Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

間もなく“秋風”

2020-09-05 23:02:47 | つぶやき

 9月に入っても暑さは変わらない、が、少しだろうか「秋風」らしい風が吹き出したのは。かつては盆を過ぎると、必ず吹いた「秋風」。ところが近年は、9月まで「秋風」が吹かなくなった。季節にして半月ほどの後退だろうか。

 気がつけば日が短くなっている。7時まで明るかった世間が、いつの間にか暗くなりつつある。にもかかわらず「暑い」のだから、世間の暑さは尋常ではない。わが家にいち早く帰るのは「わたし」だ。妻はまだ世間が暗くなっても仕事先である妻の実家で作業をしている。近ごろは、充電式の刈り払い機で、わたしのできなかった草刈を続けている。意外に草刈が終わっていて、わたしは楽をしている感じだ。そのせいではないだろうが、妻の帰りは午後9時を過ぎる。いっぽう息子とくると、さらに遅れること午後10時を過ぎたころのこと。だからほぼ毎日「わたし」が一番乗り。暑さの篭った自宅の扉を開け、「ムッ」とする部屋中の空気を入れ替えるために、扇風機数台を回す。風が南か、北か、それによって扇風機の方向は逆転する。南から風が入っていれば南側にある居間の扇風機は中向けて回し、居間の北側の廊下口に置く扇風機を北へ向けて、続く数台の扇風機も北へ向けて強風で固定する。最後に北側にある座敷の縁側の扇風機を家の外へ向けて回す。妻が帰るたびに「どっちへ向けてるの?」と言われるが、すべてを同方向に向けたほうが、家中の空気は早く入れ替わる。暑かった夏も、こうした数台の扇風機によって、夜は比較的涼しくすごせた。長野県内での「夏」は、まだまだ涼しい。ところが休日に自宅にいると、日中の暑さはこれだけでは涼しくならなくなった。日当たりの良いわが家は、さすがに南に面している居間で日中を過ごすのは「暑い」。いよいよわが家でもエアコンを検討する時期が来ている感じだ。休日と言えば妻の実家に農作業(草刈)に出かけているから、その暑さを体感することは夏の間の数日に限られるが、このごろの暑さにどこまで耐えられるものか…。


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