3/5にサイトにGoogleの検索ボックスを設置しました。一般的にはまだまだYahooで検索されている人も多いようですが、結果の最初にスポンサーサイトが出てくるのが鬱陶しいし、結果もなんだかなーってことが多いように思うので、私の第1選択はグーグルです。もうちょっと言うと画像を探す時はgooなども含めていろいろやってみることが多いですし、逆に海外のサイトだとグーグルに限るって感じです。
で、そういう検索ボックスを設置しているサイトってけっこうあります。でも、ふつうはツールバーをブラウザに導入すればいいから、今さらって感じです。まあ、あれはアフィリエイトの一種のAdSenseの場合が多いんですが、私はそういうのに興味がないというか、広告が自分のサイトにあるのってキライなんです。遊んで暮らせるほどおカネが入れば話は別ですけど、小銭(かどうか知りませんが)目当てにペタペタ目障りったらありゃしない。かつての電話ボックスのチラシが電脳界に移動したんだろって思っちゃいますw。
それはともかく、自分のサイトの中をググりたいなって思ったんですね。PCやネットの知識が乏しいので、例によって試行錯誤した挙句、やっと広告なしで設置できました。ブログだとこういう機能はめずらしくなく、このgooもできますが、サイトだと格別の感じがあります。自分で言うのもなんですが、この2年間に掲載した大量かつ様々なジャンルの文章から特定の言葉を一瞬にして探し出してくれます。例えば「モーツァルト」で検索すると18件がヒットします。これはファイル単位なんで、クラシックについて書いたものだと「モーツァルト」は1つのファイルでしつこいほど出てきますが、それはハイライト機能や次検索機能を使えば見ていくことができます。それ以上におもしろいのが短い物語のように思いがけないところで使っている場合もちゃんと検索してくれることです。書いた本人ですら忘れていたような文脈で出てきて「おー」って感じです。
これは本に索引があるのと同じというか、それ以上です。かつては索引がついたものが良書の目安でした。でも、学術書でも大抵はお弟子さんか編集者が作るんでしょう、行き届いた索引にはなってないことが多くて、調べたいことが見つからず、何度もページをめくり直したりしたものです。検索エンジンはそういうストレスがありません。しかも言葉は自由に選ぶことができます。「モーツァルト」みたいな固有名詞ならそれなり意識して使っていますが、「愛」とか「恋」なんて言葉だとどんなところでどんなふうに使っているのかほとんど想像もつきません。自分で何を考え、何を書いたかなんて私はあまり覚えていませんから、よけいにおもしろいんですね。
まあ、他の人にとってはおよそ関心がないことだと思いますが、サイトやブログの基本は自己満足ですw。まるで自分の頭の中をこびとさんが旅行してメモを残してくれているような快感を覚えます。そのメモを忘れん坊の私が拾って喜んでいる。つまり「セレンディピティ」です。……ところがこの言葉では何も出てきません。前回2/12に更新したときに初めてサイトに登場した言葉なんで、たぶんGoogleのクローラーがまだ訪れていないか、見落としたんでしょう。「また来てね」とこびとさんに声援を送りたい気分です。
ちなみに「ぽけっと」でもいくつかヒットしました。
ってことで私も遊び心のお相伴にあずかってみました。
サイトない検索は便利ですよね。セレンディピティで検索したらちゃんと結果が出ました。
Taaでは何も出ません。(笑)
まあ、ぽけっとさんからは何をムキになってるの?って忠告していただいているんでしょうね