Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

炎天下の草刈

2024-08-18 23:23:08 | つぶやき

 約2時間半近いウェブ打合せを自宅で終えてから、いつも通り妻の実家まで草刈に向かった。予想よりウェブ打合せが長くなってしまって、昼寝をする時間が限られた。わたしにとって草刈り作業時間帯は、いつも午後2時から7時までの「暑い」時間帯だ。好き好んでこの時間帯を選んでいるわけではないが、屋内の暑い部屋にいるのも、炎天下の外にいるのも、そう変わりないと、わたしの身体は言っている。とはいえ、7月中に同じような時間帯に作業をした際には、少し熱中症っぽい感じになった。その時は体調が思わしくなかったせいだと、自分的には判断している。このごろはいつも通り、暑い時間帯でもそれほど苦にはならない。もちろん周囲でこの時間帯に外で働いている人はいない。わたしだけの時間、とも言える。先ごろ「畔草管理の世界」を記したが、あの大きな畦畔は、リモコンで操作する少し大き目な草刈機で刈るのだという。法人が受託して耕作している水田の畦畔で、機械は自治体が購入して提供しているようで、自前で購入した草刈機と合わせて3台で刈るのだという。複数台で刈れば1日程度で刈り払いできるという。なるほど小さな機械では容易に刈り払い出来るものではなく、だからいつもきれいなのだろう。とはいえ、長く続く大きな土手の中には法人ではなく個人で耕作している水田の畦畔もあって、そうした畦畔は個人でスパイダーモアで刈っているという。どれほど時間を要すかわからないが、大変な作業なのだろう。兄も法人の作業を手伝うことがあるようで、その機械を操作することがあるという。畦畔勾配40゜程度までが限度で、時おり機械をひっくり返すこともあるという。スパイダーモアも含めて、畦畔勾配45゜は厳しい。となると我が家の畦畔勾配はほとんどが45゜レベルだからそうした機械が使える場所は限られる。ようは従来のように手で刈り払うしかないということになる。

 一時のことを思うとだいぶ日が短くなってきた。午後7時半ともなると真っ暗に近い。8時近くまで働いた6月末から7月上旬の日の長さが愛おしい。兄によれば年に6~7回の草刈をするというが、わが家はそこまで達しない。休日に刈るとなると、全てを同じ回数刈るには時間がない。従って優先度を決めて刈るから少ない場所は年に2回程度しか刈らない。それでも全ての空間を草刈を終えると、もう次の草刈サイクルが始まる。だから炎天下の時間帯に刈らざるを得ない、となる。最近仕事の現場では「草刈する空間をなくす」という意見を度々耳にする。何より草刈が無駄だからその時間をなくしたいという意図である。我が家の草刈を語る余地などそこには全くない。


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