日垣の勘違いなのだが、それではメンツ(そんなものないのだが、そうい
う人物に限って拘る)が潰れると思ったか、さも教育長が悪いように書いている
のだから弱りもの。こういうものを平気で載せてしまう"エコノミー"も無責任。
雑誌としての社会的責任など完全に放擲しているといわざるを得ない。だから売
れないし、廃刊にすらできないのだ。

そもそも、日垣のようなチンピラを分不相応にも県の教育委員会の委員にするな
どということが大間違い。しかも唯々諾々と"グリーン車"で"遠回り"などという、
法外を通り越した要求を呑むから相手を図に乗らせこのようなことになる。
いってみれば教育委員会は自らまいた種に悩まされているようなもの。私に言わ
せれば目くそ鼻くそで、どちもどっち。

日垣がいくら"エコノミー"誌上で力んだところで、肝心の長野県庁ではすっかり
正体バレているので誰も日垣の言い分を信じはしないし、そもそもこんな雑誌読
む人もいず、日垣はいったい誰に向かって書いているつもりなのだろう?

「世問を舐めているのか?」とか「完全に腐っている」と書いているが、そりゃ
お前だろう。余分に使った税金返せ!と訴えられても不思議でないのに自分の立
場がまったく分かっていないようだ。


「日垣隆」「狂犬病」で検索するとこんなのが出てきた。
最初で最後の自己紹介
http://homepage2.nifty.com/higakitakashi/profile2.html
この最後のほうに
「どう書けば相手がいちばん傷つくか、日々研究に努めたりもしていたわけです」
などと書いている。
辛口評論家の佐高信氏からは
「ゴミ虫をつぶした感じで、後味はよくなかった」(『佐高信の直球曲球』)
とこき下ろされても
「むしろ元気になってしまう(ゴミ虫だからね)。」
と負け惜しみだ。

このようにいつも喧嘩腰の人物が、教育委員会の何かしらの委員になる資格があ
るのだろうか?いくら知事殿に気を使ってのこととはいえ、とんだミスキャスト
だ。


日垣はこの5月ごろまでTBSの朝の情報番組「ウォッチ!」に火曜日だけコメ
ンテーターとして出ていたようだが現在は出ていない。TBSと番組制作会社二
社に日垣の行状を詳しく書いたメールを4月頃に送っておいたのだが、それが功
を奏したのだとは思うが返事もないので正確なところは分からない。せっかくい
い情報を送ってやったのに内々に処理し、情報提供者に返事もよこさないTBS
の体質は"窺い知れぬ奥深いもの"を感じさせる。

TBSは降ろしただけマシだ。エコノミストはいつまで日垣に世迷言の場を与え
続けるつもりだろう。


 = 注 =
このメルマガは週に10~20前後のペースで購読読者が増えています。最近読
者になった方は、記事の中で分からないことがあったときは「田中県政追撃コラ
ム」の後に当該の語、例えば「窺い知れぬ奥深いもの」などを空白を入れて検索
するとその過去号が出てきます。Gooで再検索するといいようです。「キャッ
シュ」というところをクリックすると、探す言葉に色が付いて表示され便利です。

田中県政追撃コラム 

2004年08月04日 | 長  野  県  政
田中康夫の支持者だった元記者が、田中康夫長野県政とマスコミを
検証し、メルマガを発行して追撃しています。

田中知事の「脱・記者クラブ宣言」に呼応して、表現センターの
知事会見に出席、マスコミの問題点を糺し、田中知事を支援するつ
もりでしたが、取材しているうちに田中知事こそを追撃しなければ
ならないことに気付きました。
田中知事のいう「脱・記者クラブ宣言」はマスコミ操作の小道具です。
言いたいことだけを長々喋り、都合の悪い質問にはまともに答えません。はぐらかし、
すり替えが目立ちます。質問の途中で「次の方」とやるのも常套手段。
「脱ダム宣言」にはなんら理念がなく、世間一般にある公共事業に対しての不信感を増幅
させ、己の支持に利用しようという策略に他なりません。それが証拠に大きなダムを一個
造るのをやめ、替わりに小さなダムを複数造ると言いはじめました。
これが誤魔化しでなくてなんでしょう。ダムは必要だったのです。なのに、自分の間違い
を認めようともしません。
半数が新人に入れ替わった県議会とも徒に対立し、議会は”悪”、田中知事は”善”とい
う虚構の構図を作り出し県政を混乱させています。県内にいるより県外にいることのほう
が多く、執務態度は極めて不真面目。
幹部職員の異動は激しく、気に入らないとすぐ飛ばされ《イカロスの翼人事》
と揶揄される恐怖政治状態。

最近では出張旅費を誤魔化していたのがバレ、返還する羽目に。しかも三件も。
これは氷山の一角。そもそも、マスコミに出るために公務を作り出し無理やり出張し旅費を
二重取りしていたのだから呆れる。