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路傍奇術者達の讃歌 -Admiration song for street magician-

ストリートマジシャンの活動日記

演じ方

2016年11月11日 | 駄文
マジックの演じ方を教えてほしいと言われたので、取り合えずその場では自分の考え方を話した。

しかし、ちゃんと他人に話すために整理された演出論の方が良かろうと思い、手持ちの演出論について書かれた書籍等を見返して書き出していく。
これは全部話すと何時間もかかると思ったので特に重要かつ効果のある5つのポイントに絞って話すことにした。結局1時間以上かかったけど。

構成について 始まりと中間と終わりを考える。
目線 観客は自分の見ているところを見る。
交流 観客とコミュニケーションをとろう。
緊張 いかにして緊張を解くか。
2w1h 何を演じるか、どうやって演じるか、なぜ演じるか。

質問されたのが、なぜ演じるか、つまりマジックの目的を定めるということが良く分からないということ。
マジックの目的は見てもらう人に楽しんでもらうため、ただそれだけではないか、と言われた。
もちろん最終目的はそれなんだけど、笑ってもらって楽しんでもらう、感動して楽しんでもらう、
びっくりして楽しんでもらう、不思議な体験をして楽しんでもらう、観客みんなに参加してもらって楽しんでもらう等、
楽しんでもらう目的に向かうために、何を目的にマジックをするか、ということです、と話したら納得してくれた。


トランプの白鳥


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