昨日は川西パレットでの金繕い教室「器再楽」でした。
いつもはバイクで行くのですが、昨日は雨でしたので、車です。
パレットには駐車場がないので、有料の駐車場での料金が結構かかりますね。
昨日の参加者は女性ばかりの9名。
大きな教室を予約していただいて。
沢山の繕い品です。
前回、友人から頂いた金粉を蒔いた品物の仕上がりを見せてもらって。
いい感じで仕上がっていますね。
さあ、スタートです。
前回、銀の丸粉(3号)を蒔いた抹茶茶碗の欠けた部分。
錫粉を使うことがほとんどなので、あまりすることがない粉固めの作業を説明して、観てもらいました。
生漆をテレピンでうんと薄めたものを塗ります。
そして、すぐにその部分をキムワイプでふき取って。
あと、1日1回、2回ほど同じ作業をしたいので、この品物は私が次回まで預からせてもらって。
今回はベースができているもので、金属粉を蒔かないほうがいいなという品物がたくさんありました。
これは、呂色漆での仕上げです。
こちらは、竹を黒く燻製させたものなので、ひびの入っていた部分などに艶黒漆の処理だけです。
そのあと、呂色漆と艶黒漆を少し混ぜたりして。
この練りこみ作品の急須、注ぎ口、取っ手の部分、そして難しかった蓋受けの部分、きれいにベースが仕上げられましたね。私も手伝いましたが、なかなか丁寧な仕上げをされて。
これも3か所、漆を塗るだけで仕上げて。
この鉢の4か所のふちの欠けた部分も、この漆の色がぴったりでしたね。
その2に続く。