平成2年の11月18日に能登は輪島に泊っている。翌朝輪島の朝市を訪れたのだが、モノクロフィルムへ盛んに朝市の様子を納めていた。記憶が定かではないのだが、あえてこのような対象を狙っていたのかどうかははっきりしない。見ての通り、お年寄りが地場の野菜を売っているものばかりが映り込んでいた。意図的なのかもしれない。
今の朝市がどのような光景化はまったくしらない。しかし、当時のこれら写真を見ていると売り手も、そして買い手も、高齢の女性が目立つ。もちろん観光客らしき人の姿もたくさん見られるが、地元のお年寄りが朝市で野菜を手に入れている光景も目立つ。そしてなりより女性ばかりだ。今、まったく知識も、情報も得ないまま写真からだけ、あるいは記憶からだけ見つめているが、果たしてこのイメージが正しいのかどうか…。もはや30年以上前の記憶は、遠いものとなってしまっている。
「輪島朝市」平成2年11月19日撮影
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