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米国株で自由を手に入れる日記

40代の一般男性が米国株投資によって経済的自由を手に入れるまでの全記録

一喜一憂しない

2021-02-09 05:43:52 | 投資の心構え
このブログでは株でゆっくり小金持ちになる方法をお伝えしています。

今日は株を始めたときの心の持ち方についてお伝えします。

株を始めると株価の値動きがいちいち気になります。私も最初の頃は一日に何回もスマホを見ていました。

株価が下がれば自分のお金が減ったと落ち込み、上がれば増えたと喜びます。

これは預金だけしていたら起きないことです。預金は勝手に増えたり減ったりしないからです。

本当は為替の影響で預金も上下しているのですが、それはおいておきます。

この不安は自分の資産をリスクにさらしていることから来る不安です。とはいえリスクにさらさないとリターンが得られないことも確かです。

こうした不安にどう対処したらいいのでしょうか。方法としては、まず少額から始めて心を慣らしていくことがあげられます。

いきなり冷たいプールや熱いお風呂に飛び込まないのと同じですね。生活資金は別途確保した上で余剰資金で株を買うことをおすすめします。

段々と慣れてきたら入金額を増やしていくといいと思います。よく言われるのはサラリーマンなら半年分、自営業者なら1年分の生活資金を別途確保した上で株を買うことです。

でも不思議なもので、株を始めて半年もすると株価の変動にすっかり慣れてしまいます。それどころか早く暴落が来てほしいとさえ思うようになります(笑)

なぜなら暴落すれば株価が下がるため、絶好の買い増しチャンスが到来するからです。

現在、私は株を買い増さず暴落が来るのを待っています。というより、ここのところ株を買い過ぎたので預金の額を増やしているところです。

とはいえ、業績のよくない企業の株を買えば不安が現実のものにもなりかねません。つまりその企業が倒産すれば株はすべて紙切れになり、自分のお金もなくなってしまいます。

そのため私は倒産するリスクが極めて低い米国の高配当株高配当ETFへの投資をおすすめしています。

それでも不安な人は、まずは積み立てNISAを使ってS&P500インデックスファンドを購入していくことをおすすめします。

なおS&P500とインデックスファンドについては過去の記事をご覧ください。ETFやNISA、積み立てNISAについてはまた改めてご紹介します。






親ブロックと嫁ブロック

2021-01-25 03:32:52 | 投資の心構え
先日、このブログのことを親に話したら大炎上しました(笑)

「投資なんてお金持ちがやることだろ!」「もしお前のやり方を人がマネして失敗したら責任取れるのか!」と大層ご立腹でした。

親はなんでも反対しますね。これを親ブロックと言うそうです。

それにしても、投資ってなんでそんなにイメージが悪いのでしょうか。おそらくこれまで日本人が株や投資で得をして来なかったからだと思います。

また職場の同僚に「一緒に株式投資しよう」と話しても、「嫁が許してくれない」と言いますね。これを嫁ブロックと言うそうです。

嫁は家庭の財務省、金庫番なんですね。お小遣いさえもらえない同僚もいます。それじゃ投資どころか缶ジュースも買えませんね。

ところで10年くらい前から投資環境ははっきりと変わって来ました。どう変わったのでしょうか。

①ネット証券で手数料を抑えて手軽に投資できるようになった。
②アメリカなど海外の株を買えるようになった。
③インデックス投資や高配当株投資といった手堅い投資方法が浸透してきた。
④日本政府もiDeCoやNISAといった非課税制度を設けて国民が投資するのを後押ししている。

今投資を始めないのは損です。これだけの環境が整っているのですから。とくに若い人には言いたいです。

もちろん株式投資で得られる利益はせいぜい年利6〜7%がいいところです。秒速で億り人!なんて一部のラッキーな人だけの特別な話です。

ただ預金しているよりは投資をした方がよっぽどマシです。

日本人はいつから預金の奴隷になってしまったのでしょうか。


老後の資産形成は若いうちから

2021-01-22 05:38:14 | 投資の心構え
両親にこのブログのことを話したら反応がすごかったです(笑)

「株は楽してお金を稼ごうとするもので悪だ」と言うんです。・・・私もそう思わなくもありませんが。

しかし株の善悪はどちらでもいいんです。私がこのブログを始めた目的は苦しい老後を送る人を一人でも減らすことです。

老後に2000万円不足するなんて言われています。株をやらずに「正しく」生きても、老後に貧困に陥っては元も子もありません。

今では国も国民の老後を心配していて、国だけに頼らず個人でも資産形成することを勧めています。そのために国はiDeCoやNISAという非課税制度を設けています。

しかもiDeCoやNISAの対象は金融庁が認可した極々一部の安全で優良なファンド(投資信託)だけです。手数料もとても低いものです。

このブログで私が繰り返しお勧めしているS&P500インデックスファンドもこの制度の対象です。

正式には「eMAXIS slim 米国株式」です。ネット証券に登録し、NISA口座をつくり、このファンドを月々1万円でもいいので積み立てていくことをおすすめします。100円から買えます。

とにもかくにも若い人には今からNISAやiDeCoを使って国や会社だけに頼らず自分でも老後の資産形成することをお勧めします。

ちなみに写真はうちの4歳の娘の描いた絵です(笑)

株式投資のリスク

2021-01-20 07:56:13 | 投資の心構え
このブログでは株でゆっくりお金持ちになる方法をご紹介しています。

昨日からご紹介しているインデックス投資は素人でもプロに勝ち続けることができる投資方法でした。

インデックス投資は、数百円から世界中の株式や債権に低コストで分散投資できます。また時間を味方につける投資方法であり、米国株のインデックスファンドの場合、15年以上続けた人で損をした人はいません。

ただしメリットだけではなく、以下のようなリスクも考慮する必要があります。

【暴落リスク】
まず、お金が必要な老後に大胆に株に投資することはおすすめできません。たとえば退職金をどかっと株に入れるようなことは危険です。

株には暴落のリスクがあります。2000年のITバブルのときは3年ものあいだ株価は下落したままでした。その間、投資家はかなりの忍耐を強いられたはずです。

もし暴落時に急なお金が必要になった場合、暴落により目減りしていて必要なお金を得られない危険があります。一時的な元本割れも生じます。

そのため老後には株の比率を減らして預金と債権の比率を高めるといった工夫が必要になります。

反対に若い人ほどリスクが取れます。働けばまたお金を稼げますから。よく言われるのは、株の保有比率を30代なら70%、40代は60%、50代は50%というふうに減らしていく方法です。

また自分のリスク許容度を超えた額を投資するのも危険です。暴落時にパニックになる危険があります。投資初心者は少額から始めることをおすすめします。

【為替リスク】
さらに外国株の場合、為替リスクもあります。1ドル120円で購入した株を1ドル80円のときに売れば3分の1損することになります。いわゆる円高リスクです。

【減配リスク】
またインデックス投資とは関係ありませんが、後日お話しする高配当株投資の場合、減配(配当金が減る)リスクもあります。

こうした暴落、円高、減配が合わさると絶望的な状態に陥ります。もちろん時間が経てば株価は戻りますが、その間のお金と心構えが必要になります。

【指数が伸びないリスク】
またインデックス投資の場合、どのインデックス(株価指数)に連動したファンド(投資信託)を購入するかも大切です。

日本の日経平均株価やTOPIXに連動したファンドでは成長しない可能性があります。そのためアメリカの主要企業500社(S&P500)か全世界の主要企業500社に連動するものがおすすめです。

こうしたリスクを考慮して、自分のリスク許容度を理解した上で投資することが必要になります。

投資とギャンブルは違う

2021-01-14 06:33:04 | 投資の心構え
投資とギャンブルを同じものだと考えている人が多いようです。しかし両者はまったくの別物です。

投資の場合、その会社の株を長期で保有します。優良な会社の株を一度買ったら30年でも40年でも持ち続けるわけです。ある意味、その会社と結婚するようなものです。結果、その会社が優良であればあるほど配当金の額は増し、株価も上がっていきます。

たとえばアメリカには25年以上の連続増配当を続けている企業が100社以上あるそうです(バフェット太郎,2018,『バカでも稼げる「米国株」高配当投資』,ぱる出版)。ちなみに日本では花王の1社だけです。こうした超優良企業の株を保有し続ければ、長期的に増え続ける配当金を手にすることができます。

なおアメリカの会社の場合、年に4回決算があり、その度に配当金が振り込まれます。そのため、たとえば決算月の異なる3社の株を買うことで毎月配当金を受け取ることも可能です。ネット証券を使えば、私たち日本人でも簡単に米国株を買うことができます。

一方、投資に比べて、ギャンブルは競馬にせよパチンコにせよ短期で利益を得ようとします。私の感覚では、お金の貯まらない人ほどギャンブルに興じ、散財しているイメージがあります。

もちろんギャンブルをすれば息抜きにはなるかもしれません。しかしおおかた自分の財布が寂しくなるのが落ちです。

もしギャンブルに注ぎ込むお金を投資に回していたらどうでしょうか。金の鶏が金の卵を生むように、確実に配当金を得ることができたはずです。しかも上記のような会社の株ならなおさらです。

ところで日本人が投資とギャンブルを混同してしまうのはなぜでしょうか。おそらく投資について学校で教えて来なかったからだと思います。アメリカでは高校の授業で普通に投資について学ぶそうです。

とはいえ日本でも来年度(2022年度)から高校の家庭科の授業で投資について教えることになっていると聞きました(日本経済新聞,2019.11.12)。遅すぎるとはいえ、いいニュースですね。一人でも多くの人が投資についての正しい知識を学び、一日でも早く実際に始めてみることを願います。