昨日は川西パレットでの金繕い教室「器再楽」でした。
コロナで長らく開催できずにいましたが、前回は1月13日、ずいぶん久しぶりでした。
参加者は8名。
ベテランになってきた人は、さっさとご自分で作業を進められます。
私のテーブルの上にはたくさんの繕い品が。
この後もたくさん置かれました。
うんと久しぶりなのでたくさんありますね。
まずはひびが入ったものの処理から。
トーチを使って。
そのあと接着剤をしみこませて、しっかりと抑えてテープで固定します。
皆さん、作業をよく観てくださって。
まだまだたくさんの繕い品がありますが、全く時間に余裕がありません。
大きなポット、注ぎ口が欠けていたものを上手にベースを復元されています。
漆を使っての作業は次回にしてもらいました。
この高価そうなワイングラス、ひびの部分を補修した後、欠けた部分を補填して。
ガラスの器もあって。
他にもいろいろとありましたがこんな真っ二つに割れたお盆も。
接着剤に木の粉を混ぜたもので。
しっかりと抑え込んで。
余分な接着剤をキムワイプできれいにふき取って、この後テープでしっかりと固定です。
帰宅後もずれができないように、寝る前まできちんと見守るように注意して。
どの修復品もテープで固定してもずれがよく生じるものなのです。
皆さん、よく観てくれています。
私のテーブルの上はこんな具合。
後片付けが大変です。
あっという間に3時間の講習会が終わってしまいました。
余裕のないバタバタの時間でしたね。
時間をかけてのいい仕上げは、自宅でないと難しいですね。
月2回の教室、次回は4月28日です。