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NFLとNBAとその他諸々

PO一回戦-8

2015-05-04 18:51:16 | NBA
NFLのドラフトに夢中になっていたが、
気が付けば、POも1回戦全てが終了。
時の流れは、速いもんである。

・CHI vs MIL
 2連敗はしたものの、危なげなくCHIの勝ち抜け。
第6戦はアンテトクンポの退場もあり、
120-66と大差。
CHIとしては、あっさりスィープで休養したかったはずだが、
2戦余分に戦うことに。
プラス要因としては、ハインリックやミロティッチの
怪我人が戻ってきて、試合勘を少し戻せたこと。
6戦目の大差で、ベンチメンバーも
試合に出場できたこと。
次は、イースト本命CLE戦。
楽しみなカードとなる。

MILは、大躍進の1年間を後味の悪い負け方で終わる。
それでも収穫は多く、経験は十分に積めたはず。
足らないもの(シューター)の補完計画は、
HCキッドがいれば、オフシーズンにやってくれると期待はできる。

ウェストほどではないが、
イーストにもガードを止めないと
勝てないチームが存在する。
ディフェンス能力の高いガードの確保も、必要。

ドラフトで行うのか、
外から引っ張ってくるのか、
現有戦力を育てるのか。

オフシーズンになっても、
HCキッドの手腕に期待します。 

・ATL vs BLK
 こちらも2連敗したものの、危なげなくATLの勝ち抜け。
もともとが、勝敗数ほど圧倒的に勝ち進めるチームではない。
(と、個人的には思っている)
重圧に打ち勝ち、普段どうりにプレーできるか、
固くなり、シュートが入らなくなるかで、
このチームの明暗は分かれる。
負けたことが、特に2連敗でタイまで行った事が、
精神的には強く成れた、いい経験だといえる。

とはいえ、次戦はPOになり好調なWAS。
スモールラインナップのATLとしては、
最悪な対戦相手かもしれない。

・LAC vs SA
 もつれにもつれた唯一のカード。
5戦目は、ジョーダンまさかのゴールペンディング・・・。
パーカー、ディアウに対し、ジョーダン、グリフィンで
ゴール下でいいポジションを取っていたにも関わらず、
というところが、いかにも残念。
ホームで落として、正直だめかと思った・・・。
 6戦目は、グリフィンが大爆発。
得点もそうだが、リバウンドの強さと高さ。
ジョーダン以上に、圧倒的。
MIPは当然取れないだろうが、
高いレベルにいるにもかかわらず、
毎年進化するグリフィンには、
個人的にはMIP候補としている。
SAはベリネリとディアウが活躍するも、
この2人がNo.1・2スコアラーになるようでは、
勝ち目は無い、はず。
それでも、4Q最終盤までぎりぎりの戦いに持ち込むあたり、
王者の貫禄と底力。
 7戦目は、1Qから総力戦の様相。
SAはついにグリーンが当たり始め、6/12(3P:3/7)で16P。
しかし、ベンチメンバーから当りが消える。
(それでも、26対22でベンチポイントは上回る)
誤算は、C.ポールとしか言いようが無い。
1Qで足を痛め、一時ロッカーに下がる事に。
ただ、戻ってきてからが鬼のよう。
FG9/13(3P:5/6)で27P。
リバースは何も出来ず、足を引っ張るだけだったが、
デービスとジャマクロもそれなりに活躍。
レディックも、残り5分から2本の3Pを含む14P。
バーンズも、残り3分きってからの3Pを含む17Pで、
決定的なオフェンスリバウンドも取っていた。

ジョーダンは、ハックに苦しみ大活躍とまではいかなかったが、
チームのほぼ全員で接戦に持ち込み、
勝負弱いと言われ続けた(ここでだけかも知らないが)
ポールが最後にきっちり仕事をする。

1回戦から強敵との対戦だったが、
SA相手に競り勝てたことは、とても大きい。
20点差を付けてのスィープなんかよりも、だ。

ポールの足の具合は心配だが、
この戦いを通じて、消耗は否めないが、
確実に大きく成長できたはず。
一皮剥けた予感がする。

SAは、またしても連覇ならず。
一番の誤算は、グリーンの不発もあると思うが、
2位シードを取れなかったこと。
先にDALと戦っていれば、Conf.FでGSと戦うのは、
SAだった可能性が高い。

OTでNYNなんぞに負けた、たった一つの敗戦が、
ポポビッチの計算の狂いはじめの
プロローグだったかもしれない。

また、いまだに39歳のダンカン頼み感が、
ところどころ見え隠れ。
選手を育てるのは、あまりうまくないのかも・・・。
素質を見抜くことは、一級品かもしれない。

ベテランには、早めに引退いただかないと、
本当の意味での世代交代は進まない。

ダンカンとジノビリ。

潮時だと思いますけどねぇ・・・。

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