首相の沖縄訪問を正式発表 普天間移設案説明へ 平野博文官房長官は4月30日午前の記者会見で、鳩山由紀夫首相が5月4日に沖縄県を訪問すると正式に発表した。平野氏は「首相自ら政府の考え方を県民に説明し、直接声を聞いて関係の現場に足を運ぶ」と語り、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)の移設問題に関し、首相が仲井真弘多県知事と会談し、移設案を説明するとの認識を示した。 (4月30 . . . 本文を読む
米紙の普天間報道「事実ではない」 首相、現行案受け入れを否定 鳩山由紀夫首相は4月24日午後、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に関し、岡田克也外相が23日のルース駐日米大使との会談で現行案(沖縄県名護市辺野古沿岸部への移設)を大筋で受け入れると伝えたとの24日付米紙ワシントン・ポスト(電子版)の報道について「事実ではない。辺野古の海が埋め立てられるのは自然に対する冒涜だ。現行 . . . 本文を読む
政府は、シュワブ陸上部に代替施設として「暫定的な駐機場」をつくり普天間飛行場のヘリ部隊の半分を移転させるという。ヘリ“部隊”を人間の体に例えるならば、ヘリコプターは“足”に相当する。“片足”だけ移転させ、訓練も九州各地で分散して行うという。これでは、最近国内各地で起きているバラバラ事件と同じで、“体”として機能しない。素人政治家の単なる引越し案だからアメリカも沖縄県、関係自治体が話に応じられるはずがない。しかも防衛相が米軍施設は”迷惑”だと言うに至って自治体も受け入れない。この時期になっても首相は「日米はより対等に」と米タイムの取材に応えたが、普天間問題の“迷走”は、迷走でなく親中離米志向の確信によるもの、普天間問題が解決しなくても構わないと宣言したようなものだ。鳩山政権は、日米同盟実質“解消”とアメリカの“反攻”に備えた覚悟、準備がなく、無意識的に浮遊、売国の道を歩んでいる。まさに首相が馬鹿では国がもたぬ見本のようなものである。
. . . 本文を読む