題詠:秋の始まりの日 2006-09-05 | poetry 秋の始まりの日 秋の始まりの日にあたしは生まれた きっとこの朝のように青く 静かに始まったんだろう ひんやりとした風が 体の火照りをさましてくれる 「今日は一日いっしょにいるよ」 夏の間、あたしをひとりぼっちにした 埋め合わせをするようにあなたは言う くすくす笑いながらあたしはもう一度 あなたの首に腕を巻きつけていく 明るいけれど、やわらいだ 陽の光の下を歩こうか? きっと今日の世界 . . . 本文を読む