夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

戦後70年談話、どのような表現・内容が望ましいか

2015-02-03 | news
憲法改正を国民に問う、そして改正案の骨子を談話の中心に据えるのがいいのではないか。

先の大戦の反省やらその見直しやらでは、首相自身が言ったように細々した修辞学に陥ってしまうだろう。
「こういう国に自分は変えたい。そのために憲法を改正しようと思う。過去の反省と未来への展望に立って必要なことを今やらなければならない。国民のみなさんは、世界のみなさんはどう思うか」と訴えてはどうか。
国家のあり方より憲法を上位に置いたような議論が未だに横行している気がするが、それを断ち切る上でも必要ではないか。

戦術的な面から言うと、個々の政策は役所や与党やマスコミやその他もろもろの意見の調整があって、諸外国のように政府のトップが自分の言葉で自分の思想・哲学を語ることがなかなかない。

今さら70年も前の戦争について談話が要るのかという気はするが、中国も韓国もその他の国も出すだろうから、何も言わないのは何も考えていないと言われても仕方ないだろう。
もちろんどのような批判や反発があるか、それにどう対応するかはシミュレートしておくべきであり、いちばん考慮しておくべき国は中韓ではなく、アメリカだろう。
アメリカは「ファシズム体制の日本を打ち破り、根本的に改革した」という歴史観を変えることはないだろうから、それを前提にどこまでなら彼らが容認できるか、苦々しく不愉快に思いながらも対日政策を変えるところまではいかないという線を見極めておく必要があるだろう。

いずれにしても真正面から自らの国家像を示し、国内外に是非を問う勇気を持ってほしい。



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