悔しいぼやき。

最近、よく、電車の切符をなくす。


改札を通り、無意識のうちに、切符はどこかへと行方不明になる。


目的地へ着き、改札を出ようとすると、切符が見当たらない。


「どこかに入れたはず」という想いで、
最初こそ、余裕の顔で、ポケットを手で探るけれど、
次第に、自分の表情に余裕がなくなってくるのが分かる。


とりあえず、手にしている、ケータイとＭＤをしまう。

そして、真剣に探す。



・・・ない。


駅員さんに正直に打ち明ける。


情けない気持ちと、損をした気持ちで、
お金を改めて払い直して、改札を通らせてもらう。



・・・これを、最近、よく、してしまいます。


そもそも、僕は、改札通る時に、
ケータイでメールは打ってるわ、
ＭＤは大音量で聴いてるわ、
それだけならいいけど、片手に文庫本を持っていたり、
花粉症だから、鼻をかんだティッシュを持っていたり。


とにかく、「～～ながら」が多いのです。

ケータイでメール打ちながら、
ＭＤで音楽を聴きながら、
そして、更に何かを持ちながら、
改札に切符を通す。


改札に切符を通した後の自分の行動にまで、責任を持てません。
意識してないもん。





悔しいなぁ。



更に悔しかったのが、この話を、美人顔の後輩にしたら、

「そういう時、駅員さんは、許して、通してくれません？
　私、お金、払わなかったですよ？」

という返答。
爽やかな笑顔と共に。




・・・悔しいなぁ。