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金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

「総合センター塚口」での金繕い教室

2021-08-02 17:37:00 | 金繕い教室「器再楽」

「総合センター塚口」での金繕い教室、7月30日3回目の最終日でした。

 
参加者は10名、皆さんとても熱心でしたね。

 

こんな風に、繕いの様子を観て下さって。

 

3回の教室でどんな内容にするか難しかったですね。

ほとんどの人は、錫粉を蒔くまでの作業を終えて、あとは繕い箇所をきれいにするだけですね。

 

漆を塗るところからの品物も結構あって。

 

この長皿、ご自分で作られたもので、いい仕上げになるように、前回に漆を処理してあります。

その黒艶漆の上から、弁柄漆の処理ですね。

 

これもご自分の作品ですね。

どうしてもひびができてしまったりするものです。

 

そのあとは、金属粉を蒔く作業。

長皿2点、いい作品なので、ご本人と相談して、銀の消し粉を蒔きました。

 

この酒器、金彩が施されていますので、金色をした真鍮粉を蒔いて。

 

他の品物は錫粉で。

 

今回はする作業があまりないので、金繕いの本を使って、いろいろと説明もさせていただきました。

 

出来上がった品物。

この日漆を処理して金属粉を蒔いたものは、持ち帰らずにそのままこの施設に預かっていただいて。

 

私が持ち帰って仕上げた重箱。

とても喜んでいただきました。

 

初めての金繕い体験、皆さんとても楽しんでくださいましたが、また来年も開催されるのでしょうかね。