Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

いつも通り、新町から中条へ

2018-06-14 23:00:23 | つぶやき

 

 長野での午後からの会議の時は、いつもこの道を利用して長野へ入る。旧信州新町中心街から旧中条村へ通じる、県道信州新中条線である。尾根を越えると旧信州新町から旧中条村へ入る。現在ではどちらも長野市となってしまい、地図上に境界はもう示されていない。旧信州新町側の「上河」バス停のあたりから北アルプスを望むと、畑でおばさんが働いていた。この日は天候が良いこともあって、あちこちで働いている人の姿が見られたが、耕作されている空間は限られている。おばさんの働いていた畑の向こう側もかつては畑だったのだろうが、今や荒れ果てている。このあたりから尾根を越えて、旧中条村へ下るまで、同じような空間が続く。荒れ果てた大きな空間の側らで、狭い畑を耕す人びとも多い。ようは条件が良いところが荒れているいっぽうで、条件の悪い土地が耕作されていたりする。不合理のようにも見えるが、他人の土地を勝手に耕作するわけにはいかないから仕方ないだろう。

 「上河」のバス停に掲げられている時刻表を見ると、午前7時代に1本、8時代にも1本あるが、月曜日と木曜日限定のよう。午後になると、1時代から6時代までそれぞれ1本あるようだが、曜日によっていろいろで、間違えそうだし、「予約」という表示も見えるから、予約がないとやってこないのだろうか。それに(水)と(水以外)という表示があって、注意書きによると、「水曜日のみ運行」と「水曜日は運休」とある。ますます間違えそうだ。

 尾根を越えて旧中条村に入ると、眼前の山々がますます大きく見えてくる。今もって残雪が多いのは、さすがに北アルプスだ。眼前に展開される集落は住良木である。

 


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