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金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

次の繕いの依頼 その2

2020-08-06 11:10:51 | 磁器の繕い例

繕い作業の続きです。

 
ベースの修復が終わって、漆の出番です。
いつもなら、黒艶漆を塗って、金属粉を蒔く段階ですが、今回は、仕上がった時に割れていたところにラインが入らないように漆を重ねることにしました。
これも初トライです。
 
それで、まずは弁柄漆を塗りました。

 

面相筆で細い線を引いて、どうですか。

 

漆を乾燥させた後、次はいつもの黒艶漆です。

 

先の弁柄漆が残らないようにうまく塗り重ねないといけません。

さあ、どうかな。

少しラインが太くなりましたね。

 

この後はほとんど時間をおかずに、今回は銀の丸粉(3号)で蒔きます。

銀粉を使うのは少し久しぶり。

 

蒔き終わりました。

丸粉を使うと、まだまだ作業は続きます。

その3に続く。