連休前半の29日に北八ヶ岳に行ってきました。知ってる人は知ってると思いますが、小淵沢の近くから見える八ヶ岳は見るからにアルプス的な感じの鋭鋒が林立した山で、登るのもそれなりの準備と覚悟が要ります。それに対して北八ヶ岳は標高こそ2千メートル以上ありますけど、なだらかな頂がうねるようなつながったやさしい山です。で、まだ雪の残るGWに本格的な登山をするのは大変なんで、ロープウェイで上がって、軽く横岳(北横岳)に登ろうと思いました。天気予報でもとてもいい天気って感じですし、横岳は360度の展望がきくそうですから。
ロープウェイの中のアナウンスで言ってたんですが、昨日の荒れた天候で雪が降ったそうです。さすがは高山だなって思って、ロープウェイから降りたところは坪庭と呼ばれる溶岩が作った開けた土地です。
ここだけは除雪されてハイヒールの人も散策できるようになっていますが、一面の雪原です。
目指すはあの山。それほどの距離でないのは明らかで、夏ならほんの1時間くらいでしょう。しかし、坪庭から登山道に向かう人はみんなアイゼンをつけています。私は一応昔から持っている登山靴を履いていますが、どうなることやら。
雪の上の動物の足跡。この辺に多いカモシカか、キツネでしょう。道はところどころが急な登りになっていて、溶けかけた雪が滑ります。登るのはしっかり蹴り込んで足がかりを作っていけばいいんでそれほど困難ではないんですが、帰りの下りはちょっと心配です。登山は登りよりも下りの方が危険です。いわゆる膝が笑うというような状態に足が疲れているときの雪道や特に溶けた雪が凍ったアイスバーンは本当に恐いものです。
画像を見ると寒そうですが、寒いと言えば寒かったです。でも、歩き出すとすぐに汗がにじむくらいになるのはわかりきっているので、通気性のいい半袖のトレーニングウェアの上は薄手のシャツだけで、下はジーンズです。他の人のような登山らしい服装じゃないですが、お天気は保証されたほどの良さですし、まあそうでなくても雨具さえしっかりしたのを持っていればだいじょうぶです。登山は足で登るものですから、足回りが何より大事です。
途中ですれ違ったアイゼンをつけていない人に訊いてみると、頂上のちょっと手前は急登だけど、それまでは大したことはなく、アイゼンなしでもだいじょうぶだろうとのことでした。少し安心して1時間ほどで頂上すぐ下の小屋に着きました。そこからは確かに急な登りが多く、ちょっとむずかしい感じもありましたが、なんとか登りきりました。
いやー。登ってきてよかったなって思いました。まず八ヶ岳が間近に見え、そこにつながるなだらかな稜線の重なり合いもとてもいいですね。
その少し右手が南アルプスの主峰、北岳や甲斐駒ケ岳などです。しょっちゅう見てる山々ですし、登ったこともありますが、高いところから見ると格別です。
次が御岳です。おんたけという名前も信仰の山ってこともこの姿を見ると納得させられます。
これは木曽駒ケ岳を中心とする中央アルプスでしょう。ちょっと自信がないのは特徴のある山がないのと何より行ったことがないからです。
富士山の模型のような形をしているのが八ヶ岳山系の北端の蓼科山です。この山は姿はきれいですが、それだけに単調な登りが続くのがはっきりしていて、登る気がしません。私は3千メートル以上の山は全部登っています、唯一富士山を除いてw。単調なのはとことん嫌いなんですね。……蓼科山の後ろに雲のようなものが見えますが、この日はそんなものはありません。すべて雪をかぶった山で、槍ヶ岳、穂高などの北アルプスです。妙高山までよく見えました。
御岳の上を飛行機が飛んでいきます。爽快ですが、頂上なのでちょっと風が強く寒いです。ここはわずかな鞍部でほとんど同じくらいの二つのピークがあります。奥の方がちょっと高いんですが、諏訪盆地を見下ろすことができる手前の方に三角点があります。
降りていくと案の定、滑りやすいところがたくさんありました。慎重に足を運んでいたつもりですが、足の置き所を間違えて尻餅をついてしまい、やれやれと思って立ち上がるとすぐにもう1回尻餅をつきました。その後はもっと慎重になったので無事坪庭まで戻ってくることができました。装備の重要性を再度思い知らされました。
ロープウェイで降りてきて売店をぶらぶら見ていると信州、山梨、富山限定のポテトチップスがあって、なんだかおかしいので撮りました。ここは一応信州なんですが。……そこからさらに下って白樺湖畔で山菜ざるそばを食べて、満開の桜をながめながら戻りました。
ロープウェイの中のアナウンスで言ってたんですが、昨日の荒れた天候で雪が降ったそうです。さすがは高山だなって思って、ロープウェイから降りたところは坪庭と呼ばれる溶岩が作った開けた土地です。
ここだけは除雪されてハイヒールの人も散策できるようになっていますが、一面の雪原です。
目指すはあの山。それほどの距離でないのは明らかで、夏ならほんの1時間くらいでしょう。しかし、坪庭から登山道に向かう人はみんなアイゼンをつけています。私は一応昔から持っている登山靴を履いていますが、どうなることやら。
雪の上の動物の足跡。この辺に多いカモシカか、キツネでしょう。道はところどころが急な登りになっていて、溶けかけた雪が滑ります。登るのはしっかり蹴り込んで足がかりを作っていけばいいんでそれほど困難ではないんですが、帰りの下りはちょっと心配です。登山は登りよりも下りの方が危険です。いわゆる膝が笑うというような状態に足が疲れているときの雪道や特に溶けた雪が凍ったアイスバーンは本当に恐いものです。
画像を見ると寒そうですが、寒いと言えば寒かったです。でも、歩き出すとすぐに汗がにじむくらいになるのはわかりきっているので、通気性のいい半袖のトレーニングウェアの上は薄手のシャツだけで、下はジーンズです。他の人のような登山らしい服装じゃないですが、お天気は保証されたほどの良さですし、まあそうでなくても雨具さえしっかりしたのを持っていればだいじょうぶです。登山は足で登るものですから、足回りが何より大事です。
途中ですれ違ったアイゼンをつけていない人に訊いてみると、頂上のちょっと手前は急登だけど、それまでは大したことはなく、アイゼンなしでもだいじょうぶだろうとのことでした。少し安心して1時間ほどで頂上すぐ下の小屋に着きました。そこからは確かに急な登りが多く、ちょっとむずかしい感じもありましたが、なんとか登りきりました。
いやー。登ってきてよかったなって思いました。まず八ヶ岳が間近に見え、そこにつながるなだらかな稜線の重なり合いもとてもいいですね。
その少し右手が南アルプスの主峰、北岳や甲斐駒ケ岳などです。しょっちゅう見てる山々ですし、登ったこともありますが、高いところから見ると格別です。
次が御岳です。おんたけという名前も信仰の山ってこともこの姿を見ると納得させられます。
これは木曽駒ケ岳を中心とする中央アルプスでしょう。ちょっと自信がないのは特徴のある山がないのと何より行ったことがないからです。
富士山の模型のような形をしているのが八ヶ岳山系の北端の蓼科山です。この山は姿はきれいですが、それだけに単調な登りが続くのがはっきりしていて、登る気がしません。私は3千メートル以上の山は全部登っています、唯一富士山を除いてw。単調なのはとことん嫌いなんですね。……蓼科山の後ろに雲のようなものが見えますが、この日はそんなものはありません。すべて雪をかぶった山で、槍ヶ岳、穂高などの北アルプスです。妙高山までよく見えました。
御岳の上を飛行機が飛んでいきます。爽快ですが、頂上なのでちょっと風が強く寒いです。ここはわずかな鞍部でほとんど同じくらいの二つのピークがあります。奥の方がちょっと高いんですが、諏訪盆地を見下ろすことができる手前の方に三角点があります。
降りていくと案の定、滑りやすいところがたくさんありました。慎重に足を運んでいたつもりですが、足の置き所を間違えて尻餅をついてしまい、やれやれと思って立ち上がるとすぐにもう1回尻餅をつきました。その後はもっと慎重になったので無事坪庭まで戻ってくることができました。装備の重要性を再度思い知らされました。
ロープウェイで降りてきて売店をぶらぶら見ていると信州、山梨、富山限定のポテトチップスがあって、なんだかおかしいので撮りました。ここは一応信州なんですが。……そこからさらに下って白樺湖畔で山菜ざるそばを食べて、満開の桜をながめながら戻りました。
*************
↓アンケートやってます↓
なんかいろんなものがあるサイトです。
写真が同じなので驚きました。
眺望がよくて本当に楽しめましたね
それにしても北八も良い感じですね。
alpyonさんはHNからしてかなり登山をされているようですね。私も時々は登りたいですが、しばらくは日帰りの低山中心かなって思っています。
北八ヶ岳は見晴らしもいいし、落ち着いた穏やかな感じが好きですね。
いつもお天気には恵まれてません?
日頃の行いがいいのかな、それとも計画がばっちりなのかな。
気持ちよかったですよ。横岳山荘から2回も行ってしまいました。