Cosmos Factory

伊那谷の境界域から見えること、思ったことを遺します

右折方法

2006-10-29 00:23:32 | ひとから学ぶ
 交差点に限らず、右折する際の方法としてセンターライン側に寄って右折するのは常識である。右折する際には、30メートル手前で合図を出し、センターラインから50センチ以内に寄せていく。交差点で中央にマークがあれば、そのマークの内側を左前輪が通るように右折し、方向指示器は曲がり終わるまで点滅させる。というのが教習所で教わる曲がり方だっただろうか。交差点に限らず、目的の店とか家に入ろうとしてもセンターライン側に寄って右折するのは、わたしには常識だと思っている。時に前を走っている車が右折しようとして左に寄っていたりすると、気分はよくない。

 とそんなことを思うのは、こうしたセンターラインがあるような道路の場合、そこそこ道が広い。だから、センターライン側に寄ってさえいれば、その左側を後続の車がすり抜けることが可能だからだ。センターラインがある道路となれば、片側1車線は、2.75メートルはある。ということは乗用車なら、車幅1.75メートルくらいあれば、その横に約1メートルの空きがあることになる。もちろんこの隙間では車は通ることはできないだろう。しかし、時にそのスペースは広いことも多々ある。交差点ともなれば、当然横を通過するだけのスペースは余裕で生まれるはずなのだ。軽自動車同志であれば、2.75メートルあれば交差点でなくとも横を抜けられる可能性は大きい。渋滞を引き起こさないためにも、曲がろうとする車が後続の車のために、できうる限りのスペース、あるいは環境をもたらせてあげるのも思いやりというものである。

 おそらく警察でも教習所でもそんな運転の思いやりなど教えはしないかもしれない。しかし、車がこれだけ世の中に多くなれば、そんな気持ちがなくしては渋滞ばかりである。なにより心がけなければならないことは、右折する際に対向車があって停止して待つ場合は、車体を傾けることなく、まっすぐ正面を向いたままセンターラインに沿って待つ。交差点であれば、なるべく前進して待つ。そんなところだろうか。余談であるが、左折する際に右に身体を振って曲がろうとする人がけっこういるが、これも後続車や対向車からみれば身勝手な動きであることに変わりない。大型車であっても左折する際に右に車体を振ると教習官に叱られる。交差する車線が狭くて入れないのならともかく、そうでないとすれば自分の身の大きさを認識して、左折する側の道路内で調整していくのが普通なのである。大型車ならやって良いのだとわたしは勘違いしていて、大型車の教習の際に見事に叱られたものだ。

 参照「もっとも安全な右折方法
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