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金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

うんと久しぶりの金繕い教室

2022-04-15 12:48:07 | 金繕い教室「器再楽」
昨日は川西パレットでの金繕い教室「器再楽」でした。
 
コロナで長らく開催できずにいましたが、前回は1月13日、ずいぶん久しぶりでした。
参加者は8名。

 

ベテランになってきた人は、さっさとご自分で作業を進められます。

 

私のテーブルの上にはたくさんの繕い品が。

この後もたくさん置かれました。

うんと久しぶりなのでたくさんありますね。

 

まずはひびが入ったものの処理から。

トーチを使って。

 

そのあと接着剤をしみこませて、しっかりと抑えてテープで固定します。

 

皆さん、作業をよく観てくださって。

 

まだまだたくさんの繕い品がありますが、全く時間に余裕がありません。

 

大きなポット、注ぎ口が欠けていたものを上手にベースを復元されています。

漆を使っての作業は次回にしてもらいました。

 

この高価そうなワイングラス、ひびの部分を補修した後、欠けた部分を補填して。

 

ガラスの器もあって。

 

他にもいろいろとありましたがこんな真っ二つに割れたお盆も。

 

接着剤に木の粉を混ぜたもので。

 

しっかりと抑え込んで。

 

余分な接着剤をキムワイプできれいにふき取って、この後テープでしっかりと固定です。

帰宅後もずれができないように、寝る前まできちんと見守るように注意して。

どの修復品もテープで固定してもずれがよく生じるものなのです。

 

皆さん、よく観てくれています。

 

私のテーブルの上はこんな具合。

後片付けが大変です。

あっという間に3時間の講習会が終わってしまいました。

余裕のないバタバタの時間でしたね。

時間をかけてのいい仕上げは、自宅でないと難しいですね。

月2回の教室、次回は4月28日です。