つっちーのblog

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『おとむすびコンサート~おとをつくろう♪おとにさわろう♪おとでむすばれる~』

2010-08-27 17:59:01 | 音楽
10月11日(月・祝)に『おとむすびコンサート~おとをつくろう♪おとにさわろう♪おとでむすばれる~』を開催します。

このイベントはNPO法人自立生活センターFREEと共働事業所b-freeのスタッフを中心に、障害の有無を超え色々な方と音楽を共有したいと開催するイベントです。

以前BIGROADの鍵盤、FREEに在籍していた大島実乃が中心となり企画していたイベントなのですが、今回はもっと色々な方に音楽を聴いてもらいたいという事で、FREEのスタッフの他にも新たに有志が集まり実行委員会を結成。
不肖、私も実行委員の1人として活動しております。

さて、規模を大きくして新たに開催する今回は、僕の所属バンド「THE BIG ROAD」を含め、実行委員でもある学生さんのユニット「ピーターパン」・仲良くしてもらってる「チチノマ」・そして、私が以前同様のイベントで拝見し是非出演していただくお願いした、素敵な「ソラネコ」の4組が出演・2部構成で開催します。
きっと素敵なLIVEになる事間違いなしです♪

健常者の方も障害者の方も、みんなで音を楽しみましょう!!
皆さん是非、お越しくださいませ^o^

尚、障害者の方で車椅子等でお越しの方は、会場の混雑混乱を避けるため人数を把握させていただいております。
下記HP内の申し込み書をFAXいただくか、実行委員会か私までご連絡くださいませ。
また健常者の方は、当日混む場合、申し訳ありませんが、立ち見となる事をご了承くださいませ。
ちなみに健常者の方は、申込書無しでもご入場いただけますが、ご一報いただければ有難いです^^


◆10月11日(月・祝)『おとむすびコンサート~おとをつくろう♪おとにさわろう♪おとでむすばれる~』
・吹田市メイシアター・レセプションホール          
   大阪府吹田市泉町2-29-1 TEL : 06-6380-2221
  http://www.maytheater.jp/
・2010年10月11日(月・祝)
      ◇昼の部 14:00~16:00(開場13:00~)
      ◇夜の部 18:00~20:00(開場17:00~)
      ※完全入替制になります
・1000円(ドリンク代込み/介助者無料)
      会場への飲食物の持ち込みはご遠慮下さい
・共演:ピーターパン
    チチノマ http://mblg.tv/tjmp/
    ソラネコ http://www.tanoshiya.com/soraneko/

・~障がい者と地域を音楽でむすぶコンサート~おとむすびホームページ
  http://otomusubi.web.fc2.com/index.html

夏の甲子園結果

2010-08-24 23:49:33 | 野球
高校野球は興南の春夏連覇で幕。

87年の超高校級PL学園は抜きにしても、79年箕島・98年横浜と、神がかりの様な試合を制したチームが連覇を達成している。
今年の興南もそれに類するチームだったといえた。

準々決勝では2回に3点を、準決勝では4回まで5点をリードされる劣勢を跳ね返した。
準々決勝の聖光・準決勝の報徳ともに、肝心なところで守備の乱れも出たのだが、裏を返せば劣勢にも冷静に試合を進める興南の迫力に自滅したともいえよう。
それほど、興南の打線に迫力があり、劣勢でも互角に試合を進めるだけの力があったともいえる。
加えて、打たれながらも修正して追加点を阻んだ島袋投手の投球術も見事だった。

春4強の広陵など、有力校が消える一方で、下馬評通りに勝ち進んだ東海大相模・興南の2校は素晴らしかった。

私の予想は混戦と読み、結果、決勝では有力2校となり大きくはずれたが、対抗の報徳が準決勝で興南と接戦を演じたコトが唯一溜飲を下げた事にして、今大会の予想総括とします。。。

深い

2010-08-13 00:46:09 | 野球
野球とは、なんという奥の深いスポーツであろう。

今回の夏の甲子園で面白い記事があった。

1つは八戸工大のカバーリングの記事
http://number.bunshun.jp/articles/-/43822

青森の高校野球の質の高さを物語る、緻密なカバーの内容である。

また、こんな記事もある。
中京大中京-南陽工の試合に関するもの。
息詰まる投手戦で0-0で迎えた七回表、南陽工が1点を先制した裏の中京の逆転シーンである。
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/hs/10summer/text/201008100001-spnavi.html

八戸工大・中京大中京にあって南陽工になかったもの。。。
南陽工はあの場面、もしかして外野手からの返球がそれず、後続を打ち取っていれば、あるいは試合に勝利したかもしれない。
しかし、昨年全国制覇した中京にあって南陽工にないものが存在した、ということか。

近年、高校野球のレベルが上がり、以前ほどの地域や学校の格差がなくなったと感じているが、その中でカバーリングの基本動作を徹底してやるチームが他校より1枚上の存在になっているのかもしれない。

ノックから見えてくる、カバーリングの巧拙。
これからの高校野球観戦での楽しみが、また1つ増えた。

夏の甲子園予想

2010-08-07 01:08:00 | 野球
いよいよ開幕の92回全国高等学校野球選手権大会。

連載はちょっとお休みです。

大会前日。
今年も独断で、希望も含めて大胆に予想してみたい。

実力で言えば興南がトップだろう。
投手力・打撃力・守備どれをとってもトップクラス。
センバツ以来無敗で春・夏連覇+沖縄初の夏制覇に期待が集まる。
しかし、これらを乗り越えるのは至難の技。
春・夏を制した学校には、特に接戦においてどこか神がかり的な力が存在する。
沖縄のレベルは高いが、果たしてそこまでのチームなのかどうか・・・

これに続くのは広陵か。
センバツ4強でもあり、実力は興南に匹敵する。
ただ、広陵のブロックは今大会随一の激戦ブロック、これがどうでるか。

報徳学園にも注目したい。
2人の投手を揃え.400のチーム打率と攻撃力も高い。
特に神戸国際大の好投手岡本を攻略しての出場は立派。

穴では遊学館。
.379のチーム打率と5試合2失策と堅守。
エース土倉の踏ん張り次第で、02年の8強を上回れるかも。

初出場組では水城に期待。
.389のチーム打率にエース大川は安定感がある。
監督は99年春に水戸商を準Vに導いた橋本監督。
初戦は強敵東海大相模が相手だが、東海大相模のエース一二三はフォーム変更も、いまだ制球がいま1つ。つけいる隙はあると見た。

公立勢では山形中央。
21世紀枠で出場の春は大敗したが
.370の打撃陣と2失策の堅守、エース横山のがん張りに期待。

公立の日川・青森も八戸工大にも注目している。


近年、各都道府県や公立との差が減っている気がする。
なので、今大会は波乱が多いと予想してみた。
以下、まとめ。

本命は思い切って遊学館。
対抗は報徳学園。
穴で水城
以下、興南・広陵


思い切り過ぎかな・・・(笑)
個人的には、沖縄初の優勝を見て見たい気もするのだが。

まぁ、予想はさておき明日からが楽しみである♪

高校野球備忘録 1980年センバツ

2010-08-05 23:30:09 | 高校野球備忘録
第52回選抜高等学校野球大会
入場行進曲 『YOUNG MAN (Y.M.C.A.)』(西城秀樹)


春は中西(阪神)擁する高知商、原(広島)の広陵、中島(日ハム)の柳川、左腕・中条(読売)の東北、関東大会優勝の東京農大二、秦(ヤクルト)のいる強打の鳴門、左腕園川(ロッテ)ら投手陣充実の九州学院、石本(近鉄)の滝川といった学校が選抜された。

8強は広陵・諫早・高知商・尼崎北・帝京・秋田商・丸亀商・東北。
高知商・東北らのほか、帝京の伊東(ヤクルト)広陵の下手投げ渡辺・秋田商高山(西武)・尼崎北の下手投げ田中らの投手が活躍、8強進出の原動力となった。

決勝は高知商-帝京。
帝京は2度目の出場で早くも初優勝を目指す。
高知商は右の好投手中西を擁し下馬評通り勝ち進んできた。
(中西は水島新司の漫画「球道くん」の主人公「中西球道」にちなんで「球道くん」とのニックネームで知られた。)
試合は中西が伸びのある直球と大きなカーブで帝京打線を押さえると、伊東も巧みなコーナーワークで高知商を押さえ、両チーム0行進の息詰まる投手戦となった。

試合は0-0のまま延長に入る。
延長10回裏、高知商は一死三塁とこの試合最大絶好のチャンス。
高知商は強攻策に出るが、浅いレフトフライ。
タッチアップはムリかと思われたが、帝京の左翼黒木は腕を故障しており、それをついて三塁ランナーは思い切ってタッチアップ。
やはり黒木は満足な送球が出来ず、三走生還し高知商がサヨナラで優勝を決めた。

ちなみに私は大会2日目に友人と甲子園観戦したはずであるが、いまひとつ記憶がはっきりしない。。。
観戦した日は覚えているつもりだったのだが・・・
30年という月日を改めて感じている。


1980年選抜高校野球 高知商 中西投手

高校野球備忘録 1979年夏 その2 

2010-08-05 06:32:07 | 高校野球備忘録
第61回全国高等学校野球選手権大会

延長18回の死闘の余韻が冷めぬ甲子園も浪商が広島商を一蹴し8強入り、池田・横浜商も下馬評通り8強入りを果たし、滋賀県勢として甲子園初勝利を挙げた比叡山もその勢いのまま8強に進出した。
他には2年生左腕松本投手を盛り上げて勝ち進んできた岡崎(読売)らの大分商、1回戦で銚子(大洋)の市銚子3回戦で井上(南海等)の都城を破った高知、東東京の城西が8強に名を連ねた。

準々決勝は箕島・池田・ 浪商・横浜商が勝利。

準決勝は第一試合で箕島が横浜商に勝利し、春夏連覇に王手をかける。
第二試合は浪商-池田。
ここまで浪商のエース牛島(中日等)は4試合で自責点2と抜群の安定感。
初戦先頭打者に四球を出して以来無四球と制球力も誇った。
打線も香川(南海)が大会2本の本塁打を放つなど、チーム4本塁打と好調で、誰もが春の決勝の再現を予想した。

試合は投手戦で6回まで両チーム無得点、七回表に池田が相手の守備の乱れもあり1点を先制、9回にも1点を追加し、2-0で最終回浪商の攻撃を迎える。
9回浪商が反撃、4番香川が四球を選んで歩き5番山本のヒットで無死1・2塁、ここで迎える打者は上尾戦土壇場で本塁打を放った牛島。
9回2点差を追いついた上尾戦の再現かと思われたが、期待の牛島は内野ゴロで併殺に倒れ、続く川端も凡退、浪商は惜しまれつつ甲子園を去った。

決勝は箕島対池田。
箕島の春夏連覇の他にも、尾藤監督対蔦監督という名将対決と注目が集まった。

時折小雨が降る中、試合が始まる。
初回池田は石井(西武)の立ち上がりを攻め、安打の山下を一塁に置き3番川原が左中間をライナーで破り1点を先制する。
その裏箕島も橋川の立ち上がりをとらえる。
先頭嶋田(阪神)の三遊間を破る安打、二死後2つの盗塁で三塁に進み、4番北野の右前適時打で1-1の同点とする。
四球など1・2塁とした後、6番森下のライト前ヒットでニ走北野が本塁をつく。
ライトからの返球は高かったが、捕手岡田が駆け抜けた北野に懸命のタッチ、きわどいタイミングとなったが判定はアウト、1回の攻防は両者1点ずつであった。

4回表、池田は永井の本塁打で2-1と勝ち越し。
池田は5回にも安打の田所を橋川が送って、一死二塁から山本が中前へ適時打を放ち3-1とリードを広げる。

2点を追う箕島は6回、先頭の北野が四球を選び、続く上野との間でヒットエンドランが決まり一死1・3塁。
続く森川の3球目、橋川の牽制球に北野が飛び出すも、そのまま思い切ってホームへ。
今度は上手く岡田のタッチをかわして本塁を駆け抜け1点差とする。

7回裏も箕島がチャンス、2本の内野安打で無死1・2塁として、バッターは嶋田。
嶋田は甲子園に出た試合14試合全部でヒットを打っている好打者で、箕島は強行に出る。
嶋田の当たりは投手へのライナー、橋川はじくも落ち着いて3塁に送ってアウト。
続く宮本は内野ゴロで二死1・3塁、さらに盗塁で2・3塁のチャンスを作るが、上野山倒れ無得点に終わった。

終盤になり押し気味に試合を進めだした箕島は8回にもチャンスを作る。
先頭北野が二塁への内野安打、上野は手堅く送って1死2塁となる。
続く森川はショート正面へのゴロ、ニ走北野が3塁へ走りショートが3塁へ送球、明らかな暴走でタイミングはアウトだったが、この送球がそれてボールがファールグランドで転がる間に北野は本塁をつく。
これも微妙なタイミングであったが三塁手からの返球も大きくそれて、箕島は同点に追いつき、なおも1死3塁となる。
続く久保の打球は3塁正面へのゴロ、しかし今度は送球が短く一塁手がはじいて1・3塁、プレッシャーの為かここまで4試合で2失策だった池田の守備が乱れた。

8回裏3-3の同点で、1死1・3塁のチャンス、箕島はここで続く榎本の初球にスクイズをしかけた。
池田バッテリーもこれを読んでピッチドアウト、外角に大きくはずれるボールに榎本がバントの体制で飛びつく、これが見事にピッチャー前に転がり、ついに箕島は4-3と逆転した。
スクイズを読んでウエストした池田バッテリーも見事だったが、飛びつきながらスクイズを決めた榎本も見事だった。

9回この試合初めてリードを許した池田の攻撃、石井は落ち着いて先頭打者を左飛・次打者を投ゴロに打ち取って二死走者なし。
最後の打者田所も三振に倒れゲームセット、ここに箕島高校が公立高校としては初めての春夏連覇を達成した。

箕島高校の連覇への道は春夏共に決して平坦ではなかったが、星陵との延長18回をはじめとしてリードされても落ち着いて流れを呼び込み、時に奇跡を演出する素晴らしい試合運びが光った。
箕島尾藤監督の野球はいわゆる基本に忠実な、それまでの高校野球の集大成ともいえる野球であったと言えるだろう。
一方、決勝で敗れた池田蔦監督はその後、筋肉トレーニングに磨きをかけ、超高校級の打撃陣を鍛え上げ3年後全国制覇する。
この池田の野球は高校野球の戦術を塗り替えたといえ、逆に尾藤箕島は85年以降1度しか甲子園に来られず、尾藤監督は95年に勇退することとなる。
とまれ、尾藤監督の笑顔は「尾藤スマイル」として、笑顔で選手をリラックスさせるその采配法は上甲監督などの名将に引き継がれて行く。

ちなみに私はこの年中学に入学、高校野球好きの友人Kの影響もあり、判官ひいきに磨きを掛けていく最初の大会でもあり、特に印象深い大会でした。



全国高校野球 決勝戦のラストシーン(1979年~84年) 79年決勝は冒頭部

高校野球備忘録 1979年夏 その1 箕島の奇跡

2010-08-05 00:30:29 | 高校野球備忘録
第61回全国高等学校野球選手権大会

春夏制覇を狙う箕島とセンバツ準Vの浪商が優勝候補。
春8強の池田、4年前も夏4強に導いた名将野本監督が率いる仁村(中日)を擁する上尾、大型左腕・宮城の横浜商、前年4強の中京や伝統の広島商が2校に続く。

 1回戦でいきなり浪商-上尾が激突、予想通りの好試合となる。
仁村の好投で2-0で上尾リードの9回、二死で走者一人を置き、牛島(中日等)の起死回生の本塁打で浪商が追いつき延長11回の末、浪商が辛勝を収めた。
 前年延長17回を戦った高松商は今大会も1回戦延長13回の末、惜しくも姿を消した。
 また滋賀県代表・ 比叡山が47都道府県最後の初勝利を記録した。
滋賀県は1県1校制となるまでは京都と代表決定戦を行っていたのも原因の一つであろう。


さて大会9日目に高校野球史上最高の試合があった。
3回戦の箕島-星陵がその試合である。

星陵は左腕堅田投手を中心に北(大洋等)や音(中日)らの打線で、優勝候補箕島に立ち向かった。

試合は4回先行の星陵が堅田の適時打で先制、その裏箕島も森川の適時打で1-1の同点に追いつく。
試合は1-1のまま延長に入った。

延長12回表、本当のドラマはここから始まる。
星陵は音の安打と四球で一死1・2塁のチャンス。
続く石黒の打球は詰まって二塁前へのゴロ、この打球を上野山がトンネルし星陵が2-1と勝ち越した。
(※12回の攻防は動画1:01付近から)
さらに一死1・3塁の好機だが、石井毅(西武)-嶋田宗(阪神)のバッテリーは星陵のスクイズを見破りなんとか1点で凌ぐ。

12回裏箕島”最後の攻撃”、8番浦野が遊ゴロ9番石井が捕ゴロで2死走者なし。
箕島もここまで・・・かと思われたが、続く嶋田が2球目の高めに甘く入ったカーブを叩き左翼ラッキーゾーンに飛び込むソロ本塁打。
土壇場で2-2の同点に追いついた。

14回裏、今度は箕島がサヨナラの好機を掴む。
先頭森川が右前安打で出塁、バントで送って一死二塁のチャンスで堅田の二塁牽制に飛び出した森川が思い切って三塁へ走る、遊撃手からの送球が逸れセーフ。
一死三塁の絶好のチャンスとなった。
カウント2-1だがバントの巧い箕島、星陵絶体絶命のピンチ。
しかし、ここでなんと三塁手若狭が隠し球、三走森川がリードをとった瞬間タッチしてアウト。
若狭の好判断で一瞬にして箕島の好機は潰えた。
ファインプレーの若狭は12回表の攻撃でスクイズを失敗した選手だが、このプレーで借りを返した。

その後も両者譲らぬ息詰まる展開で迎えた16回。
星陵は死球と内野安打などでニ死ながら1・3塁のチャンス、ここで山下が右翼線に適時打、三走還って星陵が再び3-2と勝ち越した。
球数が200球を超えた石井毅は後続を三振に打ち取り、なおも続いた二死1・3塁のピンチは防いだ。
(※16回の攻防は動画3:20付近から)

16回裏箕島またも”最後の攻撃”は、今日ノーヒットの4番北野が二ゴロで1死、5番上野は見逃し三振でついに2死走者なしで打席は6番森川。
森川は初球を打ち上げ、一塁側へのファールフライ。手を広げてボールを追った一塁手加藤が落下地点でファーストミットを構えついに箕島敗退か!と思われた瞬間、
加藤がこの年から設けられた人工芝の切れ目に足を引っ掛け転倒しボールを取れずファール。
箕島は九死に一生を得るが、しかし依然二死無走者の状況は変わらない。
ストライク・ボール・ファールで2-1からの5球目、高めに甘く入った直球を叩いた打球は左中間へ、打球はぐんぐん伸びてそのままスタンドへ。
1度ならず2度までも起死回生の同点本塁打となった。
森川はなんと自身初本塁打、それがこの場面で飛び出すのは最早奇跡としか言いようが無い。

延長17回は両チーム無得点、試合は延長18回に進む。
当時の大会規定では延長は18回まで、引き分けならば翌日再試合となる。

これが本当の最終回、18回表星稜1死後、この日4安打の4番川井が中前安打、続く5番堅田も中前安打で続く。
6番音は三飛に倒れて2死一二塁。
しかし、7番山下が見事にピッチャー返し中前に抜ける痛烈なヒット。大歓声の中を二塁走者の川井は三塁を回りかけるが、当りが良すぎて三塁ストップでニ死満塁。
ここで星稜山下監督が動き、7打数無安打3三振の石黒に代えて代打久木。
だが期待の久木はカウント2-2、石井が渾身の力を振り絞って投じた6球目空振り三振してチェンジ。
星稜は実に19安打、石井毅は257球で18回を投げ切り、この瞬間に箕島の負けはなくなった。

18回表のチャンスを逃し勝ちのなくなった堅田投手は、目に見えて疲労の色が濃くなった。
押さえがきかずボールが上ずりストライクが入らない。
先頭の代打辻内を歩かせてしまう。
続く上野は送りバント失敗で三振、ワンアウト。
しかし、4番北野には明らかにボールと分かる投球でストレートの四球で一死1・2塁。
星陵ベンチは伝令を出し、内野陣が集まり堅田を励ますが、堅田は既に限界だった。
続く五番上野は二球連続ボールで0-2、堅田投手の208球目は高めに甘く入る。
上野が強振した打球は遊撃手を超え、左中間に転がる。
二塁から辻内がヘッドスライディングで生還、ここに高校野球史上最高試合と
呼ばれる試合は激闘3時間50分の末、箕島の延長18回サヨナラで幕を閉じた。
(※6:13付近から箕島最後の攻撃場面)


作詞家の故阿久悠さんは最高試合として次の詩を書いている。
「奇跡と呼ぶのはたやすい
だが奇跡は一度だから奇跡であって 二度起これば奇跡ではない
言葉がない 言葉で示そうとするのがもどかしい
一言でいいつくす言葉の奇跡がぼくにはほしい」

この試合で球審を務めた永野審判は、一塁手加藤の転倒を見て自身が捕手として出場した記憶とだぶらせたという。
第35回の決勝戦土佐高校の四番捕手として試合に出場したが、自らのファールチップ落球が原因で試合は逆転負けとなった。
永野球審は試合後、引き上げる堅田投手に試合のボールをプレゼントした。
ボールをもらった堅田投手は現在、高校野球の審判として甲子園で活躍している。

痛恨の転倒をした一塁手加藤は照明が目に入ったため、腰を屈めて取りにいったとき、グランドの土と人工芝の僅かな段差に足を取られて転倒した。ちなみに打球に触れていないため失策はつかなかった。
加藤は試合後批判を受けその記憶に苦しんだというが、現在は少年野球の指導者として自身の経験を生かしている。

実はこの日、私は父と甲子園で観戦していたが、炎天下第一試合から観戦していた為1-1の終盤に球場を後にしており、帰宅した時に試合が続いていたことに驚いた。
普段は野球を見ない母がTV中継を見ており、力投を続ける両投手に声援を送っていた。
父も私も野球好きで自宅でよくTV観戦をしたが、母が試合にのめりこんで見ていたのはこの試合だけである。
それほど見ているものを惹きつける何かが、この試合には生まれていたのだろうと思う。
私も、試合全てを見ていたわけではないが、この試合が今まで見た中で最高試合だと思っている。


箕島対星稜 (第61回全国高等学校野球選手権大会3回戦)

高校野球備忘録 1979年センバツ

2010-08-04 01:51:23 | 高校野球備忘録
第51回選抜高等学校野球大会

優勝候補筆頭は2度の選抜優勝経験を持つ尾藤監督率いる箕島、前年春夏の甲子園経験者石井(西武)-嶋田(阪神)のバッテリー、北野、上野山などのメンバーが健在だ。
他には、牛島(中日等)-ドカベン香川(南海)らの浪商、前年夏の準優勝投手・森(阪急)を中心とした高知商、好投手橋川を擁する池田、小早川(広島等)らのいる前年夏優勝校PL学園も注目された。

予想通り有力校は順当に勝ち進み、2回戦で有力校高知商に辛勝した浪商もベスト8に進出した。
準々決勝は雨中の戦いになり特に第4試合は水が浮いているほどのコンディションだったが大会は強行、ベスト4は箕島・PL学園・浪商・東洋大姫路の全て近畿勢となった。

準決勝の第一試合、この頃近畿大会を含め何度も対戦している箕島-PL学園の試合は、PLリードで進むものの9回土壇場で箕島が追いつき、延長10回の末サヨナラで箕島が決勝進出、PLのお株を奪う逆転劇だった。
第二試合は浪商が勝ち、決勝は箕島-浪商の対決となった。

箕島は当時甲子園常連校、一方浪商は正捕手の香川選手の風貌が水島新司の漫画「ドカベン」を彷彿することから人気があり、また実力校同士の戦いという事でも注目が集まった。

試合は早くも初回から動く。
1回表浪商は先頭椎名が右前打で出塁、一死後四球で1・2塁としたあと四番のドカベン香川が中前適時打で1点を先制。
箕島はその裏二死から主将上野山・四番北野の連続安打で1・3塁とした後、5番上野の左前適時打ですかさず同点とする。
3回箕島は、宮本の四球と上野山のプッシュバントが内野安打となった1、2塁から、4番北野が中越えに三塁打を放ち2点追加。
さらに箕島は4回嶋田の適時打で1点追加して序盤は4-1と箕島リードで試合が進む。

一方、浪商は6回二者を置いて6番川端が初球を左中間に二塁打して2者生還。
さらに犠飛で4-4の同点に追いついた。
追いつかれた箕島はその裏、二死二塁から嶋田がこの日2本目の適時打で5-4と再びリードを奪う。
試合はさながらノーガードの打ち合いの様相を呈してきた。

7回表、一死二塁の好機に山本・香川の連続長打で6-5と試合をひっくり返した。
その裏、箕島は一死から北野が同点本塁打。さらに続く上野が三塁打の後、森川が追い込まれながらもプッシュバントのスリーバントスクイズ、これが内野安打となり7-6とリード。
この試合に限らず、今大会の箕島のバント攻撃は見事といかいいようがなかった。
続く8回裏、箕島は二死ながら二塁に宮本を置いて、バッターは1回に単打3回に三塁打7回に本塁打と、この試合3安打の四番北野。
北野は疲れの見える牛島の高めに入ったカーブをとらえ右中間を深々と破る長打、ニ走返って8-6となった。
北野は三塁を狙ったがこれは返球でタッチアウトとなるが、三塁でアウトになったことにより記録は二塁打。
選抜史上初のサイクルヒットが達成された。

しかし浪商もあきらめない。
9回表先頭の山本が四球で出塁、期待の香川はニゴロに倒れるが走者が二塁に進み、続く牛島が左翼線に二塁打して8-7と一点差。
試合は最後までわからなくなったかと思われた。
だが浪商の粘りもここまで、石井が続く井戸を補邪飛、川端をニゴロに打ちとってゲームセット。
追いつ追われつの決勝は箕島の3度目の優勝で幕を閉じた。

故ルーズベルト大統領が「野球で一番面白いスコアは8-7」と言ったそうだが、その通りのエキサイティングなゲームとなった。

箕島はこの大会で一ニ塁間を狙うプッシュバントを数多く決めたが、もともと守備練習でこのバント処理をしていたところ、ことごとく内野安打となる為、尾藤監督が攻撃に使ったらしいのだが、しっかりしたバント技術をもった箕島ならではの戦法であったと言えよう。


1979 箕島vs浪商 優勝の瞬間

高校野球備忘録 1978年夏

2010-08-03 07:54:09 | 高校野球備忘録
どんどん長文になってますが、よければ最後までお付き合いくださいませm(__)m


第60回全国高等学校野球選手権大会

今大会から1県1校制(北海道、東京は2代表)代表の49校で開催される様になり、初戦が東西対決になる。

春の覇者浜松商は県予選で敗退。
有力校は選抜準優勝の強打・福井商、選抜ベスト4の試合巧者・箕島木暮・阿久沢が健在の桐生、春8強のPL学園、2年生左腕森(阪急)の四国王者高知商、地方大会無失点の大久保投手(広島)の仙台育英、、大型打線の中京(現中京大中京)など。
春8強の南陽工や3年連続8強入りを狙う豊見城も出場してきた。

春8強の南陽工は1回戦津田投手が完封して2回戦に進出したが、ソロ本塁打が決勝点となり0-1で甲子園を去った。
津田投手は後にプロ入りして広島の主に抑え投手として活躍し、剛速球を武器に「炎のストッパー」と呼ばれたが、その直球にこだわるスタイルはこの時打たれた本塁打がカーブであった為、特にその事を悔やんだ為だとか。
津田投手は残念ながら脳腫瘍の為、1993年32歳の若さでこの世を去ってしまった。

この大会はドラマチックな接戦が多かったが、早くも大会2日目にドラマは生まれた。
予選無失点大久保投手の仙台育英対高松商の試合。
この試合はセンバツで浪商を完封した高松商河地が大久保(広島)に1歩も譲らぬ好投ですばらしい投手戦となり、両校0対0のまま試合は延長戦へ。
延長も両者無得点で進んで迎えた延長17回表高松商無得点、再試合も予感させる中、その裏仙台育英の攻撃、先頭打者が内野安打で出塁し、続く打者がセーフティーバントを決め無死1・2塁、その後犠打と敬遠で1死満塁。1ストライクの後河地が投じた206球目は打者の頭に命中。かくて息詰まる投手戦は、サヨナラ押し出し死球によって終わった。
当時延長は18回までという規定であったが、規定が変わり延長は15回までとなった現在でも、この試合以降15回まで0-0という試合はない。
まさに息詰まる投手戦であった。
サヨナラ負けし号泣する河地投手の姿を今でも覚えている。

大会は桐生が2回戦で箕島・仙台育英が3回戦で姿を消すも高知商・PL・中京らは順当に勝ち進み4強入り。
センバツ準Vの福井商は岡山東商に破れ2回戦で甲子園を去ったが、岡山東商はこの後も横手投げ藪井投手の好投で4強入りを果たすも準決勝で高知商に敗退した。

準決勝でもドラマが生まれる。
中京対PLの一戦は、中京打線がPL左腕西田(広島)を打ち込んで得点を重ね、9回表を終わって4-0と中京のリード。

しかし最終回2点差に詰め寄ったPLはさらに一死1、2塁のチャンス。
ここで中京ベンチはエース武藤をあきらめ1塁の黒木をリリーフに送る。
PL鶴岡監督は9番打者に送らせ二死ながら2・3塁の一打同点の策をとった。
黒木は緊張の為ストライクがとれずストレートの四球で二死満塁。
二番打者渡辺にもストライクが入らない。0-3になったところで一塁の守備についていた武藤が再び登板する。
武藤はなんとかツーストライクを取り、9回裏二死満塁カウントはツー・スリーという場面となった。
ここで渡辺の打球は二塁への内野ゴロ、打球を取った二塁手はショートにトスしたが1塁ランナーはスタートを切っておりセーフ、そのまま1塁に返したが、1塁もセーフ。
この間に二塁走者も本塁へ返り、ついに同点4-4で延長戦となった。

そして迎えた延長12回裏。二死1、2塁から3塁ゴロの送球を硬くなった1塁手黒木が落球。満塁の場面、力尽きたか武藤投手のノースリーからのボールも大きくはずれサヨナラ押し出し四球。
PLは奇跡的な決勝進出を遂げたのである

続く決勝は3回に2点を挙げた高知商が2-0でリードのまま最終回PLの攻撃。
先頭打者が初球を中前へヒット。
誰もが前日の中京戦の奇跡の場面を思い起こし、甲子園は異様な雰囲気に包まれた。
動揺した2年生エース森は続く谷松にストレートの四球を与え無死1・2塁。
3番が送り、4番木戸(阪神)はセンターに犠飛、PLは1点を返したが、二死2塁とまたも土壇場に追い込まれた。
しかし、続く5番西田(広島)は2-1と追い込まれながら一塁線を突破、PLはまたしても神がかり的な同点劇を起こした。
連日の土壇場での同点劇に球場は騒然となる。
気落ちした森から五番柳田が左中間を破るサヨナラ適時打、PLは脅威の粘りで初優勝を飾った。
準決勝・決勝と土壇場で奇跡的な逆転勝ちをおさめたPL学園は、この年以降「奇跡のPL」と言われるようになったのである。

この後PL学園は名将中村監督に率いられ常勝軍団となるが、この年が初優勝。
この年PLを率いていたのは鶴岡泰(現 山本泰)監督(お父さんは南海等を率いたプロ野球の名将鶴岡一人氏)PL退任後は大阪桐蔭の監督や法政大の監督を歴任された後、近鉄バファローズのスカウトとしても活躍された。

この大会の四国代表の4校は四国四商と呼ばれる伝統校、香川県の高松商業高校、愛媛県の松山商業高校、徳島県の徳島商業高校、高知県の高知商業高校。
この大会で延長17回0-1で破れた高松商は中等学校時代からの古豪校であり、第1回センバツの優勝校であり春2度夏2度の優勝回数を誇っているが、近年は甲子園から遠ざかっている。
私は、ユニフォームが好きで前年頃から高松商を応援している。
昨年まで2年連続地区大会決勝で敗れ甲子園にはあと一歩であるが(今年は県4強で敗退)、久々に高商の勇姿を甲子園でみたいものだ。


第60回全国高校野球選手権 PL学園 逆転で初優勝のシーン(フィルム映像)

高校野球備忘録 1978年センバツ

2010-08-02 19:22:11 | 高校野球備忘録
明けて1978年。
この年のセンバツは実家が春休み中に引越して転校したので、友人もおらずTVにかじりついていた。


第50回選抜高等学校野球大会

西田(広島)木戸(阪神)を中心としたPL学園、石井毅(西武)嶋田(阪神)らの箕島、石嶺(阪急等)のいる豊見城や川又(中日)の早実、好投手菊地を擁する印旛、大型左腕小暮の桐生が有力チームと目された。
この夏の甲子園にも出場を決めている南陽工が速球投手津田(広島)を擁して初出場した大会でもある。
また、1回戦で敗れたが牛島(中日等)ドカベン香川(南海)2年生バッテリーの浪商も出場している。

この大会の1回戦で大記録が生まれる。
前橋高校の松本投手が1回戦で比叡山高校相手に春夏通じて初の完全試合を達成したのである。
決して球速の早い投手ではなく、むしろ技巧派の投手だったが打者27人を打ち取った頭脳的な投球が光った。

大会は印旛・豊見城・早実が姿を消す中、初出場の南陽工が津田投手の好投もあり8強に進出したが準々決勝で福井商に惜敗。
PL学園は準々決勝に進出したが箕島石井に押さえ込まれて敗退。
4強には箕島・桐生の有力候補陣と浜松商・福井商のダークホース陣がそれぞれ進出した。

準決勝は桐生-浜松商、箕島-福井商の組み合わせ。
浜松商は粘り勝ち福井商が箕島2年生エース石井毅を打ち込んで、決勝は浜松商-福井商の顔合わせとなる。

この試合は浜松商2年生エース樽井・福井商下手投げ板倉両投手が走者を背負うも好投、3回と8回に盗塁を絡めて1点ずつを取った浜松商が2-0で勝利、初優勝を決めた。

浜松商磯部監督は何度も甲子園に出場した名将であるが、浜松商退任後常葉菊川高校監督に就任、バントなしの攻撃的野球でだが、06年まで監督だった磯部氏がその下地を作った。
ちなみに常葉菊川は07年センバツに優勝するが、磯部監督の後任として采配にあたった森下監督はこの大会の浜松商の2番打者でキャプテン、決勝でも安打を放ち2点目のホームを踏んでいる。

この大会、当時買ってもらったばかりのラジカセで録音しまくり、優勝した浜松商や箕島・PLなどの校歌をメロディーだけ覚えてしまった(笑)
今でも聞くと歌詞をみれば歌えます^^;

この大会出場した学校で、完全試合の前橋高校・4強の桐生高校は共に群馬県だが、両校は県内有数の進学校(ちなみに桐生高は中曽根元総理の母校)である。
私学優勢の今ではちょっと考えにくいですね^^



第50回選抜大会決勝・浜松商-福井商9回ウラ

高校野球備忘録 1977年夏

2010-08-01 02:00:06 | 高校野球備忘録
第59回全国高等学校野球選手権大会

センバツ優勝箕島・準優勝中村・4強天理などが予選敗退となり、春4強のうち唯一夏も出場を決めた智弁学園・左腕松本(阪急)を擁する東洋大姫路、好投手三谷の今治西、好打者川又(中日)のいる早稲田実、豪腕小松(中日)の星稜などが有力校、前年覇者の桜美林も出場してきた。

この内、早くも1回戦で智弁学園と星陵が対戦。
智弁山口(近鉄等)が小松に投げ勝ち星陵は1回戦で姿を消した。
前回覇者桜美林も早実に初戦で敗退した。
智弁は3回戦で今治西と対戦、0-4で破れ姿を消す。

勢いに乗る今治西は準々決勝で早実を大差で破り準決勝で東洋大姫路と対戦する。
試合は松本・三谷が両者一歩も譲らぬ投手戦、延長10回1-0で東洋大姫路が決勝に進出を決めた。

一方決勝に進んだもう1校は愛知の東邦。
1年生エースの坂本を中心に決勝に進出、坂本投手はバンビと呼ばれ大会中にアイドル並みに人気が爆発したが、残念ながらその後の甲子園出場は無く今大会が最後の甲子園となってしまった。

決勝は松本と坂本の投げ合いで9回を終わって1-1で延長に入る。
延長10回ウラ2死1・2塁から、東洋大姫路安井の夏史上初の決勝戦サヨナラ本塁打が飛び出し東洋大姫路が初優勝を飾った。

当時、学級委員長だった私は市内の委員長の集まる研修旅行に行っており、決勝の模様は帰りのバスの中のラジオ中継で聞いた。
地元兵庫代表ということもあり、皆で東洋大姫路を応援しサヨナラの場面は大歓声を上げて喜んだ記憶がある。

尚、この大会までは現在の様に1県1校制ではなく41代表。
1県1校制(北海道・東京は2校)は翌年の記念大会以降となっている。



1977年夏 東洋大姫路優勝シーン