これはだめだ!

自信喪失、無気力な日本に”喝!”、反日、侮日に反撃、一矢を報いる。

行政刷新会議の“活躍”は、鳩山内閣が無能で責任回避ということだ、政治家は国のあるべき姿を語れ!

2009-11-23 | 政治・経済

逆上せ上がった仕分け人  
  
タレントだけではなかった、典型!和田浩子
 
仕分け人の「Offce WaDa」代表の和田浩子代表が11月13日の政府行政刷新会議で、21世紀職業財団の業務内容を「能無しでも出来るかもしれない」と発言した。そもそも「脱官僚」を掲げている鳩山政権が仕分け作業において各省庁の所管事業を官僚に行わせている自体、言行不一致である。自らが概算要求で計上した事業について官僚に説明させるのではなく、大臣、副大臣、政務官が説明すべきだろう。  
 この和田なる仕分け人は、一知半解、軽薄で逆上せ上がった人物としか言いようがない。タレント議員も逆上せ上がっていたのか、舞い上がっているように感じたが、この人物も官僚を公衆の面前で侮辱して悦に入っていたのだろう。一事が万事、いい加減な人間が仕分け作業を任されていることを物語っている。

  能なしでも出来る仕分け作業
   「能ある鷹は爪を隠す」というが、「能なしの馬鹿」は、爪を見せた
   くなるのだろう。
           
  
仕分け作業、閣僚からも批判の意見
  11月13日の閣議後の記者会見で閣僚から批判が相次いだ。北沢防衛相は、思いやり予算の一部が仕分け対象となったことに対し、「日米間でも、もう少し透明性を高めなければいけないという議論があり、話し合いを水面下でやっている。対アメリカとの関係も考慮して、防衛省に任せて(日米間の)進展を見てからにしてもらいたい」と述べた。
 原口総務相も、仕分け作業で地方交付税交付金が対象となることについて、「地方交付税は地方独自の財源だ。どこかで(必要性を)一方的に決めていいものではない」と反発した。赤松農相は、「(仕分けの中で)指摘する人たちが分かっていない点もある」とそれぞれ、行政刷新会議が行っている「事業仕分け」作業を批判した。

行政刷新会議の“活躍”は、
   
大臣・副大臣等が無能、責任回避そのもの
  各省庁の概算要求の総額が95兆円を越え、多額の国債を発行しなければマニフェストに掲げた公約を実行できないという。
 政府の行政刷新会議が行っている事業仕分けは、
  ・予算項目ごとに
  ・「そもそも」必要かどうか
  ・必要ならばどこがやるか(官か民か、国か地方か)について
  ・.外部の視点で、・.公開の場において
  ・.担当職員と議論して最終的に「不要」「民間」「国」「都道府県」
       「市町村」などに仕分けていく作業のようであうる。 
 国の事業は、外部に公開で決めることに馴染まないものが多数ある。「能ある鷹はツメを隠す」というが、中国の軍事予算は正確な額が分からず透明性に欠けるのは何故か考えるべきである能の無い“鳩”は全てを晒すが、外交や防衛など他国に関わることはオープンすると国益や安全保障を損なうものがある。
  また事業仕分けを行う前に、行政刷新会議か国家戦略室が各省庁に予算編成に関する判断基準を示すべきである。政府が目指す日本の将来像と、この目標にたどり着くために具体的に達成すべき事項である。
 これが無ければ予算を組む必要があるのかないのか、予算として必要であるが、どこで実施するのがふさわしいかなどについて適格な判断は出来ない。スーパーコンピュターや地方交付税など事業によっては専門的な見識が必要なものもあるが、短時間な論議で、それこそ一知半解の仕分け人が多数決で決めるといういい加減なもので、政治主導と言えた代物ではない。
  各省庁には大臣、副大臣、政務官として入っているが、この人たちは予算を組むときに何もせず官僚の決めた事業をそれこそ“ホチキス”しただけだったのか。行政刷新会議の若い議員や仕分け人が嬉々と作業をしているが場面を見れば、各省庁の大臣、副大臣、政務官は官僚任せで無能なことがよく分かる。
 各省庁は官僚に所掌事業を説明させていたが、「脱官僚」を言うなら大臣、副大臣、政務官が説明すべきである。大臣、副大臣、政務官が判断すべきことを避けたり、矢面に立とうせず、官僚に説明させ若い議員や民間の仕分け人に作業をさせているのは、鳩山政権全体が責任を放棄しているとしか思えない。国民の反発を回避する姑息なやり方である


「官僚は大馬鹿」と言った人物
   
 ”国家戦略”を求めるのは無理な話
  各省庁の大臣、副大臣、政務官は、民間企業であれば経営者・社長や重役である。「わが社の管理職はじめ社員は学校の成績はいいが、大バカだ!」という経営者がはいないだろう。解雇の対象になるような重大な失策をした社員に言う場合などを除けば、このような文言を口にするお粗末な人物には企業の経営、社長は務まらない。部下が一目置く人物でないと企業経営はうまくゆかない。気心知れた仲間を前にして、平素抱いていた劣等意識からでた言葉だろう。
  世界の国々は、自国の生き残りのため長期戦略を描いている。近隣の各国をみればわかる。シンガポールは世界の金融・物流のハブになろうとしている。韓国は南北統一とアジアののセンターを目指している。韓国の釜山港は日本のどの港湾よりも貨物の取り扱い量が一桁大きい。仁川空港に至っては東アジアのハブ空港だ。造船、半導体は日本を凌駕して久しい。中国は政治、経済および軍事力は超大国といってもいい。
 これらの国の政治家は、国の目指す方向を示し官僚をリードしている。
 官僚は大バカだ」と言う大馬鹿な人物は、これらの国の閣僚クラスの人物には存在しない。経済発展が著しい国は、日本の高度経済成長の時代のように政治家と官僚の関係がうまくいっている。
 「能無し犬は昼吼える」という。 吼えるだけで中身がない人物に”国家戦略”室の看板を与えても、票目当てのスタンドプレーはできるが戦略を案出するのは無理である。政治家は場当たり的な大衆迎合に陥ることなく、国のあるべき姿を語るべきである。


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