通勤 2009-06-27 | poetry 通勤 朝は居眠りしたり、ゲームをしたりしている。 夕方はきょろきょろ空席を探したり、メールをしたりしている。 だんご虫のように自分に閉じこもっているか、 巣をつつかれた蜂のようにイライラしているか、 いずれにせよ幸福な人はほとんどいないだろう。 それどころか我々の見るところ、 この車両だけでも少なくとも7人は隣の人間に殺意を抱いている。 やれ化粧をしただの、背中の荷物が当たるだの、傘のしず . . . 本文を読む