長与町からコンパクトシティ構想(中心市街地活性化、新図書館建設地、商業機能強化、公共交通体系充実、情報ネットワーク整備等)について諮問を受けた長与町コンパクトシティ構想推進委員会は、11月14日、検討結果をまとめ長与町に答申した。
答申によると、図書館を長与町のまちづくりの核となる施設と位置づけ、建設候補地を検討したとしている。
5つの候補地を評価検討し、最終的に西彼農協長与支店、榎の鼻区画整理用地内の2箇所を推薦することとなった。答申によると、2カ所については、それぞれにメリット、デメリットがあり、1カ所に絞るには到らなかったとしている。
西彼農協長与支店のメリットとしては、十分な敷地面積と平地であることから、高齢者等のアクセスが容易であることと、中央商店街を含む中心市街地の活性化に資する事。
デメリットは、民有地であり地権者の同意が必要となることと、用地取得に多額の経費を要する点。
榎の鼻区画整理用地内のメリットは、十分な敷地面積、町が買い取る予定となっている用地であることから、スムーズな工事着工が可能としている。
デメリットは、高台であり高齢者等弱者のアクセスが懸念されることと、中心市街地の活性化に資する効果が不透明であることとしている。
(10ページの答申書ですが、その他の内容はここでは割愛します)