夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

題詠:伸びた髭

2006-03-15 | poetry


   伸びた髭

夕方になると
あなたがメールを送ってくる
すっと席を立って何気なく後ろから見る
あなたの頬の髭が薄っすらと伸びている

いつものところで軽くワインと食事
あなたはゆっくりと肉を切る
おあずけをされてるみたい
あたしって考えすぎなのかな

月の光が入る窓に向かって
髪の毛をかき上げて、かぶさっていく
胸にちくちく痛いのが
焦らされた体に心地いいから



最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。