夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

題詠:夏の終わりの日

2006-09-03 | poetry
   夏の終わりの日 夏の終わりの日に君は生まれた 時々流れる風が涼しくて まぶしい陽の光がやわらいで 華やかで寂しげな表情を見せる 「また一つ年を取っちゃった」 「そんなことないよ」 ぼくの誕生日のときとセリフを入れ替える 愛おしさがこみあげてくる どっちのケーキを食べるのか じゃれあうように言い争いをしていても 遠くに行ったりしないでと思ってしまう 君が生まれたばかりの青みがかった目で . . . 本文を読む