朝4時起床。
息子は夜中に二度ほど目を覚ましたらしい。
興奮してあまり眠れなかったのかな?
長野駅の新幹線改札前に行くと、既に数名の児童とその家族が待ち構えていた。
訪英児童7名と引率の先生と校長先生。
9名の訪英団がいよいよ旅立った。
もうじき11時間のフライトを終えて、イギリスの大地を踏みしめるはず。
息子たちを見送り帰宅した後から、娘の様子がおかしくなってきた。
『 ひっくん、今どこかな? 』
『 ひっくん、今何しているかな ?』
これを10分起きに尋ねてくる。
そして妙にテンションがハイだ。
まるで気を紛らわせているように。
夕方、ピアノの練習中にとうとう泣き出してしまった。
『 ひっくん、いつ帰って来るの? 』
『 ひっくん、明日帰って来るかな? 』
まだイギリスについてもいないのに・・・
お兄ちゃんが急にいなくなっちゃって、寂しいんだね。
1週間だもんな。
ケンカしたくてもできないもんね。
夕食を食べてお風呂からあがった頃には、少し落ち着いてきた。
そろそろヒースロー空港についたであろう息子に、この事を教えてあげたいものだ。