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金継ぎ、金繕い? いえ、陶磁器の繕いを楽しむ会「器再楽(きさら)」です!

「陶工房たつみ」が主催する「器再楽(きさら)」のブログ。金繕い、金継ぎと呼ばれる手法もオープン。繕いの依頼にも応じます。

8月2回目の繕いの会

2014-08-23 16:36:56 | 繕いの会の様子
8月2回目、21日の「繕いの会・器再楽」。

その様子。
5名の参加です。


今回は久しぶりにモモケルさんも参加して。


これは完了したものです。


喜田さんは前回からの欠けた中鉢は、銀粉(平極)を蒔いて、乾燥させて磨きを掛けますが、その工程はもう自宅でできるでしょう。
新しい繕いは、蓋と蓋受けが割れてしまっているものを蓋受けをつけます。


3点にアラルダイトと地の粉で作ったベースを置いて、湿布薬のプラスチックを利用して形を保持します。


猫田さんは、前回の黒猫の繕いの続きを。
私は手が回りませんので、ベテランの浜田さんが手伝います。
亀裂などが多いので、2成分を混ぜる補修材を使ってもらいました。
私も購入したもののまったく使わずに置いてあったものです。


前回、コンクリート片を貼り付けたところにもそれを使って。
だいぶ整形ができましたね。


畑谷さんから預っていた鉢は、私が繕いを済ませています。


今回は、良く使いこんでいるお盆の再生です。
先ずは周りの黒い部分、側面の桜の樹皮を貼り付けた部分を新うるしで色付けしてもらいました。


そのあと、私が全体を透明漆を塗って終了です。
うんと蘇りましたね。
新うるしの威力ってすごいですね。