夢のもつれ

なんとなく考えたことを生の全般ともつれさせながら、書いていこうと思います。

題詠:時計

2006-03-20 | poetry
    時計 あたしは朝起きるのが苦手で 知らない間にアラームを止めてしまう 業を煮やした目覚まし時計は 夢の中に入り込んでいたずらをする 昔の彼氏があたしのピアノを勝手に弾いている もしゃもしゃした毛の生えた指で 鍵盤から水が噴き上がり 洪水になる予感がする 子どもの時に死んだおばあちゃんが 携帯電話のCMソングを歌っている けばけばしい柄の着物で 従兄弟たちが勢ぞろいして回し飲みしてい . . . 本文を読む

春はモーツァルト

2006-03-20 | music
 春はモーツァルト。やうやう変わりゆく響き、少しかげりて、紫だちたる笛の細くたなびきたる。 (現代語訳^^)  春の音楽? うーん、ヴィヴァルディとかベートーヴェンとかシューマンにそんな名前の曲があるけど、そういうのを連想するのって、安易だと思うんだ。やっぱりモーツァルトがいいんじゃない?   彼の曲って、いきなりサビって感じなんだけど、聴いてるうちにだんだん変わっていくところがツボなのよ . . . 本文を読む